性描写一色となる夏の山 天の川見上げて泳ぐ真夜中のプールの底は銀河の途中 太陽が沈んだら

星が煌めくでしょう…

君の一番の夢が

消え失せても

違う光が見えるかも…



君の太陽は本当に

太陽だったの

 ....
穏やかな
朝の何処かで
キジバトが鳴いているけれど
耳で
探しかけてすぐやめる

どうでもいいじゃないか
そんなこと

美味しい
朝の何かが
芳ばしい匂いをたてているけれど
 ....
僕は軽くなりたいんだこれまでより軽くね
重すぎる心と身体はもう要らないさ小鳥になって遊ぶ
僕は何者だったというのだろうかそんなのかんけーねーってか
乗り過ぎはいけないがぶっとしていてもダメだ
 ....
あざみの花が咲いた
あざやかに 色づいた
笑い草が生い茂る藪の中に 野薊
たおやかな仕草で天につきさす刃の薊
白い卯の花の薫りの路に まごうことなく薊
どこまでも続く道のところどころに 負け ....
時代に迎合したものは
腐食しやすい傾向がある
二十世紀以降は特に足が早い
あなたがガスオーブンを被り
光速ロケットに乗ったあの日から
世界は五十歳ほど老けた
だがあなたの詩は瞳のように ....
電磁波はタイムスリップしているという。

相殺されなかったクォークは未来から電磁波を引っ張ってきて調和しているのだ。

クロノスタシスとそれは似ている。

この原理をつかえばタイムマシンは ....
生きてりゃ

色んなことがあるよねぇ。



割合的にはね、嫌なことの方が

若干多いような気もするけれど

僕らは、そういった嫌なことに遭遇する度に

“リセットボ ....
僕はたぶん君の代わりに生きているんだ
体や心が多少違ったってかつて君は僕で僕は君だったんだもの
僕は君のすべては知らなかった君も僕のすべては知らないだろう
でもいいんだそういう緩い連関でみんな生 ....
             130525


窓の外と内とは温度が違う
風の強さも性質もまるで異なる
海と陸との比熱の関係だというが
それを証明するのはどうし ....
「ママ、なんでみどりなのに、あおっていうの?」
信号を指さして
そう問う
まだ乳くさい我が子を
天才だ! と思った遠い日

わたしは
なんと答えたのだろう

仮に
みどり、と名づけ ....
この幼い文字には記憶がある
漢字を覚えられない少年はそれだけで言葉を文字にする事が許されず
間違いばかりを指さされては 心を深く胸に隠すしかなかった


開け放なたれた部屋の小窓

文字 ....
{引用=

詩を詠むように
風を読むものたちがいる


読経の声
いや、それは蜂の羽音にも似た
風だった


見上げれば、しばらく忘れていた空が
いそぐ雲を 連れ立ち ♯

 ....
走る

駆ける

着陸する

離陸する

泣いている

企んでいる

叫ぶ

弾んでいる

揺れながら


不安

不穏

思春





 ....
新緑が万緑へとかわろうとしている

あの幽霊のような柔らかさが消えつつある


また来年

ぼくは新緑に会えるだろう

地球が滅亡しないかぎり

ぼくが絶望しないかぎり

ぼくは万緑にも会えるのだ

 ....
赤信号が、青になる{ルビ瞬間=とき} 
気づいたら右足はアクセルを、踏み 
車は、動き出していた 

まっさらな明日へ至る 
まっすぐな道を走る時 
ハンドルを持つ 
私の脳は、{ルビ空 ....
誰かを大切に思う時 
心の家に住まう 
何者かの気配を感ずる 






 
え?って思っても 
ちょっと自分のエゴをずらして、さ 
ちょっと相手に合わせてみりゃあ 
案外、うまくいくもんだ 
陽炎の中溶けて 掬われることない
雪の中溶けて どこの道も傳えない
雨の中滴っている ただ
わたしと云う流体

てんてんてん、の信号に
折り重なる人の影 声の風向き
その間左右へ ....
 「こころいき」


奇跡の勾配を ころがる
空は水色、
水は空色。

鳥が鳴き
あたりという あたりに
しきりは 無い
緑の匂いがする
こけて膝小僧を すりむ ....
かつて僕は七つの海を知っていた
もちろんエーゲ海や神々でさえ

風は僕の味方僕は自由に世界中の港に停泊したものだ
もちろん君たちのジパングも遠い昔訪れたさ

僕にはエンジンというものはない ....
なまえしかかわせない

なまえしかかわせない

お互い責めてしまうから

それはいちばん遠い心だ

こんなに苦しいいまなのに

鼻血は教えてくれるのか

離れられないそのことを ....
絶対的な漆黒に支配されながら
もう消えてしまいたい、と
泣き続けた夜
だけどそんな闇でさえ 
萎え始める瞬間がある
私の意志とは関係なく
朝は必ずやって来るのだから―
地球が営みを辞めな ....
柿食べてアダムとイブになるふたり 人間の未来のために死ぬパセリ 麦の秋元宝塚歌劇団 死んだらおまえの守護霊になってやる 神様、仏様、ご先祖様、

ぼくは手を合わせて祈っていた。

目の前では先生が怒っていた。

神様、仏様、ご先祖様、

本当に手を合わせてぼくは祈った。

先生はいちにちにいちど烈し ....
ねじれ歪みながら
空を指す木々が
何かを言いたがっているのじゃない

何か言いたくなるのは
それを見ている私

そうやって
ねじれ歪みながらも
空をめざすのをやめないで
吹く風の中 ....
芦沢 恵さんのおすすめリスト(5458)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
性描写一色となる夏の山- 北大路京 ...俳句113-5-27
天の川見上げて泳ぐ真夜中のプールの底は銀河の途中- 北大路京 ...短歌8*13-5-27
太陽と星- 多紀自由詩16*13-5-26
小満_(しょうまん)- nonya自由詩14*13-5-26
風に乗る- 梅昆布茶自由詩1213-5-26
のあざみ- るるりら自由詩13*13-5-25
プラスのイメージ- ただのみ ...自由詩18*13-5-25
最近の宇宙論- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-5-25
リセットボタンを押したいかい?- 元親 ミ� ...自由詩3+13-5-25
僕をいかしてきたものたちへ- 梅昆布茶自由詩413-5-25
湯船が沖へ、水平線へ- あおば自由詩6*13-5-25
【仮にみどりと名づけてみる】群青五月のお題、緑から- そらの珊 ...自由詩20*13-5-25
ノート- ぎへいじ自由詩18*13-5-25
フォルテの風- 月乃助自由詩9*13-5-24
悲しみの疾走- 吉岡ペペ ...自由詩113-5-23
万緑へ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-5-23
空_- 服部 剛自由詩613-5-23
霊の家_- 服部 剛自由詩313-5-23
はーもにー_- 服部 剛自由詩213-5-23
わたしという流体- 唐草フウ自由詩15*13-5-23
【緑】こころ域_- るるりら自由詩14*13-5-23
沈没船の独り言- 梅昆布茶自由詩1013-5-23
なまえしかかわせない- 吉岡ペペ ...自由詩113-5-23
食欲- 夏美かを ...自由詩24*13-5-23
柿食べてアダムとイブになるふたり- 北大路京 ...俳句213-5-22
人間の未来のために死ぬパセリ- 北大路京 ...俳句713-5-22
麦の秋元宝塚歌劇団- 北大路京 ...俳句213-5-22
死んだらおまえの守護霊になってやる- 北大路京 ...自由詩213-5-22
教室- 吉岡ペペ ...自由詩613-5-22
ねじれた木- Lucy自由詩18*13-5-22

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