しゃりしゃり しゃりしゃり かき氷

アベックぺたぺた かき氷

夏やねぇ あつっ!



 



 
その鳥には名前が無い 永く忘れていたのかも知れない

その馬には乗り手がいない あまりに荒々しいから

その石には角が無い ずっと転がってきたから

僕は銀河の鳥の名前を知りたかった
 ....
ショッピングモールの雑踏にきみの面影ほのかにうかぶ

ラヴェルのボレロを聴きながらこの日常の主題をおもう

奥田民生の描く自由とさすらいそれを模範に生きてみたい

彼女にみたててもらった ....
腕がある
脚がある
カラダがあって
心臓はこの辺だろうか
洗濯物を干しながら
幸福感に包まれる

よれてしまった襟だとか
落ちきれてない染みだとか
ゴムの伸びたパンツだとか
新品で ....
しょーこ姉さんとショッピングモールへ行く
彼女の誕生日プレゼントを買いにそいでもってお昼にパスタでも食べようかって

姉さんといっても年下だが今年はダイエットするんだそうな
ジョギング ウオー ....
01433/01433 YIB01036 萌木碧水 くるんとまるく(FPO同掲)/ 萌木碧水
( 1) 97/10/27 15:13





       
         ....
風が身の幅を寄せて悲しみを吹き渡る

蒼白な月はちょっと捻じれて孤独をうたう

僕たちは崖っぷちを降りたらしばらく水平を保って喀血する

航路を失った船は喪失を柔らかく受け止めて輝き

 ....
くそさびしい夜だ

痛かったやろ

こわばったやろ

目どこ見たら

わからんようなったやろ

胸こげたやろ

ゆびさきしびれたやろ

息あさくなったやろ

そんなじぶ ....
足をつけ
渡ってみたら
浅いせせらぎだった
キラキラ
光を浮かべてた


攀じ登ってみたら
低い壁だった
何一つ遮ることなどできないような


飛び越えてみたら
小さな亀裂に ....
しあわせのふり

するひとに

ふりまわされて

ときどきいつも

そうだった

あてられんなよ


あたしがきめたことだから

そう言われるたび痛いよ

その禁句も ....
切れ切れのあらすじ
離れ離れのせりふ
緑と青と白とその隙間にある
無数の明るい色と寒い色

大脳皮質の砂浜で拾い集めたら
海馬のカレイドスコープに仕込んで
いとおしむように回す

 ....
ひとめたちどまり

ふためあいゆき

ふたりっきり

ことたりて

えんえん/なかない

えいえん/かない

えんえい/てつなぎ泳ぐ


わたしたち、完璧でないことの楕円のプールを
透明な地図をつくるような風は、きみの小さくふる手のかたちをしていた。 無数の髪は今日も伸び 
目は開き 
耳は聞き 
鼻は吸い 
口は吐く 
首は支え 
手は掴み 
左の胸は一生涯とくり、とくり、と脈を打ち 
腹は昼頃、鳴るだろう 
そしてお尻はもよお ....
――おや
結婚飛行に乗り遅れたのかい
風に煽られ一人きりで
なんとかしがみついたものの
車のフロントガラスじゃ洒落にもならないよ
こんな剣呑な崖を登り切ってみたところで
そこには余計強 ....
病院の待合いの長椅子で
おじいさんがあくび
おばあさんがあくび
その隣のおにいさんもあくび
くたびれた私もあくび
うっかりもらっちゃったけど
あくびの正体は知りません
からくりがあっても ....
さよならは別れの言葉であって

ふたたび出会う日までの遠い約束ではない

いつも覚悟していた

ひりひりするくらいの練習もした

あとは静かにそれを見つめれば良い

あとは静かにため息でもついておけば ....
福音を伝えよう

三月十一日
「こうして,わたしの愛する兄弟たち,あなた方の労苦が主にあって無駄
でないことを知っているのですから,堅く立って,動かされることなく,主
の業においてなすべき事 ....
心を見た人はいません。  
心に手をふれた人もいません。  
それでもみんな 
心の場所を知っています。 

もしも心がなかったら 
今日のあなたは、笑わない。 
昨日の私は、涙を流さな ....
葉月の昼下がりのどうしようもなくもてあました窓の
したで、たったいま、わたしにできることをすべて思
い浮かべてみても、ただ、雨の日の猫のように四つ足
を投げだして眠ることしかできなかった。
 ....
     ゆっくりと目覚めた休日の朝
     起きるとテーブルにはもう目玉焼きができていた
     おはようを交わしたまではよかったのだ
          
