意志を強く持ち
困難に立ち向かう
ぶれることなく
やり続ける。

石の上にも三年
禁煙三年
禁酒八年
馬鹿のギャンブル12年

へこたれそうになる時も
わが子の顔を見ると
辛抱 ....
昭和42年、栄光の巨乳輪とともに産声を上げて以来
今日まで43年間、巨乳並びに乳輪のために絶大なるご支援いただきまして
誠にありがとうございました。
皆さまから非難、中傷、嘲笑を受けながらも
 ....
自分のことで
人の手を煩わすことは
恥ずかしいことだと思いなさい
それに気づかないことは
恐ろしいことだと思いなさい
いつか
それに気づいたならば
感謝しなさい

はじまりのすべては ....
眠れない夜
蜘蛛の子達が蠢き出す

無数の血管に入り込み
チクチクと毒針を刺す

体は痙攣してハイになり
脳に届いた毒は
死の自動思考を始める

蜘蛛の子の毒は
精神を少しずつ殺 ....
六月二十七日は、
私のしるひとの命日です
あの葬式では、
天気雨降りました。
七色の午後
左手薬指の約束に花輪をそなえました。

あの天然水は
このからだをとおりながれることはなくいま ....
自動販売機のコイン投入口に
すいこまれていく女の人をみた金曜日の夜
ポッケの底のおつりの枚数をかぞえていた
裏面をやさしくなぜながら
口当たりの良い絶望味のコーラをぐびぐびのんだ

昔乗用 ....
つまづくはずのないところで
足をくじき
恋に
落ちてしまった
わたし
すっかりからまっていて
逃げ出すことも出来ない
あなたの前
ほとんど裸じゃない
ただ、いたずらに
マシュマロを ....
耳たぶがかさかさすると思ったら
どうやら蟻が一匹のぼってきてたらしい
上半身だけゆっくりと身体を起こす
よく伸びた夏草が足を覆いかけている


さっきまであおいろばかりだった空に
いつの ....
雨 雨
切々と うたう

わたしはピアノを弾いている

絵も描けず
詩も書けず
下手な暮らしをしているが

わたしはピアノを弾いている

今この瞬間
いくつもの
想いが
浮 ....
怒っている
しめった風の吹く夕方
私鉄沿線最寄り駅前「鳥凡」の店先に坐りこんで
怪人ホウセンカ男が
怒っている
風鈴の音色は不快にやかましく
日もまだ暮れないうちから
すっかり酔っぱ ....
カウンターの背の高いスツールに腰掛け
グラスに注がれたバーボン
氷のゴツゴツした表面を覆いながら滑り落ちる
琥珀色の液体にジッと
視線を這わせ

すでに結露したグラスを捧げ
グビリと ....
人間はたまねぎのような皮ばかりだ。どれが本当のわたくしというものはなく、あるのは薄い皮ばかり。

ニーチェ→フーコー、ベルクソン→ドゥルーズというのは中2病の系譜ではないかと思いはじめた。では、そ ....
赤い月夜の森の中を
恋人達が無言に行く
凍った大気と闇の道を
二人は抱き合って行く
抱き上げられた女は
男の肩に頭を預け
柔らかに目を伏せて
その温かさに耳を着け
胸の鼓動を感じている ....
埋めてください
私の重たい脚を

埋めてください
私の拙い相槌を

埋めてください
私の荒んだ眼を

埋めてください
あの子の笑顔を

埋めてください
埋めてください
冴えわたる空気の中に
まだらに浮かぶ闇の重み
夜は更けつつあるが
時間は闇を支配しない
眠りの底に光のように
拡散しているかそけき時

この部屋はもう暮れてしまって
亡霊たちも ....
          ホルマリン浸陰嚢びちゃり鈍い音を立

                 て

          潰れる   潰 れる    潰     


            ....
鶏のおくのなか きちがいな海がながれる
泡は掬えず とりあえず雲だけ

わたしが人をみるのはつなげないから
生きるために理解するから

止めることを熾き上げて
暗い白に

わたしが人 ....
最近何とも鬱気味で
鬱気取ってる自分が嫌い
誰もお前の事なんか気に留めてないんだから声も出さずに
黙々と手際良く
自分で自分の墓穴を掘って
そん中でちっちゃくなって丸くなって死ね ....
何もかも丁寧に壊して
安心して
がれきよ
重さに打ちつけられて
苦しいと痛いで
体があるのがわかる

