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過去に帰ろうとしたら
暗い海が広がっていて
もうそちらへは行けず
冷たく足を濡らした

現在地に戻ろうとして
位置情報を解放しても
検索されずに行方不明

知っている景色がないか
 ....
しらない街の
公衆便所の手洗い場に花が咲いていた
枯れてはいけないと思い
わたしは水をやった

小さな花だった
色はかまぼこの縁によく似た桃色で
仄かに石鹸の香りを放っていた

その ....
触れ合い通りに出れば
行き交う人々の多く
絆深く繋がり合い
手を握り合い

更に更に 、

奥まり拡がりゆく 
触れ合い通りの
街並み光り輝き
光の帯と為り伸びゆく

果てに  ....
お元気ですかと聞いてみたい

ぼくは元気ですと伝えたい

手のひらにきみの名前を書いてみる

すぐそばにいるのに

まだきみとは逢ったこともないのに
太陽の剃刀は陰部からひと脈の血を匂わせた
人肌の季節を占って結露した光の置き場に困り果て
まだ暗い田畑で骨を拾う
骨は拾われる度に肥え月や星の声を濁らせた
他者の思考の中で溶かされる甘い小舟か ....
部屋の窓からみえる月光が
とても綺麗なだけだというとしたら
君が大人になれてない
しるしかもね

ほら、今だって
魚の掴み取り
したがったり
心地よいクッションに
寝そべって ....
外に出れない日
窓の外を眺めていると
窓辺に小鳥がやってきた

淀みを断ち切るような
透明な鳴き声
心に新しい領域が生まれる
心の面積は無限大

小鳥が去った後も
余韻が心を満たし ....
しゃんとして
くしゃみして
しゃがんでしっかり
だぁれも知らない
自ら織り成す時空に生く
午前4時の空

オリオンが昴を追いかけ

中天に昇った

やがて来る

冬の星座は変わらない
一食あたりワンコイン
千五百円の食糧で
寝食除いて十五時間
生きてくためには一時間
百円だけで十分だ

しかもまったく食材の
クオリティにはこだわらない
ハイオクタンなお肉でも
レギ ....
ごめんなさい
ありがとうさま
いつも
見守ってくれている
姿無き存在たちへ
強い甘さを舌に灼きつけ あとかたも無く消えるキャンディー
とっくに味を失ったのに なぜか噛み続けてるガム
またひとつセロハン紙をはがして くちに含んでるたわけ者
あたしの想い出は 色とりどりの5 ....
言葉が通じる相手を
食べようとは思わない
そこここに
言葉が通じない人
食べられちゃう

たとえば外人
言葉通じない
もちろん
食べられちゃう
南無

たとえば犬猫
言葉通じ ....
言葉には名前を書けはしないけど
自分から出たものならば
すでに似たのがあったって
悪いことではないだろう
昼と夜の献立が
被るくらいの話じゃないか

働いて帰って眠って
働いて休みは遠 ....
               
                           
                            よろめいて支えられ立つ
 表彰台の上

    ....
強奪者の化石を壁に張り付けたあとはエアガンで気の済むまで撃った、もっともそこそこ値の張るやつでも化石をぶち壊すことなんか出来やしない、せいぜい弱っているところが欠けるくらいさ、だけど、それがいった .... ポカリスエット身体に沁み込ませても

ぜんぜん足りない水分

寒気と火照りのせめぎ合い

身体中の痛み

視界はサンドペーパーで引っ掻いた荒さ

糸の切れたマリオネット

背負 ....
荒涼の沃野を散布する
貴女と云う銀鱗の輝き
生に震撼の死を孕ませ

〉生きたい処で逝きなさい〈

地球と天国を架橋し傘差し
伸びやか細やかな静かさの渦
秩序を壊しながら秩序を創り出し
 ....
バターがにおうきみの指
料理だってしないのに
その指で小さい蝶蝶を
なんどもつかまえてた

