{引用=
十二月の声がする


 救いに問い、
重ねたページをひらく
ほこりをかぶった
☆ Christmas notebook ☆ 


 今年のしおりは、
描かれた 木が緑を ....
私は人を尊重する
人がいなければ私が存在する意味がない

私は心を尊重する
心がなければ私が私である必要がない

私は言葉を尊重する
言葉がなければ見ず知らずのあなたに
私の思いを伝え ....
ふらふらと

仕事もうわのそら

こころの痛みごまかせば

犯罪者がただ警察を待つように

ふらふらと

仕事もうわのそら

からだの痛みこんにちは


ボクノキタナイコ ....
わたくしは鋭利な球体
鬱血した魂のむらさき
情熱と酷似した粗暴に焼かれ 
焼失した楽園の輪郭をなぞる
背骨を抜かれて自慰に耽り
名札のない隠喩の銛が刺さったままの
つめたい消し炭の太陽
 ....
ほんとのきもちわからない

くるしい

すきだから

くるしめたくないから

きらわれたくない

わからないわけじゃない

いえないだけ

いってもはじまらないだけ

 ....
今日の仕事(3)

朝ちょっと気分が悪い
出かける前に
目をつぶって
十分ほどイメージ・トレーニング

お客で少し混む
今日は曇り
ボランティアーは三人
コーヒーを注文する人多い
 ....
ただの壁だと思っていた面に
白い花が
ちらほらと咲き始めた

家と道
内と外
隣人と自分
向こうとこちら
静けさと騒音
過ぎ去った時間とやってくる時間
何かと何かを隔てるための境目 ....
      
      わたしが歳をとる
      髪は白く
      乾いた肌には
      無数の皺
             
      あなたが歳をとる
    ....
二本脚の椅子を作りました
自分を信用できない人が
自分を信用できるようになるために

この椅子に腰掛ける人は自分の足を使わないと
座ることができません

二本の椅子の脚と
自分の二本の ....
よわかあないよ

ぼろぼろだよ

ぼろぼろになれるくらい

おれまだげんきだよ


つらくてかなしくて

そんなじぶんがまた

つらくてかなしくて

きゅうにつばが

 ....
胸騒ぎが止まらない
風が新しく吹き抜けて
記憶のような高鳴りが
ページをめくり直す

すべての経験が意味のあるものならば
花は健やかに嫉妬や中和された日々をかき混ぜていく

水の流れる ....
                   131202


仕合わせならばいつでも
一直線に揚がってゆくよ
風のない日は温かいから
誰だって気分が解れる
 ....
至急! #$%様にお電話して下さい。→電話

本部長が怒ってますよ^^;→マグカップの下(コースター)

暗証番号IY6700love→パソコン ディスプレー

3段目の右から4冊目→サン ....
「すみません。おひとりさま1パックまでなんです。」

その日
特売の卵を2パック
かごに入れていた老人は
無情なレジ係にそう言われ
1パック取り上げられていた

解けかけた雪が
昨夜 ....
仕事柄
保育園や老人介護施設を訪れる

人生の入り口と出口
もちろん私は後者にちかいあたりを走っているのだろう
少々息を切らしながらも

保育園児に捕まるとなんどでも同じ質問をしてくるの ....
無題の書をひらき
ドアを叩く
誰もいないから
自分にだけわかる詩をかいたけれど
もはや自分でもわからない
こんな日は
君の詩をよみたい
技巧派がつくりだした行間で道に迷い
言葉の枝を捨 ....
僕は目を瞑り
夕暮れの国道に彷徨う仔犬のことをちょっとだけ考える
カーラジオから明るい声が
逃げ出しちゃった犬の情報を
お寄せくださいと呼び掛けている
犬の種類 大きさ 毛の色
首輪 名前 ....
普段の私は40Wくらいの明るさで
人に会う時は60Wになる
さらに仕事中は
100Wの明るさで全開だ!

