骨だけになった 樹の群れは
古い写真の中で 諦めている時計に似て
遅れていく時刻 ついさっきまで耀いていた
枝の露は 跡形もなく消えた
誰かからの便りを 待っている
いつか訪れる ....
.
愛を知って
天使と悪魔の間の子と出会い
生と死の境目を歩い ....
友人の車のターボチャージャーがいかれて修理に15万ほどもかかるので
通勤の足の無い友人に僕の車を貸してある。
僕はといえば通勤は自転車で5、6分歩いて10分というところなので
日常的に自分の車に ....
羽根がはえたかと思ったんだ
ダウンジャケットのだったんだけどさ
けどね、ちょっと、ちょっとだけだけど空を飛ぼうなんて思ったんだ
今回は詩を書くためのツールの紹介です。
▼TeraPad
http://www5f.biglobe.ne.jp/~t-susumu/
詩を書き出した頃はワードを使っていましたが ....
公園に若いお母さんと小さな女の子がいた
お母さんはベンチに座ってスマホをいじっている
女の子は傍をちょこまか歩きまわる
女の子がお母さんに話しかけても
お母さんはスマホに夢中で返事をしない ....
シュン! シュン! 飛び去る一瞬一瞬
びょう! びょう! 風吹く一秒二秒
塵 散る 満ちる 青い問い
埋もれ生まれたガリガリ亡者
スン! スン! 寸の間 一分二分
掻き毟る両手につかめはしな ....
灯火管制の都会の底では
光を漁って深海魚が徘徊している
魚卵たちの夢は皆カーキ色をおびて
時折光る虹色の粒は
懐疑が延ばす触手に喰われ
光彩を失う
幼魚は皆同じ方向を見てかたまり
群 ....
あなたのみらいのために祈らせてください
そう語りかける女の瞳は
目の前の現実であるわたくしではなく
どこか遠い国を見ているようでした
ミライは
いつの間にか
ミイラにすり変わってい ....
どこでもドアでお遍路巡り
君が落ち込みヘコんだときを狙う妄想膨らます
風のない日にはアナタを見た場所で磁石の如く北を向いてる
青空を掴んだ赤いハイヒール点滅してる少女の子宮
いつかは捨てなければならないものたち
おもいではすでにどの街にも
棲みついてはいないのだろう
もう昔々あるところにはだれもいない
ものの変化を過去というならば
いいかげんな記憶のなかから ....
お母さんは学生時代の友達の家に遊びにいくと必ず寝込んでしまった。
それはいつも二、三週間続いた。
そうなると私が弟の面倒をみて夕飯や朝ごはんを作るのだった。
私がそれを受け入れればお父さんとその ....
眼を
口を
戸を
窓を
蓋を
缶を
鍵を
扉を
店を
シャッターを
開けまして
部屋が
体が
スケジュールが
空きまして
仕事に
テレビに
恋に
ゲームに
....
折り紙を折るその指先は
あどけなく、いつも湿っている
クレヨンを持つその指先は
つよさを隠しもっている
あした晴れたなら手をつ ....
それから数日間、サエコのことをよく考えていた。
それは彼女が誰に殺されたのかというより俺の喪失についてだった。
サエコはいずれほかの男と結婚するだろう。そう思っていた。だけどそれは俺にとって喪失で ....
三番目の彼女が死んだ。
三番目とは俺の恋愛経験の順番ではない。
なにが三番目かというと、ツートップの次に位置するのがサエコだった。
サエコが死んだことを俺は突然訪問してきた警察から聞いて知った。 ....
雪の降る日に、{ルビ姉=あね}さんは
半年前の忘れ物を取りに来はった。
今朝、思い出しましてなぁ。
そういって、姉さんは
その日傘を抱えて帰りはった。
なんで、こんな日に思い出したん ....
キミが放っておくから
ボクはすっかり錆びちまって
ダッシュボードの上は
白い埃が積もってるけど
ベイべー、雪合戦するほどじゃない
底意地の悪い奴は
どこの世界にもいるのさ
ヤワな雪玉に見 ....
