すべてのおすすめ
困難のトンネルを這い
産まれて
同時に
死がひとつ立ちあがる

混沌のうちから
産まれて
言葉にまみれ
詩がひとつ立ちあがる

墓場さえない
うたは埋もれて
読み人知ら ....
言葉は
意識にあやつられるのではなく
無意識のなかに生きていた。

わたしがわたしそのものである
…とはいえない。

わたしは、エンピツではなく
たばこではなく
雪ではなく
 ....
ギュッと閉じた
眼の奥の熱
ジワジワと
脳裡に浸みゆく


からだの寒さを
毛布でくるみ
落ちてきそうな
天井を見つめる


六十兆個の細胞を
生かすも
殺すも
 ....
ココロのコエは
悪夢のような
繰り返し
始まりは遠く
際限はなく

ココロのコエは
真っ白く
しろくしろく
燃えつきたけど
なおしずかにひびく

ココロのコエは
今ここに ....
ある日ある言葉が
後光を背負ってやってきて
僕をいたく感動させる

僕は世紀の発見を
この言葉においてなしとげる
この言葉をペン先にとらえた瞬間
僕は感嘆の声をあげる

われは言 ....
かくれんぼしよう
いち にい さん しい
ごお ろく しち はち
きゅう じゅう 数えて
もういいかい

かくれる場所は
暗くて密かで奥深い
安全地帯
遊びを忘れて
神かくしの ....
過剰な感覚
直観の感受
表出する感情

抒情を排し
かわいた言葉に
質感そそぐ



覚醒のとまどい
覚知を求める
覚悟の日々

身をけずり
心めぐらせ
目覚めよ叡 ....
生まれぬ仔を
待望して止まないように
生まれぬ言葉の
形なき存在を想う

非存在という
存在のありかた
存在なきことは
ひとつの救いでもある

発そうとした言葉を
失いつづけ ....
ぼくは待つ人
何を待っているかも
わからないけど
ぼく待っている

待つもの来ずとも
待つ心のありかたで
有為も無為も
意味をなし得る

意味といえども
無意味な本質
本質 ....
重みのみ
かたどられて
古びたソファに
なお
居つづけるものあり

存在しないことの
実在
居つづける
無きもの

その日の窓枠が低すぎたので
思惑どおり
その人は落ちて ....
あぜ道
土手道
アスファルト

地に足つけて
歩く人


目で見て
聞き耳
手足でさわる

現実つかむ
歩く人


我流
下流
それぞれ流儀

流れるままに ....
バッタがぴょん
土手道よこぎる
バッタばったり
ぴょんぴょんと

とんぼがスイ
稲刈る田んぼに
とんぼとんで
スイスイと

小石がぽちゃ
静かな川面
小石濃い清水に
ぽっ ....
僕らの道を
導くのは遠い
羊の瞳
冷たく澄んだ
あおい水が
てんてんしたたる
僕らの道と
それから血管

僕らの道を
導く導火線
あかく燃え立つ
みずうみの重みも澄み
そ ....
良質の音楽の
流れるラジオ
ありがちな詩集片手に
窓際座る

シュンタロウ氏は
宇宙人のようだ
リュウイチ氏は
格好いい酒呑み

マーシー氏は
詩をよむに違いない
ヒロト氏 ....
死をやる
と決めたので
いろいろなものとうまくやっていくことが
もはや困難になってしまった
死をやると決めたので
折りあいつかなくなってしまった
そのようにしか生きられなくなった
内 ....
くるくるまわる
風ぐるま
くるくるまわる季節の風
目の前にないにしても
鈍くちらちら光る
まわる羽の色
あのやすっぽさに感じいる

匂いたつ沈丁花の
垣根の道を
するする進み
 ....
ぼくはひたすら逃げたんだ
あの夢のときのなか
すべての安住と
厄介なことたちを捨てるために
ぼくは何者でもなく
ぼく自身でさえない
ただのヒトになるべく
すべての日常を捨てて逃げたん ....
両腕を失ってうしなうもの
ギターをかき鳴らすこと
新しい服にそでを通すこと
愛撫

両脚を失ってうしなうもの
休日の足の指の爪切り
じだんだを踏むこと
スキップ

手足を奪われ ....
   
音もない暗がりは
言葉のない世界だ

言葉のない世界とは
そう簡単なものではない

あらゆる感覚器の受容体の
スイッチをオフにして
体験する世界
とらえようのない間
対 ....
雲よ
僕は歌わない
ひびきあう童謡のしらべを
僕らは歌わない
青春と名付けられる
強迫的な力の律動を

雲よ
僕は見ない
抜けるような青空を
僕らは見ない
見るのはた ....
冴えわたる空気の中に
まだらに浮かぶ闇の重み
夜は更けつつあるが
時間は闇を支配しない
眠りの底に光のように
拡散しているかそけき時

この部屋はもう暮れてしまって
亡霊たちも ....
豆腐のかどに
頭ぶつけた
パワー全開
脳ミソ全壊

密かで強くて美しい
自爆装置は念のため
ボルトをひとつひとつと
しめていく

すべての世界を数値化する
その信仰が
ひず ....
生きてるだけで
お腹すく
腹がすくから
物食べる
食べる物買う
金が要る
金が要るなら
働くこと
それができぬ
でくのぼう

そつなく
無理なく
抜け目なく
生きるため ....
乾 加津也さんのシホ.Nさんおすすめリスト(23)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無名の人- シホ.N自由詩613-7-1
崩壊としゃぼん玉- シホ.N自由詩413-2-4
足音- シホ.N自由詩613-1-17
心の声- シホ.N自由詩612-9-21
一夜- シホ.N自由詩512-6-29
かくれんぼ- シホ.N自由詩412-3-10
感覚質- シホ.N自由詩612-2-6
存在の秘密- シホ.N自由詩612-1-20
待つ人- シホ.N自由詩6*12-1-4
座る非在- シホ.N自由詩5*11-9-22
歩く人- シホ.N自由詩311-9-20
歩いてゆこう- シホ.N自由詩411-9-11
導き- シホ.N自由詩511-7-7
ラジオと詩集と窓際と- シホ.N自由詩7*11-7-4
- シホ.N自由詩211-4-12
春の嵐- シホ.N自由詩211-4-11
ただのヒト- シホ.N自由詩2*11-2-17
ジョニー- シホ.N自由詩311-2-10
言葉の墓標- シホ.N自由詩110-12-12
雲よ- シホ.N自由詩5*10-12-5
夜の中で- シホ.N自由詩110-9-29
分裂- シホ.N自由詩310-9-12
木偶の坊- シホ.N自由詩210-8-22

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する