こんなの詩じゃないと
お叱りを受けそうですが
まあ、いいだろう
と、寛大な心の方はご覧ください

     *

小さい頃のわたしは
引っ込み思案で 恥ずかしがり屋
自分から友だちを ....
ふいに 風がカーテンをゆらし
とおいあの頃が 窓の外にある 気がした
みわたすかぎりの原っぱの向こう側には
そこなし沼に こわれかけの小舟が一双
沼を取り囲む山に続く なぞの けもの道 ....
君は今日も、渋谷ハチ公前の
路上でギターを掻き鳴らし
スクランブル交差点を行き交う
無数の靴音の、彼方には
紫色の夕空と…ひとすじの雲があり

警察に止められ、君の路上の歌声は
3曲で終 ....
私は生きることが好きだから
すべての生き物が好きです

犬は子どもの頃に
一度だけ飼っただけで
それ以来
飼ったことはありません

彼らはあまりにも人間に
忠実すぎて
どんな理不尽 ....
             150713


リサイクルゴミを夜のうちに整理する
朝、早く、食事前の忙しい時間帯に
お父さんに出してもらう
お父さんの仕事はもうそれだけの気がしたが
お父さ ....
つらいことには傷付き
楽しいことに笑って
嫌なことに怒り
中には歌が流れていて
石を見ると喜んでいる

君とはたぶん
最後の二行だけ
ちがうだろう
風をたくさん挟んで
送り出す
君への便り

いつまでも止まらない翼は
想い出を回し続け
空に漣を描いていく

今日あった小さなぶつかりは
すぐに修理できるから安心して欲しい

 ....
オムレツにケチャップで書く好きの文字その上からマヨネーズでバツ キューピーのマヨネーズ推す雄山に対し士郎の推す味の素 レゴ製のバベルの塔が崩される父の上司の娘によって            150709
小河内地貯水池なんて済ましてやがって
てめえ昔はダムと言われていたんだろう
ダムよ
返事が無いのはどういうわけだ

蜘蛛の糸を伝わって降りてきたのは
 ....
嘘ばかりで安っぽいお伽噺じゃないのにね
雨音が小舟を脅かす夜に
嵐の中、揺れる吐息
生きている
自分も世界も欺いて
生きている?

誰かがドアを叩いている
此処が何処だか分からない魂だ ....
生あるかぎりです
だれしも遮れない旅をしているとおもうのです
たぶん滅びるのもちかいのかもしれません

ちょっとなにかを選択するのもめんどうくさいのですが
いつも可能性と不可能のコードの端を ....
黄色いシーソーが二つ
同じ方を下げて
ならんで寝ころぶ恋人同士みたい 

ブランコも二つ
風にほんの少しだけこぎ出して
仲睦まじそう

のっぽの滑り台はひとり
空を見上げている 雨が ....
願いが叶ったかどうか
わからないまま
一年が過ぎて
今年も七夕は雨だった

短冊を結んだ笹は
燃やされて
煙になる

煙になったあと
願いはどこへ行くのだろう

いくら目を凝ら ....
パソコンに向って
キーボードを打っていたら
ブ~~~ン
という音が聴こえてきた
蚊か?
気づいた時にはもう遅い
手と足と三ヶ所 刺された後だった
痒い 痒いと掻きむしりながら
蚊の気配 ....
かわりにひとは旅など計画する

梅雨なのにあじさいは

冬枯れしている

切なくて拙なくて刹那くて

いっしょう一緒のはずなのに


ひとり泣きふるえた夜

聖なる夜になにを ....
赤く透き通った
血の様なワインを飲んでいる

酔っているので
詩は
書いてはいけない

酔っているので
なおさら書きたい

自制心が効かない時ほど
熟成しないまま
今すぐ
投 ....
 
