わたしはピクニックがしたかった

母にきくと
いいよと言った
ためておいたおやつを
バスケットに入れて
母が貸してくれたゴザを持ち
野原に行った
靴を脱いで
ゴザの上に座った
飴を ....
以下の方がこの文書を良いと認めました

-大豆
-ウォルス
-詩人F
宇宙人の好物がお好み焼きとは
知りませんでした。
-ドメガザウルス
-レントゲン太郎
私も学生時代に ....
太陽が沈んだら

星が煌めくでしょう…

君の一番の夢が

消え失せても

違う光が見えるかも…



君の太陽は本当に

太陽だったの

 ....
病室が白いというのは比喩である。

実際、リノリウムの床は薄い青緑色をしているし、ところどころ日ざしに焼けて黄色く変色している。
また、6人部屋のベッドのひとつひとつを囲うカーテンも同じような褪 ....
「ママ、なんでみどりなのに、あおっていうの?」
信号を指さして
そう問う
まだ乳くさい我が子を
天才だ! と思った遠い日

わたしは
なんと答えたのだろう

仮に
みどり、と名づけ ....
僕は毎日怒られます

どんどんガミガミ
びくびくしょぼん

僕は本当によく怒られます(´・_・`)

でもそんなのたいした問題か?

世の中いろんなことが本当にたくさんあります

 ....
この幼い文字には記憶がある
漢字を覚えられない少年はそれだけで言葉を文字にする事が許されず
間違いばかりを指さされては 心を深く胸に隠すしかなかった


開け放なたれた部屋の小窓

文字 ....
   



言葉によって救われない夢なら

それは一体、何のための夢か

言葉によって癒されない人生なら

それでも「詩人」と呼べるのか

笑いたければ笑え、努力しているとい ....
埋められないもの
菫の青
肩に触れる風
新しい靴底で感じる地面の硬さ
夜にはずっと
夜の歌を
花には静かな
生きることがまだ
残されていた
目をとじれば ただの暗闇
では なかった…!

目蓋のうら
そこは みずうみ。
湖面に さまざま浮かぶものあり
しぃんと なにひとつ浮かんでこない 凪ぎの日があり
あらしがきて 大荒れの ....
眠るまえと
眠ったあとの
あいだ
同じ宇宙を
よだれが流れていった
素直になってもなにもいいことがない
だって
大人になるって意地をはることだもの

ほしくても いらないとか
いらなくても ありがとうとか
顔色をかえずにいえなきゃならない

夜になると ....
 きょう、小学生のとき
 はじめて好きになった同級生と出会った
 
 いつものように
 タイムカードを押した後でも
 とりあえず売り場の前を
 いったりきたりしている、そんなとき
 彼女 ....
 トキエは泣いている。薄暗い納戸の奥の、
紅い鏡掛を開いた鏡台の前に座り、泣きなが
ら化粧をしている。「おかあちゃん」幼い私
はトキエに纏わり付いて、その名を呼び続け
ている。戸外から蜜柑 ....
さがしものは、た(か)らでしょうか?
いいえ、めでたいです。

おっちょこちょいから、めじから、うっとり、だめ、それから、やばい、とんずら、だから、うさぎ、またしても、いい、こいつめ、ぽあん、しばら ....
プチトマトの実がついたと
子供のようにはしゃぐ君の瞳は
まだ昨夜の喧嘩のことを
忘れていないよと言っている

後ろからのぞき込む
バツの悪い僕の視線は
幼いトマトと君の横顔の間を
 ....
言葉が沢山散らばっている野原で 僕はその言葉達の背後にある哲学を編もうとした 多種多様な関係の枠組みを総動員して僕は一個の一貫した哲学を読み取ったつもりでいた だがもう一度その野原を眺めるとその哲学も .... いつか 二人で見ようと 決めた朝日を 
一人 見詰めてる

それ自体は 何てこたあない

見詰める瞳が 哀しそうに 思えたのなら
貴方は 少し 疲れているかも 知れない

待つ 月明か ....
六丁目に陽が落ちて、
七丁目へ逃げましたが、
現代詩に首をつかまれ倒されました。
見上げた空には、
読めない言葉が浮いてました。
ふわふわした毒、
現代詩の乱用、
八丁目は消えて、
九 ....
熱唱したいタイミングで店員が入ってきた となりから聴こえてきた歌を唄う                 130517