     目玉焼きの ....
いまさら、あきばではないだろう。そのくらいわかってる。まきばの朝でもない。こそばゆいメルヘンみたいで絶対ありえない。むしろ上野だな。まだまだあまちゃんだし、じぇ!が足りないし、

夏ノ雨にとけたトイレ ....
海馬が海を欲しがる
海馬が馬を欲しがる
僕は君を欲しがる
非常に脈絡がないが整合しているさ
君の内臓を貫いて心臓へ達する
もちろん致命傷だ
それが僕の返礼
海馬は賢いんだから
海馬は透 ....
仄かに月は翳りようよう薄明が始まろう
短縮された歴史はこの一点に凝縮する
ストレンジデイ 僕は 獣になっていた
フロイトに精神分析されている夢をみる
そう僕の中の彼女を苦しめてはいけない
僕 ....
僕は今日は怒ってないがいつか拳振り上げて立ち上がろうと思っているんだ

何にって 僕にもよくわからないんだが 何か僕に巣喰う不条理とか

それは俺がお袋の熱いあそこからうまれた証なんだ

 ....
女子寮のマスターキーを盗み出しそれから先はゴニョゴニョゴニョニョ 勝敗の鍵は投手が握ってる偉そうに言うニート9年目 罌粟は魔性を見開いた
空の喀血の真中から
影だけが祈る 青く
静かな蜥蜴のように

 ミツメルカワタシヲ

陽炎を纏った男がひとり
抱えた鞄は石ころだらけ
左手で心臓を握り潰 ....
ねぇ、知ってた?

あの、蒼い、碧い、

青い海はね

たくさんの、たくさんの

みんなの流した 涙でできてんだよ。



涙って言ってもね

たくさんの、たくさんの

 ....
【恋するシーラカンス】


次ニ カラダガ アクノハ イツ?
湿った瞳で 体の中をのぞいても さあ
青天も 深海なのよ

るりいろが ひるがえるパチンコ屋の銀の壁面 巨大魚に想える
あ ....
芦沢 恵さんのおすすめリスト(5458)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かき氷- 殿上 童自由詩10*13-8-4
銀河の鳥- 梅昆布茶自由詩1013-8-4
日曜日の午後の歌- 梅昆布茶短歌613-8-4
【ベランダに吹く風】詩人サークル「群青」七月のお題「風」から- そらの珊 ...自由詩18*13-8-4
ショッピングモールへ行く- 梅昆布茶自由詩513-8-4
くるんとまるく- 鵜飼千代 ...自由詩9*13-8-4
シュールな月が零れる夜に- 梅昆布茶自由詩713-8-4
くそさびしい夜- 吉岡ペペ ...自由詩1013-8-3
思い切って- Lucy自由詩18*13-8-3
禁句- 吉岡ペペ ...自由詩213-8-3
夏休み- nonya自由詩21*13-8-3
泳ぐ_ - 阿ト理恵自由詩5*13-8-3
風をみた- 阿ト理恵自由詩4*13-8-3
神殿__- 服部 剛自由詩713-8-2
羽蟻- ただのみ ...自由詩13*13-8-2
うつるんです。- そらの珊 ...自由詩16*13-8-2
あとは静かに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-8-2
日々の聖句(24)福音を伝えよう- 生田 稔短歌213-8-2
地球の夢__- 服部 剛自由詩8*13-8-1
雨の日の猫は眠りたい_2013- たま自由詩30*13-8-1
目玉焼きの皿がからになったらキスをする- 石田とわ自由詩14*13-8-1
Let's- 阿ト理恵自由詩8*13-7-31
海馬- 梅昆布茶自由詩713-7-31
薄明- 梅昆布茶自由詩613-7-31
君よ憤怒を糧にたちあがれ- 梅昆布茶自由詩3+13-7-31
女子寮のマスターキーを盗み出しそれから先はゴニョゴニョゴニョ ...- 北大路京 ...短歌213-7-31
勝敗の鍵は投手が握ってる偉そうに言うニート9年目- 北大路京 ...短歌313-7-31
終わらない夏- ただのみ ...自由詩13*13-7-30
海の名残。- 元親 ミ ...自由詩313-7-30
恋するシーラカンス- るるりら自由詩20*13-7-30

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