すべてのおすすめ
五時間半のパートも毎日つづくと
腕も、足も、腰も痛くなって
お風呂上がりにはからだじゅうに 
星を貼って、寝ます
星は、
ツボとよばれるからだの黒点に貼るから
いくつか貼ると
わたしのか ....
感受性のない人間が

この世を支配している

だが、それは多分、当然の事なのだ

世界は義務を遂行し、すでにある価値を認める者に

多大なる権利を与える

従って、パス ....
  きみは自分が誰かしっているのか
  湯で卵のはいったカレーパンを口にほおばり
  買ったばかりの黒い手帳に夢中になっているとき
  見境のない冬の風が 昨日のきみといまのきみを重ね合 ....
膝下五センチのスカート丈
三つ折りの白い靴下
おかっぱに切りそろえた髪
私は校則通りの平凡な中学生

ふくらはぎ下までのスカート丈
伸ばしたままの靴下
パーマがかかった茶髪
そう、あな ....
冬の子どもたちが
落ち葉のマントを纏って
手をつなぎ
かごめかごめをしている

誰かが
あっちだ
と言って走り出すと
手をつないだままで
一斉に駆け出していく

遅れた子を 心配 ....
風邪をひいて一日寝ている
よくもこんなに眠れるものだ
寝ては目覚めてまた夢を見る
夢で野垂れ死にしても不思議ではない
見知らぬ旅館に隠れている
ドアが開いたかと思うと風呂上りの子どもが転がり ....
男はそれからかなしいくらいに震えて灯りをけした。
蝶々はどこで死ぬのだろう
鳥の眠りは浅いそうだ
凍りついたまばたきに春が来ないことはわかっていたが
それでも男はここにいたかった
微熱があって
今朝はブラックのコーヒーが
舌でざらついた
飼い猫は冬になってからというもの
こたつを定位置にしている
決まった居場所というのは
誰しも安心するものだろうか

手の ....
  テナガザルが白い顔をひきつらせて けらけらと笑っているような
  摩訶不思議な雨が きょうは降っていた
  いたるところで石を打ち 草を濡らし 心をかなしくして



  きの ....
死ぬ気でやって死んだ 時折 挫折します

嘘です

いつでも挫折しています

そのうち挫折があたりまえ

嗚呼 挫折こそわが人生わが歌

骨折も痛いが

挫折も痛いああ痛い

坐骨神経痛を略 ....
趣味的に詩を理解し

生活の合間に絵画を見る

・・・君はそれをダシに

女の子とデートの予定を組むのかもしれない

あるいは利口な大学教授はそれで

自分の息子を私立の高等学校に ....
みんな眠ってしまった
わたしは静かな夜を履いて
よく乾いた死骸をひろいあつめる
時間、音、大型ラジオ
そういうものたちを

きっとある
この夜の留め具になる死骸が
みればすぐに ....
かすかな風は髪とタオルを揺らしただけだった
裸のまま 心のままで
僕は霧深き海を見下ろして立つ
朝は鞄の金具ががちゃがちゃ鳴ってやってくる
冬眠したい放し飼いの蝶蝶

いつのまにか朝をしなくてもよくなった
ただ露をながめ
ひやりを舐める
ついきのうまで往来を洗う私だったのが
い ....
  今日のことを忘れずいよう
  遠くまで青く 空は澄み
  音楽はいたるところで 風に薫っていた



  何度おなじことをくりかえしても
  わたしはひとを恨むだろう
   ....
「……解ったか? 」

「 否 何も」

「 感じたか? 」

「 ああ 何かは」

「知りたいか? 」

「それを? それともそれについての知識を? 」

「与えられるのは知 ....
ペットボトルのごみの日
中身(心)はもうとうになくて
キャップ(顔)やら
包装(洋服)やらを
捨て去ったら
みな
潔い裸になった
とても清々しいごみの日には
カラスさえも
素通りする ....
濡れたアスファルトに夜が映る
泣いているような夜の顔
ネオンの化粧が滲んで行く