4畳半神秘体験
なにそれ
冗談じゃありません
今すぐ帰らせてもらえませんかと言ったって
この長い行列の人達を放置しておいて帰れるもん ....
或る深夜観たいものがある訣でもないのにTVを点けた
想わず眼を見張ったそこには見慣れた歩行器を必死に
掴もうとするいつかのぼくがいた

もちろんそれはぼくではなかった
ぼくと同じ脳梗塞で倒れ ....
町境のしじまの軒先で
酒盛りをやっているというので
おともなく
どんなもんじゃといってみると
みな斬られて死んでいた

付近の田んぼから蛙の声がする
ひとばんじゅう
ただししじ ....
春の風は遠くから来ます
夏の風は遠くへ行きます
あこがれ、とは違う
何処か知らない所へと
私を誘います

秋の風は通り抜けます
冬の風は通り過ぎます
喪失を知らしめ
懐かしい者どもと ....
夕茜の
明るい目裏をみながら
ヘッドフォンの中にたてこもり
やがてしっかり目を瞑って
頭の中の音だけに浸った

天才たちが残してくれたメロディと
テキストの感傷を
ああ、天才でもないの ....
明け方
素になった
あしのうらが
のんびり呼吸をしていた

朝、起きて
人が再び活動を始めたときから
あしうらは忙しい
意にそまない誰かであっても
一緒に過ごさねばならない
破れか ....
あるとき学校で飼っていた鳥が逃げ出した。
教室の渡り廊下から
、屋上の手すりを伝い
校庭の門の下をくぐり抜け街路樹の上
(まてよ、鳥かごが何処にあったのか)
、まるで覚えてはいない。
 ....
赤いコンバースで踊ってくれ
赤いタンバリンを叩きながら
赤いルージュでくちびるを飾って
真っ青なスキニージーンズに汗が浮き出るまで踊ってくれ
にんじゃりばんばんって言ってくれ
そうしたら蔑ん ....
 田んぼ


乾いた田んぼに水が入って
追いつけないままに去っていった
春の詩をようやく諦める

花菖蒲は元気に咲いている
紫陽花もゆっくり色づいてゆく
発芽した朝顔は満員電車みたい ....
乾 加津也さんのおすすめリスト(5083)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ピクニック_(詩人サークル「群青」五月の課題「緑」から)- Lucy自由詩17*13-5-28
現代詩フィクション- 左屋百色自由詩12*13-5-28
太陽と星- 多紀自由詩16*13-5-26
病室- 73自由詩413-5-26
【仮にみどりと名づけてみる】群青五月のお題、緑から- そらの珊 ...自由詩20*13-5-25
おこ- 2012自由詩5*13-5-25
ノート- ぎへいじ自由詩18*13-5-25
はじめての詩- yamadahifumi自由詩113-5-24
夜の歌- 春日線香自由詩513-5-24
目をとじれば- 凍湖(と ...自由詩3*13-5-24
いねむり- 美砂自由詩713-5-23
沐浴- 朧月自由詩313-5-23
後厄純情労働歌- 平瀬たか ...自由詩12*13-5-23
記憶- 壮佑自由詩25*13-5-23
じゃれ・あ・ら・Mode_[ご挨拶編] - 阿ト理恵自由詩4*13-5-22
10年後- nonya自由詩27*13-5-21
twitter- 葉leaf自由詩813-5-21
イチ- 藤鈴呼自由詩4*13-5-20
舌の上の現代詩- 左屋百色自由詩5*13-5-19
熱唱したいタイミングで店員が入ってきた- 北大路京 ...自由詩813-5-17
となりから聴こえてきた歌を唄う- 北大路京 ...自由詩313-5-17
鏡のなかの鏡—迷宮- あおば自由詩6*13-5-17
頑張れオッサン!- HAL自由詩8*13-5-17
午前二時に牛歩- mizu K自由詩5*13-5-17
便り- salco自由詩29*13-5-16
群青「緑」の詞__感傷- 木原東子自由詩13*13-5-15
あしうら- そらの珊 ...自由詩23*13-5-15
青い鳥- アラガイ ...自由詩5*13-5-15
月が綺麗ですねって日本語で何て言うの?- 虹村 凌自由詩413-5-15
北の亡者/Again_2013皐月- たま自由詩35*13-5-14

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