すべてのおすすめ
「結果がすべてだ」
というなら
人生はむなしい
さいごは
みんな灰になるのだから
○「災害関連」

*災害は忘れた頃来る
と昔はいわれたが
今は忘れないうちにやってくる

*幸せは
突然にやってこないが
不幸せは突然にやってくる

*災害に遭うと
みんな異口同 ....
 濡れ伏して
 夕闇の 湖面に一艘
 舟影とおく
 浮夜で だれぞ、
 釣り糸垂れん
 
 
 
やすらかな君の寝息をそっと聴き
独り静かにグラスを傾むける

まどろむ君に{ルビ詩=うた}歌い
もう一杯とキッチンに氷を求め
明日の天気を占った

酔い夢を…

否! 良い夢を

 ....
{ルビ昨夜=ゆうべ}観た夢の中で
ぼくは麒麟になっていた
千里の空を駆けて
鳳凰となったきみを求め
何処までも 何処までも 空を駆けてゆく

遠い空の彼方
彼らは今も胸の中に生きている
 ....
観客が立ち上がると
わたしは魚になりそこねて
また化粧室の蛍のよう浅い渚の飴玉、
ハミングしたんだ、追いかけるように

誰かのかわりになって
担って、産まれていった
無音のクラッカーは香 ....
薄氷の上を
危うくも繊細な
ステップ踏み進む
いつ崩れ瓦解しても
後悔だけはしないように
慎重に大胆に歩み行き進む

この社会は獰猛な場所
人と人が競い差別し殺し合い
狭い半径に官能 ....
 凍窓に 
 陽、昇りし今朝の
 比良を見ゆれば
 お引摺りの花嫁御寮
 おもわせる
 
 だし巻きとか

 オムレツとか

 きれいに形を整えるの

 苦手だから

 ぐちゃぐちゃな胸の中

 スクランブルエッグみたいな

 わたしの詩

 ベーコンくらい ....
頭蓋骨から足の先まで写してきた
あぁ… 美しいモノクローム
{ルビ自惚=うぬぼれ}れて
躰の骨を丁寧にたどり
骨格標本になりたくなった
俺「向日葵がうな垂れるほどの猛暑の中、
  ヤッケを着ての作業、
  水、泥水、土のけむり、構内のホコリ、そして自らの汗、
  そしてときには鉄骨、
  そんな、
  荒々しい太陽にまみれた ....
昨夜
オマエから電話があり
今週末にまた骨を拾うことになった

オマエの父さんは理性と優しさをそなえ
オレを何時も歓迎してくれた

二十歳の真夏日にビールをしこたま飲みながら
ぼくの屁 ....
冷やりとした洞窟をたどり
やがてアダージョが聴こえて来た
底に広がる幾万の骨が静かに共鳴しながら
ぼくを迎え入れてくれる
あぁ… 何と美しい光景か!
 山に向かい
 白く田の拡ごる道で
 霜に打たれる 踏まれ草
 われ知らずして
 星降る原野、夢みる花壇の球根とは
 同じ心のゆらぎは あるのか
 
 
苦肉を溶かし、
ガラス戸開け

空に星の瞬き
向かい家の燈

救いにして謎。
空無無人、
森影親しく
魂を逸脱して
森の深奥に澄み

現に在りて果たせぬ
果たし切れぬ残部抱え
色付き始める若芽の輝き
開き染める花々乙女眩しく

  *

空無絶対、
森 ....
ただホノオばかりが焚き付けられた工房で光芒のもと        
     たしかタブは『種よ、もがく。』

          すいぶん
         たんぱくしつ
          ....
陽の光の、
裸木の枝々を滑り銀の色
裸木の枝々の、
微かに震え揺れ揺れ
銀の輝き透明に

この冷える冷える冬晴れに

銀の輝き透明の
光はいつしか
間断なく降り続け
街を静かに洗 ....
 「どうしたのさ?それ。」

 厨の上部の隅
 かけてあった梯子を床から上げる
 おゆうの さぐり目が
 三畳間の小窓
 竹表皮も渋くなった簾の軒へ注がれて

 「弱っているからって。 ....
あじずしが浜町出店に並ぶ頃
親っ様の漬けた馴れずしがふるまわれ
キリコの灯が浜町をねり歩く頃
虫送りの火が畦道をねり歩く
やがて日が沈む頃
月が出るのを待っている
廃線脇で
次の電車 ....
ズズズズズズドンッと
とつぜん、学校が
手足をのばして
立ち上がる

