コオロギの鳴くや神無の二日なり秋風ぞ吹く融の里に

天高し薄きブルーの彼方より秋の風吹くひくき丘の辺
治りかけの小さな傷は
ちょっと痒くなる

我慢できなくなって
その周りをおそるおそる掻いてみたりして

治ってしまえば
こんな小さな傷のことなど
きれいさっぱり忘れてしまうだろうに
 ....
なんでもない詩人たちがけっこう好きなのです
ごく私的でもよいのです
ときに詩的でさえなくとも

ぼくのちっぽけな世界をあたためてくれる
ひとひらの言葉たちがたぶん
ぼくがなんとなくたいせつ ....
寝言では国家機密をペラペラと 最新のマッサージチェアに住職 静かな夜には
聴こえない声に
耳を澄ませて
実らない夢なんか
虚空に放り投げる

ずっと 
心の砂漠を彷徨ってきた

スタンドを消して
遠い町に住む
あなたにオヤスミをいう
暗 ....
教会に行く小径で
野ぶどうを摘んだ
手のひら
いっぱいにのせた
紫色の小さな実
食べるわけではないのに
文句も言わずに摘まれる優しい実
あの頃の
わたしの宝物だった

欲張りな少女 ....
そちらの情にも 唱えたい
城なら行きたい あと僅か

レールの上に 飛び乗って
滑車を待って 走り出す

風を切るなら 扇子でね
キミの センスが モノをいう
ボクなら 春に 団扇餅
 ....
国々は歴史というエスカレーターに乗って
ゆっくり 未来へ向かって登って行く

いつまでも いつまでも
赦すことのできない憎い後ろ姿が見える

煩わしい声に ふと 振り返ると
遠い過去から ....
雰囲気たっぷりの
空間
拍手が上がる
スイングする

リズムに乗り
アドリブの世界
ソロは痺れる
ボーカルの甘い声

ベースの低音は
落ち着かせる
ピアノのうなりは
心を奪う ....
健康に関する悩みごとは

当事者にしか分からない

それが悔しくて

ぼくは共に苦しもうと思って

この中秋の月をながめていた


あの輝きが

共に苦しもうとしている姿に

思えたのだ


健康に関 ....
月よ お前様は 自ら輝く事も出来ない身の上だと言うのに

借り物の服を着て

ものまねの明かりの下に 私を座らせて この めくるめぐる思いを

ただ 寂しいよ と一言だけ 言わせて 癒 ....
よいの口
えんぎのいいえん
一丸となって
ひらめきたい
もうすでにあてある
肘あてみたい
たまごのきみ

たまによりかけすぎて
しゅうちゃくえき
しゅうしゅうはくかいな
おそっちゃう
にげちゃ ....
ななめ45℃に体かたむけて空を見る

とんびがくるくっるとんでゆく

仕事がえり

足が大根になってゆく

シンドイナってつぶやいて

ちかちかと電信柱に灯がともる

いいこと ....
スタンドで虫籠開けるブチャラティ ぬらぬらした病に追われる 今ならば素直に言えるありがとう嘘に酔いしれ泣いてる娘 これまでも
世界の秩序が狂ったことはあった

その結果
それまで うまく棲み分けられていた人々がまじわることで
多くの不都合が生まれたのだった

紙の民の一人であるミス ドリアンは気象の ....
{画像=121001012943.jpg}




小学生になった子供の頃
よく新聞に挟まれてくるチラシの裏に地下世界を書いた。

それは壮大な地図で
地上世界の下にもう一つの世界が ....
高い所や高級な場所が好きになれなくて

そんなところに行くことはなかった

それはぼくのわがままで

そんなわがままに象徴されるぼく自身が

宇宙レベルのまちがいでもあったのだ!

 ....
イチローのヒットあざやか杜鵑草 過激動物愛護団体の抗議が怖くてシュールストレミングと猫は中止にしました ねぇ あなたは柿好き?

