ゼリーでできた椅子に座る
蟻がたかる
僕はゼリーではないのに
椅子に座っているだけなのに

娘が小走りでやってくる
お薬、買って来たよ
笑いながら黄色い水薬が入った容器を見せ ....
日本人少女にローマ法王回答
伊のテレビ番組で
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042201001192.html

【ローマ共同】
ローマ法王ベネデ ....
樹が樹である理由のひとつ
遠のけば近づく光のひとつ
空の切れ端
うなじになびき


夜と鈴しか通らぬ道に
いつのまにかできた水たまりには
ずっと雨しか映らない
雨では ....
{引用=
きみのその
そこはかとないさみしさを湛えた眼の奥の
ひとつの清澄な翳に交わろうとして失敗を繰り返すたび
嗚呼そんな、
そんな姿でよくここまで生きて出会ったねと
喉元を締め上げる想 ....
今日も誰もいない浜辺で
自分自身などなくしているようだった
私は 立ちつくしていた
季節の中で 藍色だった
人の心をいつも歩いていく
〈ダージリン〉なんだか枕元から気恥ずかしさがよみがえってきます 。
あなたの袖を引っ張ってみたり
言い訳をしてみたり
はがゆさと弄らしさが顔を出してきて
ためらうフリル
そんな休み ....
ひからびたせと
よどんだふち

ながれないみずは
ふはいしゅうをはっし

もはやかわのていを
なしていない

きみはなにが
ほしいのか

みずか
ながれか

 ....
その日の記録。

 宮城県沿岸部某市内,内陸部にある職場にいた。
 ちょうど子供らは午前中で解散。仕事区切りをねぎらう昼食会の担当になっていたので,予約してあった菓子と飲み物を店に受け取りに行っ ....
 .... 右足の次は
左足だなんて
それって当り前なのか?

信号機がとまって
水もでなくって
それって異常なことなのか?

当然だって思ってて
それが違ってて
あわてふためいてひっくり返っ ....
嫌な事は忘れて
人生楽しみましょう
嫌な奴は無視しましょう
嫌な奴は放ときましょう

愉快だな
嬉しいな
マンボウ
ちゃちゃちゃ

空は気持ちよい
雲ひとつ無い
太陽の上らない ....
毎日テスト付けの日々
今までに何回テストを
受けただろうか
難関を乗り越えてきた。

普通の人では受からない
テストもあった
年を追うごとに
受からなくなった。

去年は試験尽くめ ....
(見よ―燃ゆる草花
雲)が波に食われてゆく
(潮つたう風は唄になり
唄はやがて大地に音を宿す
「藍染を手向けたいろはに
切れ袖を紡ぐ糸
」真実は諄々と 山を下り
浜裾の襟もとを ....
夜である世界にいた
朝は何もすることなど無くさせられた
自分である 思いなど 無色透明だった
それは だけど 他人であるだけのように思えていた
私は ああ 一体 何者なのだろう
手を離して得られる豊穣さもあって
電卓から加算の記号を外してみる。


ゼロから始め、その終わりがない無限を終局点に見据えて
得てして努力と比例しない努力を費やし、雀の涙でも加算してく。
 ....
雨が降る

苔のにおいが舞い上がる

蝉は まだ土の中

終わらない夏を待っている
... Ladies and gentleman,












 ....
メールをうつ
さみしいから
オンラインになる
さみしいから
パソコンをつける
さみしいから
死にたいという
さみしいから
オナニーする
さみしいから

君のこ ....
いまさらオーネットコールマン

意味不明の言葉の羅列が
たくさんの誤解を招き
バイト先の立ち食い蕎麦屋のカウンターのように
汁にまみれRu

言葉の羅列に色はないが
汁にまみれていたの ....
漂う時

 曇り空、4月の空
 春がいっぱい
 咲く花々
 一つ一つが
 あでやかに笑う
 乙女たち
 妻と私の庭は
 恋人たちで
 にぎあう

 ミントの束が
 テーブルに ....
 