行き場のない性欲を
親切な人にぶつけた
わたしって非道
自分の感情を丁寧に
 ....
お袋がいない時は
いつもカップヌードル
孤独なお腹を満たしてくれる。
寂しさを一瞬忘れる。

お湯を注ぎ
3分待って
火傷に気を付けて
はい、召し上がれ

お袋今日も
残業かな
 ....
雨の日の仕事
行くのが嫌だ
靴下は濡れる
雨着は蒸れる

足元はすべり
視界が悪くて
渋滞している
公園は濡れる。

煙草は吸えず
体は寒くなり
同僚の差入れ
肉まん美味い
かたちのない宝石を
手のひらで転がす九月の午後
孔雀たちはまどろんでいる
淡く実る葡萄の夢を見ながら
例えば其れが レールだったなら
寄り添い過ぎると 事故を起こすから

たまに 歪むのを 許されると するならば
平行四辺形 

ゆらゆら 揺れる手には グラス
なみなみに 注がれたるは
 ....
酒を飲んで暴れる親父が嫌いだ
人の言うことを聞かずに
好き勝手放題
周りから忌み嫌われる
子供の頃から
こいつにだけはなりたくない
そう思って
自分を律して生きてきた


 ....
私は何も知らない子供の目をして
今日も行くだろう 私の出歩く季節の中を
ぼんやりとざわめきの中で思いをこらし 腰を下ろす
木影は蝉の鋭く鳴く暑い季節もあるだろう


とても穏やかな色彩の晴 ....
電車の座席は
前から二両目
真中のドアから入って
進行方向を向いて左側の一番近く
いつも同じ席に座るよう決めている
これからの一時間
を有意義に
過ごすことを目標に
新書判を開く
ス ....
実のつらなりが
水に映る
逆さになり
雨が来る


遠くと近くの震えが混ざり
小さな 音だけの雨となり
曇へ降る虹
曇から降る虹を見つめる


指のかたちの熱が ....
三年前の誕生日なら覚えている。
好きな女にメールをもらったから。
帰ったらプレゼントのキリンの置物が届いていた。
でも友達づきあいのつもりらしかった。
まぎらわしいことはやめてほしかった。
 ....
ほんとうに心配なことは 
まるごと天に預けよう 
あまりに小さいこの両手は 
潮騒を秘める貝として、そっと重ねる 

 
どんぐりの双葉はたくましい
芽を出しなさい世界樹

リスたちはみんな
頬ぶくろを持っている
そんなリスたちに運ばれて
埋められて
忘れられて

どこか幼稚園の片隅からでも
天の屋根 ....
乾 加津也さんのおすすめリスト(5083)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
桃栗三年、僕一生- ペポパン ...自由詩4*10-10-1
我が巨乳輪は永久に不滅です- 花形新次自由詩2*10-10-1
恥じらいと恐れ- 蒼木りん自由詩210-10-1
夜と朝のあいだに- うずら豆自由詩5*10-10-1
命日- こしごえ自由詩2*10-10-1
o- コーリャ自由詩810-10-1
砂浜のマシュマロ- さだあい ...自由詩310-10-1
ぼんやり- あ。自由詩10*10-9-30
pianissimo_words.- Akari Chika自由詩8*10-9-30
暴虐!怪人ホウセンカ男(Mr.チャボ、怒りの鉄拳)- 角田寿星自由詩210-9-30
バーカウンターの蛙- ……とあ ...自由詩10*10-9-30
サインバルタ- 佐藤伊織自由詩310-9-30
恋人達- salco自由詩15+*10-9-30
埋葬- むくげ自由詩410-9-30
夜の中で- シホ.N自由詩110-9-29
流れ_る- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-9-29
_- 十二支蝶自由詩210-9-29
【急募!】電信柱を曲がってくるマリア_時給〜応相談〜- TAT自由詩3*10-9-29
戦争とハネムーン- さだあい ...自由詩510-9-29
カップヌードル- ペポパン ...自由詩4*10-9-29
Crazy_Cat- ペポパン ...自由詩4*10-9-29
中_庭- 塔野夏子自由詩17*10-9-29
仔猫の気持ち- 藤鈴呼自由詩5*10-9-29
血脈- 寒雪自由詩110-9-29
散策の色- 番田 自由詩4*10-9-29
一時間- 塩崎みあ ...自由詩3*10-9-29
夜と辺- 木立 悟自由詩1410-9-29
誕生日の女- はだいろ自由詩310-9-28
貝の祈り_- 服部 剛自由詩610-9-28
リスは有袋類- 海里自由詩4*10-9-28

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