夏の宵 風鈴さえも物静か 誰に別れを告げて過ごそう

すべてを溶かして夏が逝く 遠く僕らを置き去りにして

朝顔にそっと問いかけ返事待つ あの恋の行方こころの行方

短信の むこうに見 ....
東には青色の竜
南には赤色の鳥
西には白色の虎
北には黒色の亀

そして
中央には黄色の麒麟

日本橋の
中央には翼を持った麒麟が
鎮座している

かつては
五街道の起点 ....
死を拾う 空に斧振り上げたまま腹見せて転がっている

詩を拾う 弔いもなく涙なく乾いて虫の命逝く夏
ひとりなのに大橋トリオ。

あなたは、麗しのデビィット・ボウイさま名曲「スターマン」

http://m.youtube.com/watch?v=a2uq_rTNBmU&client=mv-googl ....
秋口の効率悪いオシャレ服 昇進をひとりで祝い小鰭鮓 もし僕が君の瞳になれるとしたら どういう世界がうつるんだろうか

もし君の心が盗めるとしたら どこに隠しておこうか

僕は身に余る沢山の夢を持っていた 海の向こうに新しい地平線が見えていた
 ....
御爺ちゃんは お魚を食べるとき それはそれは丁寧に 
その骨をならべて
なぜか 零戦の話をしてくれた 
骨のアーチを並べながら、「綺麗だ」「綺麗だ」と
繰り返えしながら 並べられる銀色
 ....
干し物を終えて降りくば妻は居ぬ声かわさずに伝道に出ず

真実は歌の極まる本質にして妻と吾とのきずなにあらずや

妻のいぬ部屋に座りて今朝もまた妻を思いて子も思うなり

あくまとはけっし ....
どちらの面差しも旅の車窓のよう

行き過ぎても
視界の端にしがみついてくる

記憶になる前の残像は
意外なほどにカラフルで
フラッシュバックで負った
昨日の傷が

呼応したがっ ....
 鳥と   誤謬
眼の無い 朔に咲く
 花師   項の

 謎紫   白く
八日とも 病み世に
 想い   魅せ


啞啞あなた彼方此方


    が

  揚 羽 が
 ....
わたしたち本当に
三十五年も会ってなかったのかしら

ベルギービールの酔いはまわる

芳醇な香り

懐かしいというより
現在形の友情

ゆうじょう?
友情ってなに?
暫く使った ....

家へ帰って早速チューハイを冷蔵庫からおもむろに取り出して

さて昨日の枝豆はと見るとなにやら白いものが付着している

黴の生えた人生 ふと自分のことを思う

人に期待もされず人にも ....
そら
くう
から



変換キィで
世界は変わる

くうですか
くうですね
ひとしくみんなくうになってゆきました

昨晩はよくふりましたなあ ざんざばらん
おかげでからっ ....
夢を見た 巨大なイベント会場での婚活パーティー 何故だか三人の息子達とタッグを組んでいる

現実には親父と息子が婚活で共闘するなどということは有り得ないが夢だからまあいっか

たぶん会場は本来 ....
白いおこめをぼくは買った

あなたのからだよくなるように

白いおこめをぼくは買った

二人のいのりかわされるように


シャケのおにぎり

緑のブロッコリー

小さなお弁当 ....
ふたり見た満月は

地べたに虫の声

きょうも一日ずっと

あなたを想ってた


ル、ル、ルール

鈴虫の声が吹く

ル、ル、ルール

幸せなはふたり

ル、ル、ル ....
                130819

酷暑の首都高渋滞発生中
エアコン壊れたオンボロ車の中で
熱風扇ぎ炎熱地獄を味わいながら
イライラしても始まらな ....
円周率の最後の一桁に出会ったら
宇宙はそのときめきに吸い込まれてしまうだろう
数字とは限らないその解は
きっと愛を語る詩人のように嘘っぽい
輪転機が無限に探すが
解けない問題こそ美しい詩のよ ....
沖に出てあおむけに視るこんなにも空の広さがおしよせてくる

優しげな名前とは裏腹に盆過ぎて泳ぐ子 戒める海月

光る波ひとつふたつと三角の硝子の意志が増殖してく

足裏の次第に砂がさらわれ ....
ただ頷いて微笑うのはおりこうさん
泣きながら問い詰めるのはおばかさん
ひとつ問題があって
ものわかりのいいひとの粒子は
少しずつ崩壊している


淋しさをこじらせると
言葉すら思い浮か ....
 