日々がおわるのがわかってた
だしっぱなしにしたビールが
温くなってくのとおなじだ

そ ....
「あなたは 15歳の子供は こんな醜悪な場にふさわしくない
少なくともわたしはそれを知っている
もっと美しいものを受けるに値する」  
                 (ヤマシタトモコ『違国日 ....
結局半分のぼくが囁いたように睡魔に負けた
これから朝までが長い
さてと、シュウマイでも食べようか…
ウイスキーの水割りを飲んで
朝まで起きていよう
昼に遠方から人が訪ねてくるので
あまり深 ....
友人がキクチさんになるというので
キクチさんのところに相談に行く
キクチさんはすこし前に劇団に入り、かわいらしい名前をしていたが
昔の名前で呼ぶと、今は違う名前でやってるの という
そのひとに ....
狂った時計はそのままに、どうせ完璧な時間など無い、賞味期限の切れたレトルトを平らげて、終わりかけている繁華街へ繰り出す、夜に少し雨が降って、アーケードは埃臭い臭いがする、自転車の数人の若者たちが奇 .... 強烈な睡魔が襲ってきた
ならば寝ろと半分のぼくは囁く
もしもいま寝たのなら
漆黒の真夜中に起きてしまうと

もう半分のぼくが囁く
濃いアイス珈琲を飲みなさい
夜中まで起きていたら
優し ....
意識の視界、明るみ
白銀の輝きに訪う貴女
静かさの尚一層深まり

喧騒のラジオ切れ沈黙死

私は何故此処にやって来た?
あゝこの問い絶えず忘れてしまう

この限り無き荒涼混沌の時代の ....
少女の前から飛び立った白鳩
戻ってくるかはわからない

支配者たちの甘い囁き
はしゃいでいいよと言う
平和ための手榴弾
安全ピンを外させるという罠
利益のための囮
偽物の白鳩が空を舞う ....
地平線から昇り来る
巨大な母親の顔が毎晩に
フライパンで私を炒めるの

そう言い遺し旅立った彼女の声
その残響 心に刻み込まれ保ちつつ、

僕は生き残り自らの巨大
混沌の時代に炒められ ....
9月の末から禁漁期に入る

本流の虹鱒だけは年末まで

あと何回渓へ入れるのだろう

明後日はイワナ・ヤマメを狙い

深い緑のなかに入ってゆく
からりと晴れた
あさ、きのうまでのあめかぜがうそのように
ジンジャーホットティーはからくてあまい
のどをとおりすぎるとき
ギフトのように細胞にしみた
暑さをまいとし更新するような夏
この夏 ....
夜中に車を運転していたら
甘く切なげなメロディが
FMラジオから流れてきた

夜は懐かしい様々な想いが
浮かんでは消えて
そんな時に
唐突に歌詞が飛び込んできた

鯉の羊羹が~♪
 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9874)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
迷子- 自由詩4*24-9-8
手洗い場に花- 市井蒸発自由詩624-9-8
森のアナタ- ひだかた ...自由詩6*24-9-8
五行歌_きみはいま- レタス自由詩4*24-9-8
- ただのみ ...自由詩4*24-9-8
落ちるうた- 秋葉竹自由詩724-9-7
充実- 自由詩524-9-7
五行歌、私と云うなら- ひだかた ...自由詩824-9-7
五行歌_星座は巡る- レタス自由詩5*24-9-7
ワンコインガソリン- イオン自由詩4*24-9-7
※五行歌「ごめんなさい_ありがとうさま」- こしごえ自由詩6*24-9-7
駄菓子的恋愛- 福岡朔自由詩324-9-7
コタに- りゅうさ ...自由詩424-9-7
名は体を- 木屋 亞 ...自由詩4*24-9-7
パラリンピック(螢の滴)- アラガイ ...自由詩5*24-9-7
印に縛られて動けなくなっちゃったりしても駄目- ホロウ・ ...自由詩1*24-9-6
発熱- 自由詩4*24-9-6
深みの霊性- ひだかた ...自由詩6*24-9-6
ありふれた愛- はるな自由詩224-9-6
理由- 九十九空 ...自由詩624-9-6
眠れない- レタス自由詩5*24-9-6
キクチさん- れつら自由詩4*24-9-6
風が俺を撫でようとするときに友達と居てしまっては- ホロウ・ ...自由詩2*24-9-5
眠い!- レタス自由詩3*24-9-5
詩想、今宵この瞬間に- ひだかた ...自由詩224-9-5
安全ピン- 自由詩4*24-9-5
お誕生日の刻印- ひだかた ...自由詩424-9-5
五行歌【渓流】_禁漁間近- レタス自由詩4*24-9-5
台風のあと- そらの珊 ...自由詩5*24-9-5
おあとがよろしいようで- 板谷みき ...自由詩1*24-9-5

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