で、ドドドドドッスン
ドスンと、しこを踏むと
走り出した

窓から、扉から
子供たちがこぼ ....
紅色の月は重く{ルビ唸=うな}り
不穏な気配を空に満たしていた
逃げようとしても足どりは重く
赤銅色の光に照らされて
背中の地図が焼かれてゆく


公園のブランコが揺れている
誰もいな ....
素っ頓狂な音で目覚めた
冬の朝、
意識の視界に映る

弓形の細い木橋の伸びる向こうは純白

ベランダに出れば、

零度の万華鏡に
太陽の光熱 入射して居る。
ひたすらに

意識の大洋を泳ぐ意志、

時を穿ち佇み
名を言語を
超脱した
何かを
観る

 花々の野辺に揺蕩い
 魂の霊性を謳歌して
 閑か野辺に降り注ぎ

異邦の地にて ....
{引用= object. }

人の手
に依る。
風雨の蒼に堆積した
埃を払う
木肌
に触れる

涼しげな冬
の絵に
雪が降っている
窓の外には
いつもの
静かな朝

 ....
○「詐欺フェイク時代」
情報化社会は
貨幣のように
言葉を信用することによって
成り立っている社会である

近頃言葉の偽札が増えている
私たちは言葉の偽札を
どうやって見分けていけば ....
もしもの時は
もしもの時です
私が居なくなっても
地球は回る
あなたと共に
暗く深いトンネルを抜けると
其処は石化した暗い時計の森だった

文字盤の針はみな狂っていて
ぼくの足音だけがサクリ サクリ…と空に消えていく

遠くから
ギリッ ギリッ… とネジを締める ....
小さな鏡に星空を映し過ごそう
アカやキイロやミドリや、やみなども考えて
あまだれをすこし、口に含ませて 一日中

節々と軋み、渇いた喉、潤すかのように近寄せ、
銅版画の域は足溜まり。どこやら ....
 冷雨止み 仕事始めの午後の空
 休憩室の窓から見つけた
 みずいろ に、
 同僚と分け合い食べる紫芋の蒸籠蒸し
 素朴な甘味も清々しい
 
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9870)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生きる- zenyama太 ...自由詩3*24-1-10
独り言1.10- zenyama太 ...自由詩2*24-1-10
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君はいま- レタス自由詩6*24-1-10
五行歌_神獣- レタス自由詩4*24-1-9
A/wa_- あらい自由詩324-1-9
珠玉の器官*- ひだかた ...自由詩5*24-1-9
五行歌_一首「雪化粧」- リリー自由詩5*24-1-9
スクランブルエッグ- おやすみ自由詩324-1-9
五行歌_レントゲン- レタス自由詩2*24-1-9
残高- 本田憲嵩自由詩724-1-8
送り人の時間- レタス自由詩3*24-1-8
五行歌_カタコンベ- レタス自由詩2*24-1-8
冬草- リリー自由詩5*24-1-8
五行歌、この世界1- ひだかた ...自由詩524-1-8
詩想57◯意志というもの3- ひだかた ...自由詩424-1-8
種よ、もがく。- あらい自由詩224-1-8
この冷える冷える冬晴れに- ひだかた ...自由詩424-1-8
金魚玉- リリー自由詩3*24-1-8
Okunoto_4_seasons_____- AB(な ...自由詩424-1-8
走る!_- 田中宏輔自由詩14*24-1-8
五行歌_不吉な夢- レタス自由詩3*24-1-7
冬の朝(改訂)- ひだかた ...自由詩524-1-7
空と永遠- ひだかた ...自由詩5*24-1-7
object.- ryinx自由詩7+*24-1-7
独り言1.6- zenyama太 ...自由詩2*24-1-7
※五行歌「地球は回る」- こしごえ自由詩3*24-1-7
まどろみ- レタス自由詩6*24-1-7
酔生夢死- あらい自由詩124-1-6
五行歌_一首「おやつ」- リリー自由詩4*24-1-6

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