朝礼で社長のボイパ聴かされてレポートまでも書かされている
傘の下輪唱してるふたりには神の祝福すこし遅れて
返せない言葉の熱がたまってく「君に会いたい」それさえ言えず
シャッターを切るスピードで
君の世界へおちていく
背中合わせのミラー
同じ色の空
放課後の忘れもの
校庭に長過ぎる影
蝶の羽根の折れる音が する
どっちでもいいさ――右に転ぼうと、左に転
ぼうと、あの娘にフラれようと、はたまた結
ばれようと――全ては運命の掌がふったサイ
コロの数に過ぎないのだから
右にゃあ右の風が吹き…左にゃあ左の ....
アルモノヲナイモノノヨウニ
ナイモノヲアルモノノヨウニ
カタルモノニカタラセズ
カタラナイモノニカタラセヨ
時の澱み
虚無の沼地
透明な不発弾
スイカばかり食べていた記憶の夏
....
ヒマワリが肩を組んで仲良しだ
熱にうかされて夢をくりかえして見ていた
数字には現実の数字と希望もしくは失望の抽象的な数字がある
当たり前すぎて現実と抽象はごっちゃになっている
....
この世間の狂騒
異物混入は真因ではない
異物混入なんてふつうのことだ
謝罪くらいで済まされるべきものだ
そんなことでは死なない
ペットですら死なない
原発のほうが問 ....
薄暗い台所で
小さなボールを抱え
温めた牛乳を昔ながらの泡立て器で
けんめいに泡立てる
しゅんしゅんしゅんと薬缶が
今にも ....
芦沢 恵さんのおすすめリスト
(5458)
タイトル
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カテゴリ
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日付
囲炉裏の上
-
藤原絵理 ...
自由詩
7
15-1-19
世界がそれを終わりと決めた
-
世江
自由詩
2
15-1-19
赤いモペット
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
9
15-1-19
空を
-
殿上 童
自由詩
15*
15-1-19
詩作をするときのお供2
-
殿上 童
おすすめリ ...
7*
15-1-18
【_スマホと女の子_】
-
泡沫恋歌
自由詩
17*
15-1-17
餓鬼
-
ただのみ ...
自由詩
14*
15-1-17
暗い虹
-
イナエ
自由詩
13*
15-1-17
巴里、骸骨寺で
-
そらの珊 ...
自由詩
17+*
15-1-17
どこでもドアでお遍路巡り
-
北大路京 ...
自由詩
11
15-1-17
君が落ち込みヘコんだときを狙う妄想膨らます【都々逸】
-
北大路京 ...
伝統定型各 ...
3
15-1-17
風のない日にはアナタを見た場所で磁石の如く北を向いてる
-
北大路京 ...
短歌
4
15-1-16
青空を掴んだ赤いハイヒール点滅してる少女の子宮
-
北大路京 ...
短歌
3
15-1-16
あしたの風
-
梅昆布茶
自由詩
18
15-1-16
帰り道
-
吉岡ペペ ...
自由詩
14
15-1-16
あけまして
-
Lucy
自由詩
13*
15-1-15
ふしぎがいっぱい
-
石田とわ
自由詩
14*
15-1-15
三番目の彼女(後編)
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
15-1-15
三番目の彼女(前編)
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
15-1-15
冬日傘
-
たま
自由詩
18*
15-1-15
コール_アンド_レスポンス
-
そらの珊 ...
自由詩
21*
15-1-15
朝礼で社長のボイパ聴かされてレポートまでも書かされている
-
北大路京 ...
短歌
1
15-1-15
傘の下輪唱してるふたりには神の祝福すこし遅れて
-
北大路京 ...
短歌
3
15-1-15
返せない言葉の熱がたまってく「君に会いたい」それさえ言えず
-
北大路京 ...
短歌
1
15-1-15
蝶の羽根の折れる音
-
北大路京 ...
自由詩
3
15-1-15
鳥の唄
-
服部 剛
自由詩
5
15-1-14
僕は妊娠する
-
ただのみ ...
自由詩
20*
15-1-14
現実と抽象
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
15-1-14
異物
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
15-1-14
茜の記憶
-
石田とわ
自由詩
11*
15-1-14
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