 病やすらぎ

紙の短歌たんねんに読みこころ解け又再びを短歌作らむ

寝てばかり考えめぐらし何もせず病いえればまた歌作る

英文を読めば心は弾みつつその先その先眼鏡をとおして

 ....
小指姫



清水のはじまりを
そっと草をひろげて
ゆびさきで たしかめるとき
七夕の日の心の岸部から
あなたの冒険が 始まります

笹船に乙女がのることができるとしたら
親指姫 ....
一度目
道に迷う
二度目は
短縮展示のため時間外
三度目、
祝日の関係で振替休み
四度目
ふてくされて向かわず

そして五度目

有楽町の美術館は
中に入れはしても
常設展 ....
リビングにおいた
鉢植えのシクラメン
水だけやって
かれこれもう2年
元気なんです
これがまた

冬の花だと思っていたら
去年の夏
狂ったように咲いていた
意地か
誇りか
はた ....
原爆が広島と長崎に落ちて
いつのまに真夏の最中
戦争が終わり
港街には帰還兵と
占領軍の兵士があふれていた
マッカーサー元帥の命令で
英語が出来てレポートが書ける
反骨精神があり眼と目で ....
金田一少年がいるコナンいるやけに激しい風が吹いてる 人形に悪口言わす腹話術やけに激しい風が吹いてる さっきから野球の喩えばかりだなやけに激しい風が吹いてる 神様が作った骨の成り立ちを考えれば
猫背であることはとても自然な成り行きであるのだけど
猫背である自分をウインドウ越しにうっかり見てしまえば
あんまり素敵じゃなくて
ちょっとだけ無理をして背中 ....
はい 間違いございません
わたしが〝ラッキーストライク〟です
本家本元 
「首相投卵事件」以来
多くの有名著名人ばかりを狙った
スロウアンエッグテロリスト
今や多くの模倣犯が現れて
巷で ....
                    150703

どろぶねにのつているつもりはないのですがと、せんちょう
演劇部の練習は今日も順調
ささのはを頭に載せた艮狐
美人に化けるのもお上手で ....
閉じ込められていた扉が開いて 一斉に流れ出す
群集に紛れる 安心感に包まれて
たくさんの孤独は 水族館の鰯になって
同じ水槽の中を 泳ぎ続ける 死ぬときまで


独り暗闇に潜んだ金魚の ....
芦沢 恵さんのおすすめリスト(5458)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【_私の友だち履歴_】- 泡沫恋歌自由詩17*15-7-15
おしえて_のすたる爺- るるりら自由詩15*15-7-14
路上の歌人___- 服部 剛自由詩315-7-13
どうぶつ- 一 二自由詩515-7-13
サウザン- あおば自由詩8*15-7-13
自分- フユナ自由詩315-7-13
風車- 乱太郎自由詩16*15-7-10
オムレツにケチャップで書く好きの文字その上からマヨネーズでバ ...- 北大路京 ...短歌315-7-10
キューピーのマヨネーズ推す雄山に対し士郎の推す味の素- 北大路京 ...短歌315-7-10
レゴ製のバベルの塔が崩される父の上司の娘によって- 北大路京 ...短歌415-7-10
ダム- あおば自由詩8*15-7-9
変身したい- 智鶴自由詩415-7-8
生あるかぎり- 梅昆布茶自由詩2015-7-8
雨の日の公園- ただのみ ...自由詩17*15-7-8
短冊に書いた平和- そらの珊 ...自由詩16+15-7-8
【_蚊を殺す_】- 泡沫恋歌自由詩16+*15-7-8
聖なる夜- 吉岡ペペ ...自由詩315-7-8
赤い酒- Lucy自由詩15+*15-7-7
_病は癒えて- 生田 稔短歌4+15-7-7
小指姫- るるりら自由詩9+*15-7-7
にゃんと。- フユナ自由詩5*15-7-7
シクラメン- umineko自由詩5*15-7-7
或る米軍少佐の終戦回顧録- りゅうの ...自由詩6*15-7-6
金田一少年がいるコナンいるやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌315-7-5
人形に悪口言わす腹話術やけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌315-7-5
さっきから野球の喩えばかりだなやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌315-7-4
猫背考- そらの珊 ...自由詩1915-7-4
『ラッキーストライク』__卵から始まるはな詩⑦- ただのみ ...自由詩15*15-7-4
そんな気はさらさらないってつぶやく口のなかでだけ- あおば自由詩6*15-7-3
電車- 藤原絵理 ...自由詩715-7-3

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