 
スクランブル交差点の真ん中でひとり
ちきゅうにやさしい
すき焼き・しゃぶしゃぶ食べ放題
四人様からお願いします
と店員さんには言われたけれど
自分の養わなければならない細胞の数を ....
開け放たれた 窓を 飛び出せば
どれみふあ空のかなたどちらさまでしょうか
わすれがたみということの
わずかないたみを もつものです

聞きかじりのリアリティに
意義をとなえる あたしと
 ....
庭を掃いて
車を洗って
皿を洗って
風呂に入る

今日は昔の
お客様に会うが
名前を間違える
面目丸潰れ

人と人が交わる
スクランブル交差点
わかっちゃいるけど
やめられな ....
数日前に何気なく口から走った
くだらない言葉が
ぼろぼろになって帰ってきた夜に
あんぐりと口をあけて
その夜にほうりこんでいく
方方巡った小さな言葉は
無い皮膚を剥がされ
無い指を切られ ....
母が買ってきた食器を
祖母は押し入れにしまう
母はそれに気づいて
いるがなにも言わない

祖母はかちゃりとも音を
させずに食器を移動させる
祖母の顔は真っ白で
太陽の匂いもしない

 ....
ひんやりとあなたの背中
ねぇ こっち向いてと
云うことが出来ない
でもこの距離感が好き

洋楽を小さく歌う私に
あなたは「わからない」と告げる
別にいいのよ
たいしたことじゃない

 ....
愛はある

愛は重力のようなものだ

引力と遠心力と慣性の力

愛はある

愛は力だ

引き合う力と離れてゆく力と包み込まれた力

愛はある

重力とおなじくらいある

 ....
電車の自動扉から
春が吹き込む
そして夏が来る

アナウンスが夏を告げる
夏はにこやかに笑いながら
春を押しのけようとした

春はなみだを流した
アナウンスは夏を告げる
駆け込み乗 ....
 
 
シロツメクサが燃える
その灰で僕は
無色の麦藁帽子を作った
誰も許してくれないから
まだ駅のロッカーにしまったまま

身体が長くなる
そんな様子を目視できる日々があった
僕 ....
はじめてが
まだまだ
たくさんあるって
素敵

ドキドキする
ワクワクする
はじめて

先のみえない
楽しみ

途中の
緊張感は
つなわたり

がっかりするのも
また ....
乾 加津也さんのおすすめリスト(5083)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水薬- たもつ自由詩511-4-29
愛してくださる- 一 二自由詩111-4-29
宙と姫- 木立 悟自由詩411-4-29
分光- 高梁サト ...自由詩511-4-29
ミラー- 番田 自由詩311-4-29
チューリップ- アラガイ ...自由詩3*11-4-29
- 小川 葉自由詩411-4-29
五十日目の日記- 縞田みや ...散文(批評 ...29*11-4-29
sadame3に捧ぐ- TAT自由詩6*11-4-28
私の空気をつくってください- 朧月自由詩111-4-28
みそらせ- ペポパン ...自由詩4*11-4-28
シューティングスター- ペポパン ...自由詩3*11-4-28
島_唄- アラガイ ...自由詩2*11-4-28
透明人間- 番田 自由詩211-4-28
増えない電卓。- 電灯虫自由詩3*11-4-28
Rain- syuon自由詩211-4-27
太陽は猫に急かされて昇り、犬の死を知って沈む、、- TAT自由詩3*11-4-26
うつっぽくするくせがなおらない- ki自由詩4*11-4-26
何を今さらオーネット- ……とあ ...自由詩12*11-4-26
漂う時- 生田 稔自由詩311-4-26
幹事、ひとり- たもつ自由詩511-4-25
あまがみ- るるりら自由詩21*11-4-25
信じた奴にダメージ- ペポパン ...自由詩2*11-4-25
世話- アキヨシ自由詩311-4-24
たそがれ- 朧月自由詩511-4-24
硝子の浴槽- れもん自由詩7*11-4-24
愛はある- 吉岡ペペ ...自由詩1011-4-24
五月- 斎藤旧自由詩6*11-4-24
目視- たもつ自由詩311-4-24
はじめて- 森の猫自由詩7*11-4-24

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