しかし100Wの電球は
消費電力が大きい過ぎて……
電球がすぐに切れてそうになり ....
重ね着の企業舎弟や六本木 セーターの中に刺青シールかな ハッキリと分かれた
新緑の出来 不出来が
皮肉にも映えている

豊かだらけの様は
皆 退屈に見えて
つまらないと
頬杖つくけど

清らかも濁りも
この平面では普通で
なんのたわい ....
あんなにお腹がすいてたのに

ラーメンすこし食べたらいっぱいなった

たすけて

たすけて

鼻血でた

たすけて

たすけて

声聞けた

ふたりで頼めばちょうどいい

あと3種類くらいかるく食べれ ....
 
小さく洩れるアナタの声

頬をつたうアナタの涙

そして、愛がまた溢れる


 
いつまでも黒光りして回ってる
レコード盤の中心に
赤い心臓は、脈を打ち
酔いどれ人の頬は赤らむ――  
週末の仕事を終えて
駆けつけた、朗読会の夜。  

再会の朋と麦酒の入ったグラスを重ね
泡まじりの一口目に「ふうぅ…」と、一息。  

不惑の四〇歳とやらになって間もない朋は  
司会者 ....
電動歯ブラシ一本朝の洗面台
ぶるぶる
おやおや寒いのかな
白い粉
雪のように真っ白で
雪国の少女が掴んだ歯ブラシ
ぶるぶる
ぷるぷる
ぶるぶる
ぷるぷる
今震えているのは
 ....
木をおおい 木になりかけた雪は
風に 陽に 重力のため
地面へ 水へと おちる

おちない雪は 木を裂く
重すぎて 硬すぎて
木を潰す

溶けて吸い込まれるしかない
雪の木  
水割りはゆっくり作りたい
自家製の大きい氷を厚いグラスに入れ
今日の自分に会うために必要な量の
ウイスキーを氷に浴びせる
重要なのは
ミネラルウォーターを
ゆっくりゆっくり
氷を洗うよう ....
 
 今日の仕事(2)

昼時の診療所
パーコレーターで
入れた一杯の
コーヒー

パートナーの人が
たてたコーヒー
食事するまで
時間がある

今日のボランティアー
とて ....
  

  神の御手

シンプルな野菊の如き神の御手

かみをほむ教会の記事今どく了

せいひつな会堂のなか神おはす

疲れたる心とからだみことばは

足らぬことある人の子を神 ....
芦沢 恵さんのおすすめリスト(5451)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Christmas_tree_hunting- 月乃助自由詩613-12-4
尊重- ichirou自由詩5*13-12-4
うわのそら- 吉岡ペペ ...自由詩413-12-4
球体ジガゾー- ただのみ ...自由詩21*13-12-4
はね- 吉岡ペペ ...自由詩313-12-4
_今日の仕事(3)- 生田 稔自由詩113-12-4
垣根- そらの珊 ...自由詩19*13-12-4
未来に微笑みを- 石田とわ自由詩21*13-12-4
自分を信用しないと座れない椅子- ichirou自由詩7*13-12-3
つらくてかなしくて- 吉岡ペペ ...自由詩813-12-3
サウザンハーベスト- コバーン自由詩313-12-3
車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいに- あおば自由詩7*13-12-3
付箋- ichirou自由詩4*13-12-2
卵2パック- Lucy自由詩23+*13-12-2
ブックエンド〜オールドフレンズ- 梅昆布茶自由詩29*13-12-2
醤油と批評- 左屋百色自由詩10*13-12-2
帰ろうという意志さえあれば_彼には道がわかるはず- Lucy自由詩14*13-12-2
【_電球_】- 泡沫恋歌自由詩23*13-12-2
重ね着の企業舎弟や六本木- 北大路京 ...俳句413-12-2
セーターの中に刺青シールかな- 北大路京 ...俳句313-12-2
濃淡- subaru★自由詩8*13-12-2
ラーメンの唄- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-12-2
愛が- 殿上 童自由詩20*13-12-2
赤い心臓- 服部 剛自由詩513-12-1
麦酒の味__- 服部 剛自由詩713-12-1
午前六時に目覚まし鳴って- 乱太郎自由詩1413-12-1
ゆく木- 砂木自由詩8*13-12-1
時間の進む方向- ichirou自由詩9*13-12-1
_今日の仕事(2)- 生田 稔自由詩113-12-1
_神の御手- 生田 稔俳句313-12-1

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