綴った言葉は今朝もまだ濡れていた
光と音/朝のピンで留められたまま
すべての顔が微笑んでいるわけではない
 ....
例えば、僕達に否定する事のできない

沢山の道楽や快楽がはびこっている

誰かがアイドルになる夢、金を沢山持つ夢、有名になり、人から見られる夢

そんな夢がたくさんあって、それ ....
逃亡できない
嫉妬
現実
リアリティ
そこはかとない絶望
と希望
天秤にかける
事実と
デメリット
メリット
わたしという名のにんげん
並べる
ことばの
破片 ....
ひとはまっすぐ生きられない
かならず、曲がり角はやってくる
見覚えのない交差点はこわい
視界の閉ざされた曲がり角は、もっとこわい

たとえば
人生がなくても小説は書けるという
それは ....
音楽は奏で

詩は語る

誰もが沈黙を要しているが

誰もが饒舌を愛好している

誰もが批評家だが、「創作家」は一人もいない

・・・最近では、哲学者はみんな哲学研究者に還 ....
はずれるとき
音はただしい

はじめからはずれていた
輪は閉じていた
幾たびもはずれながら
いちいち動じている
しかしながら
はずれるとき
あきらめはもう終わっている

そし ....
どういうふうに笑えばいいか知っていた
人びとが納得するために
どういうふうに傾いで、
どういうふうに泣けばよいか

いまは
だから
どういうふうに笑えばよいのかわからない
自分の納 ....
あなたの夜が空を飛んでいる。平らかなあなたにふさわしい藍色のなかをひかりの流れるように。ねそべるかたちに匂いが残り、重みが残り、この部屋には、あなた以外の何もかもがある。

何がここにあっただろう ....
  あなたに梨の実を贈りたい
  寒く厳しい冬の夜に
  愛するあなたが
  梨の実の夢を見られるように



  くちづけは消えてしまうから
  抱きしめあった温もりも
  ....
  あなたの椅子が何も話さず
  ただ黙って眠っているように見えるとき
  切り分けられ 椀に盛られた柿の実だけが
  退屈な話を静かに続けていた



  昨夜
  あなたは ....
みじかいキス、そして雨
矢印の方向へ

ドーナツみたいな彼
長ぐつの夜
思っているのとはすこしちがう

水色は水に返す
言葉は
だれにかえしたらいい

みじかい雨、
そして ....
幼いわたしは子猫を拾って同じ場所に捨てに戻って泣きながら家に帰る道をなくした
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3041)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星座- たま自由詩35*13-11-28
明日の勝利- yamadahifumi自由詩213-11-28
きみはしっているのか- 草野春心自由詩513-11-27
さくら色の息吹- 夏美かを ...自由詩33*13-11-27
校庭- Lucy自由詩24*13-11-25
風邪と悪夢- ただのみ ...自由詩21*13-11-24
物語B- はるな自由詩413-11-23
笹舟の行方- かんな自由詩5*13-11-22
古くからの漁法を使って- 草野春心自由詩413-11-21
死ぬ気でやって死んだ- 北大路京 ...自由詩613-11-20
挫折の人- ただのみ ...自由詩23*13-11-20
詩は何のためにあるか- yamadahifumi自由詩213-11-20
夜の金具- はるな自由詩713-11-20
露天風呂- Neutral自由詩313-11-19
朝の金具- はるな自由詩613-11-19
明日- 草野春心自由詩213-11-17
問答BROTHERS- ただのみ ...自由詩17*13-11-17
とうめいな容れ物が収集を待っている- そらの珊 ...自由詩2613-11-17
週末の欠落- ただのみ ...自由詩17*13-11-16
記憶の光景- yamadahifumi自由詩113-11-16
探さない夜明け- かんな自由詩5*13-11-15
曲がり角のひと- たま自由詩25*13-11-14
一番幸せだった時- yamadahifumi自由詩213-11-14
はずれる- はるな自由詩513-11-13
糸糸- はるな自由詩213-11-12
窓、窓ガラス、そして外- はるな自由詩213-11-11
梨の実の夢- 草野春心自由詩413-11-11
静けさ- 草野春心自由詩513-11-11
みじかい夜- はるな自由詩213-11-10
夕刻虫の音響いて綺麗にせめて耳だけ塞ぎな- かんな自由詩6*13-11-10

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