すべてのおすすめ
プラナリアに 出会いたい
永遠の命だというプラナリア
世界が黄砂に なぶられて
沈鬱が大陸を覆い 海洋にも降りた
人は みみずのように
スマホのなかの情報に生きる術をもとめ
無数の出口 ....
大脳皮質は、
前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の四つに区分されますって いうじゃない
それって クローバーみたいなものかしら
だって 四つの葉だもん
鮮烈な夢が炸裂するとき
きっと 脳内の ....
空々漠々 とした
あおぞらも ちぎれるときは
わすれぐさのように 赤く鮮烈に土壌と宇宙との間で炸裂するのだ
きょうも嘘で すべてを汚染しつづけている人々の足元で 蟻は動く
死してもなお ....
ふいに 風がカーテンをゆらし
とおいあの頃が 窓の外にある 気がした
みわたすかぎりの原っぱの向こう側には
そこなし沼に こわれかけの小舟が一双
沼を取り囲む山に続く なぞの けもの道 ....
小指姫
清水のはじまりを
そっと草をひろげて
ゆびさきで たしかめるとき
七夕の日の心の岸部から
あなたの冒険が 始まります
笹船に乙女がのることができるとしたら
親指姫 ....
という訳で、と 切り出してもて わかる方は解るくらいに 回数を重ねてきた
るるりらのお祭りのお知らせです。
わたしたち 現代詩フォーラムのすべての参加者は、詩を介して より幸せになりたいと ....
みずから の
からだを つかいきった ら
今日は、からだぜんぶで 床を かんじてみよう か
床の飴色は頬に ひんやり
水飴にもなれないまま
わたしの良からぬ電気を逃がすように アース ....
【幸福な魚】
福はあなたのまわりに 居ますか?
幸福のフクですよ。何言ってるのですか?
福は生き物に決まっているじゃあありませんか
なになに幸福が生き物だとしたら
め ....
ぐおんと
いしきの
たきつぼ
おちれば
あぶくに
つつまれ
呼吸の
できない
じぶんが
いた
『 尾鰭よ!』
と、つよく
念じる
「 ねぇ、きみ ナイーブ とりか ....
おてんとむしは かくれんぼ
ちいさな星は めだつけど
みかけよりシャイなのさ
スターの数は 数えないで
すっかり いじけた おてんとうむし
さいこうの隠れ家 見つけたよ
大切な 種 ....
【 流石の沢蟹】
沢蟹は、歩く
沢を 歩く
さわさわとした沢を歩く
沢蟹も 花見をする
タンポポの花が 咲いている
その花弁を
器用に 切り取り
....
とうめい が
好きですよ
漆黒も
好きですよ
漆黒が とうめいな日が 好きなのです
玄武の闇漆黒の岩石の中でケイセキは ちかっと 輝いて
その輝きは あまりに ちいさいので ....
新月
新月の夜 一つの石を 拾い上げる
波打ち際にいる者は他に誰もいない
静かに拾い上げると遠い星の
みたことのない惑星の記憶が めくるめく
展開し ....
【 ちきゅー 】
いま
きみの くちびるが
ちきゅー って 言ったよね
そのとき
うちゅう の どこかで
だれかが
地球にむけて かぷかぷ しゃべっていたよ ....
「ハイジのおでこはアールデコ」
塾に行く子供たち 電車を待ち
丸い おせなで ゲームする
一番線に 白ヤギが紛れ込んでいますご注意ください
満員電車の中で みんな気付きません
二番線に ....
めざめは はるかとおく
めざましは なりやまない
汽水域からの 電話の呼び鈴が
あんなに激しく鳴っているというのに
あらたな就職口からの
電話だというのに
めざま ....
【閂は開かれる】
閉ざされた記憶の門のかんぬきが
思いがけない方法で開かれることを 私は知った
たとえば 少女の髪にあったリボンが
ほどかれた瞬間に急に大人び
何かを失ったかのような遠い ....
【そいつのまえでは おんなのこ】
あの子にあったのは 友達三人で小旅行をしていたときだった。私には 遠距離恋愛中の彼が居て、そうそう彼には会えないので 大抵の週末は友達夫婦と過ごしてい ....
おびただしい雫という雫が
都市と都市の間で あらゆる物と物の間で
たがいに伴を呼ぶ
満月のような視座で みえないその糸に命を与えようとしている男のポエジは
蜘蛛の意図のよう
雫と雫がつながり ....
【大草原の星の王子様】
いつしか はだかになれない自負が
少年を呼び寄せたのだろうか
ひつじの絵を書いてと言われて
ツノを書いてしまった
ダメじゃんぼくの星で おじさんの思い ....
水溶性キネマ
記憶の階段を一段一段昇るたびに
潮のように満ちてくる
おじぃちゃんの机のうえには
馬の毛
たぬきの毛
頬にやわらかいリスの毛
お米にも描けそな ....