わたしは嫌いだったんだよ
むかし 田舎から送られてきた
柿を ひとりで食べ過ぎて…
おなか壊して 三日寝込んだ

たかが柿って あなどれないよ

それ ....
浜川崎から羽田線に乗る
古い高速道路はそのまま川崎大師の大鳥居をくぐり
モースの大森貝塚を三周程して
干し網の漁師たちを驚かす

ようやく京浜急行が高架になり環八がスムーズになっても
森永 ....
目の前いがいが暗くなる

だから前しか見れなくなっている

暗くなるまえ

目の前いがいが緑色に蝕まれる

緑色は

やがて真っ暗い

闇になって

ありがとう、あなたの声を聞いていた


あなたしか ....
激しい雨音が心臓を掻き消して
夜の中震える僕を殺した
居なくなれないのは
幸せなことだろう

嘘が空に映って
哀しいことは忘れていくだけだ
流れる時間と
摩擦していく昨日を
毎日が死 ....
最近付き合いが良くなった。
気も遣える様になった。
少し許してもらった。
嬉しかった。

待つことを覚えなくては
人が心を開くまで
じっと耐えて待つ。
いつも心と愛情を持って

慌 ....
ミラーマン
キラキラ光る
お友達

なんだか ちょっと
ミッキーマウス みたい

そう言うの あったよネ
最初と 最後の 文字で
人は 勝手な 判断を する

脳内変換をして
 ....
漂えど沈まず

なんとなくカッコイイ気もする言葉だ

でも

沈むことがまるでダメなことみたいで

この言葉が嘘くさくて嫌いだ


沈みたければ沈む

漂えど

沈みたい ....
大きな鬼と琵琶湖に入りブラックバスを食べ尽くす
芦沢 恵さんのおすすめリスト(5458)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
融の里- 生田 稔短歌212-10-3
メモワール- そらの珊 ...自由詩33*12-10-3
所属しないうた- 梅昆布茶自由詩28+12-10-3
国家機密- 北大路京 ...川柳312-10-2
最新のマッサージチェアに住職- 北大路京 ...自由詩312-10-2
【_静かな夜_】- 泡沫恋歌自由詩14*12-10-2
野ぶどう- そらの珊 ...自由詩20*12-10-2
ゆるり- 藤鈴呼自由詩5*12-10-2
エスカレーターを駆け下りようとする馬鹿なやつ- ただのみ ...自由詩15*12-10-1
ジャズライブ- ペポパン ...自由詩4*12-10-1
あの輝きが- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-10-1
仲秋の夜に- ぎへいじ自由詩17*12-10-1
十六夜 - 阿ト理恵自由詩5*12-10-1
あしたはあしたの風がふく。- じじ自由詩25*12-10-1
ブチャラティ- 北大路京 ...俳句412-10-1
ぬらぬらした病に追われる- 北大路京 ...自由詩212-10-1
- 北大路京 ...短歌212-10-1
砂の民- そらの珊 ...自由詩11+*12-10-1
地下世界の大地図__/_鉛筆を握りしめて- beebee自由詩29*12-10-1
ぼくのわがまま- 吉岡ペペ ...自由詩1012-10-1
イチローのヒットあざやか杜鵑草- 北大路京 ...俳句212-9-30
過激動物愛護団体の抗議が怖くてシュールストレミングと猫は中止 ...- 北大路京 ...自由詩412-9-30
【_柿_】- 泡沫恋歌自由詩7*12-9-30
昭和遺文- 梅昆布茶自由詩1612-9-30
暗闇のなかで- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-9-30
不出来- 智鶴自由詩412-9-30
今日は調子が良い- ペポパン ...自由詩9*12-9-29
ミラーマン・スノーマン- 藤鈴呼自由詩5*12-9-29
漂えど沈めず- 吉岡ペペ ...自由詩712-9-29
琵琶湖【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...1012-9-29

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