うちわであおがれひざ枕

これにまさる涼はなし

お礼に西瓜でも切ろうかしら




 
どうすれば僕は  
急坂さえも一気にのぼる  
機関車男になれるだろうか?  

この腹に内蔵された  
エンジンの蓋を開けたら  
思いの他にぼうぼうと     
炎は燃えていたのです ....
ほぼ体温と同じくらいに
熱せられた夏が
発火点を探しあぐねて
彷徨いの果て
私の絵の具を溶かしていた

指で透(なぞ)写る
あらかじめ決められていたように
螺旋状に滑り出すその先で捉え ....
ご馳走になった
そらまめとエビスビールを思い出し

テトラパックのそらまめと
エビスのロング缶を
セブンイレブンで買って来て

ホタルしながら
ひとり送り盆

わたしも ....
あなたの立てたポストは脆く
内も外も、やまない雨に濡れそぼつ
底冷えに、這いつくばった無音の小部屋の
差込口は狭く
取出口は固く
錆びた金具
動かない


 こころの番地(アドレス) ....
真っ赤な
パラボラアンテナは
今日も恋をする

南の島の
センチメートル波を
受け取りながら

灼熱の
コンクリートの上で
鮮やかに咲う

真っ赤な
パラボラアンテナは
 ....
   下駄をはく爪さき紅くはにかんだほら朝顔がしじまに惚れた
           
              

   かなしみのかなしみの声聴こえたら痩せた背中の骨なぞらえる ....
下町の団地の小さな台所で
母が作ってくれたホットケーキには
必ず人参のすりおろしが入っていた

海を隔てた異国の地で
日曜日の朝私が作るパンケーキも
やはりほんのり柑子(こうじ)色

 ....
くずれた コンクリート
身でたどる 無
囲う羽に 野が歩む

キミドリ草 と 居留守メモ文字
続きの光 撫でて 振り返って

きれの裾 メモに はさまれて
何所へも行けない 行きたくな ....
芦沢 恵さんのおすすめリスト(5451)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
晩夏へようこそ- 梅昆布茶短歌913-8-25
麒麟- nonya自由詩23*13-8-24
蟷螂- そらの珊 ...短歌17*13-8-24
種市先輩って星男でしょ_《雑記》- 阿ト理恵散文(批評 ...6*13-8-22
秋口の効率悪いオシャレ服- 北大路京 ...俳句4*13-8-22
昇進をひとりで祝い小鰭鮓- 北大路京 ...俳句213-8-22
人生は不思議だね_- 梅昆布茶自由詩1213-8-22
- るるりら自由詩17*13-8-22
エホバと妻と子- 生田 稔短歌113-8-22
車窓- 睦月十八自由詩213-8-22
とりとめのない- ただのみ ...自由詩16*13-8-21
ピンクの象- Lucy自由詩11*13-8-21
- 梅昆布茶自由詩613-8-21
あおいそら- そらの珊 ...自由詩24*13-8-21
長すぎる夢- 梅昆布茶自由詩313-8-21
白いおこめの歌- 吉岡ペペ ...自由詩613-8-20
鈴虫の風が吹く- 吉岡ペペ ...自由詩313-8-20
風に舞え- あおば自由詩10*13-8-19
- 乱太郎自由詩2713-8-19
夏の終わりに- そらの珊 ...短歌11*13-8-19
ひどく簡単な、冴えたやり方- 伊織自由詩11*13-8-19
- 殿上 童自由詩20*13-8-19
機関車男__- 服部 剛自由詩1213-8-18
デカルコマニー- そらの珊 ...自由詩13*13-8-18
そらまめ- 鵜飼千代 ...自由詩12*13-8-17
ポスト_(想起させるものに、忠実に)- 乾 加津 ...自由詩9+*13-8-17
ハイビスカス- nonya自由詩16*13-8-17
ひとつぶ- 石田とわ短歌11*13-8-17
柑子色のパンケーキ- 夏美かを ...自由詩29*13-8-17
つぶ_草- 砂木自由詩10*13-8-16

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