【見えない力】
桜の葉が
秋の雨に打たれて
石畳や道は艶めいている
やがて すべての葉は落ちてしまうのだろう
しんやりとした風に心を寄せると
桜の匂いがした
たとえ花はなくとも桜 ....
ミツビシに勤めているのに みつひしと云う父が
三つ菱形があるから、三菱
そんなことを教えてくれたのは、やっぱり
みつひしだったからなんだな
カッターナイフを ぽきん
「これが ひしがた ....
突然、お祭りをはじめたにもかかわらず
多くの方に ご協力を得て 無事 お祭りを終了させていただきます。
わたしとしては、
とても楽しかったです。
以前、祭を企画するなら ....
以前、【節分祭】【雛祭り】という
ポイントなしの レスを できるだけ多くのかたつけさせていただこうという
企画をやらせていただきました。
節分祭、雛祭り いずれも クレームをいただくこともな ....
【たまきはる】
珠さんが きはりましたのや
珠のような肌のお方でしてな
おおけな光の珠のようでしたな
魂というものに あたたかみというのが
あるのでしたら きっと夕日のよう ....
そらが ぬけて
やまが 切り取られたかのように くっきり
やまぎわの空はしろく 天頂は限りがない
あきいろの あかねは
だ円のつぶらな目で ぬけたそらをみている
なんて ....
【青が崩壊する。】題名は あまさらさんです。
こんこんと 混沌
どくどくと 清濁入り乱れ
大地と空が 激昂する
相容れない物どうしが交信しようとして
雨戸を叩く
夜の闇に
....
「土砂崩れのあった山のあたりは 幾たびかの土石流が重なりあってできたので、昔の地名には、 それが残っていたらしい。」と、母が どこからか聞いてきた。調べてみると 阿武山というのがある。
【阿】という ....
【あたらしい一日】
ところで
どこともなく金木犀の香りがして
新しい季節の梢で すずむしが
昨日より すこしスローな音色の 今日を謳う
ところてんしきに
としごろてきに ....
芦沢 恵さんのるるりらさんおすすめリスト
(158)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
小宇宙から流れくる____(改訂稿)
-
るるりら
自由詩
16*
15-9-9
恋かし蘭
-
るるりら
自由詩
22*
15-8-7
わすれぐさの_みそら
-
るるりら
自由詩
12*
15-8-6
おしえて_のすたる爺
-
るるりら
自由詩
15*
15-7-14
小指姫
-
るるりら
自由詩
9+*
15-7-7
★七月七日十七時七分七秒★七夕祭のお知らせ。★_
-
るるりら
自由詩
10+*
15-7-2
みずから
-
るるりら
自由詩
19*
15-6-30
さかなかな(三篇からなるオムニバス)
-
るるりら
自由詩
9+*
15-6-25
黒曜日
-
るるりら
自由詩
12*
15-6-16
_たんぽぽに抱かれて
-
るるりら
自由詩
8*
15-6-2
流石の沢蟹
-
るるりら
携帯写真+ ...
21*
15-4-13
とうめい
-
るるりら
自由詩
25*
15-4-1
つきのない日に
-
るるりら
携帯写真+ ...
9*
15-3-12
(*^o^)/\(^-^*)は、だあれ
-
るるりら
携帯写真+ ...
6*
15-3-12
ハイジのおでこはアールデコ
-
るるりら
自由詩
19*
15-2-22
はるか
-
るるりら
自由詩
12*
15-2-17
閂は開かれる
-
るるりら
自由詩
17*
15-2-14
そいつのまえでは_おんなのこ
-
るるりら
自由詩
7*
15-2-12
がうでぃな_さざなみ
-
るるりら
自由詩
17*
15-1-29
大草原の星の王子様
-
るるりら
自由詩
15
15-1-9
水溶性キネマ
-
るるりら
自由詩
15*
14-12-12
星の王子さまによせて_
-
るるりら
自由詩
15
14-12-1
さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋
-
るるりら
自由詩
14*
14-11-7
★10月31日_ハロー勝利(ウィン)_【収穫祭】企画の終了の ...
-
るるりら
散文(批評 ...
4+
14-11-4
★10月31日_ハロー勝利(ウィン)_【収穫祭】企画のお知ら ...
-
るるりら
散文(批評 ...
6*
14-10-30
夕陽のように温かい物語_三篇
-
るるりら
携帯写真+ ...
11*
14-10-28
あかね
-
るるりら
携帯写真+ ...
22*
14-10-20
とりつくしまという名前の島での物語_オムニバス三篇
-
るるりら
自由詩
8*
14-10-15
阿武山
-
るるりら
散文(批評 ...
9*
14-10-6
ぷれぜんと_三篇のオムニバス
-
るるりら
携帯写真+ ...
16*
14-9-29
1
2
3
4
5
6
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