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力をまるで干しがっていた
だから、そこにあるものが
何か正しい様な気がしていた
月はエジソンを待っていたのだ

モネ、川端康成、
それは犬の餌、の中にある湖だ

私たちが、何がいつもの ....
渚に ある日から
真っ直ぐ平らかに
置かれた鏡
であるわたし
潮に洗われ
今にも海原に
奪われるかの如く
今にも浜辺に
打ち上げられるかの如く

望み叶い難い危うさの際で
只々じ ....
キッチンカーの日替わり丼
いつも行列ができている
社内では手作り弁当持参が多数
外食や買い出しは少数
少数派の僕はキッチンカーの列に並ぶ
順番が来るまで
まるで今までそこになかったかのよう ....
たまゆらに生きて
墓は草木
名は殘さぬ
ひたすら現世を思ふ
私は徒然と云ふ事を憎み
仕掛け花火の每日に屈する
ワイン
さへあればよい 酔うて横丁に
世迷ひごとを響かせる

さらば、 ....
   静寂な朝ほど夜は深く  粉雪散り 燦めき

念い靴音が耳に響きわたる

絶望の先にも月は輝き

 ....
バスから降りた途端
ざあーと襲いかかるように雨粒が落ちてきた
薄緑に茶色のフリルのような模様の傘を急いで差して
目の前の喫茶店へと一直線に走った
大きなガラス張りの洒落た白い喫茶店の
ギシギ ....
 
 

むらさき色の空の下
ふたり月夜で手をつなぐ

優しさなんかじゃ測れない
おおさかカルチャーストーリー

ハッピータイムを超えるなら
黒い壁でも越えるから

ファン ....
海を知らなくても森が見えなくても
私は生きていける
海を知りたいのなら人に聞けばいい
森を見たいのなら見えるところまで
人に連れてってもらえばいい
私は空の青さを知っていればいい
私は何も ....
どうして混乱した人たちの中にいて、次の道は開けるのだろう?
どうして私をここに閉じ込めた父母は毎日家で楽しくテレビを眺めることが、出来るのだろう?
どうして私はスーパーで二年働いた過去があるのに作 ....
今だ眠れる
わたしの奥処から
ぶっとい光の束
雪崩れ落ちて来る

時 切り裂かれ 、

張り裂けてしまう
胸の軋む音
響き渡り

律動する
無数無限の
純白の生糸を
織り込 ....
故人の手紙を何度も読み返しては
そこから滲み出る慈しみに
自分を抱きしめさせて
水曜日
逝ってしまった時の空気が
毎週巡って心を冷やすのを
線香一本分の煙で温める

繰り返す

毎 ....
 先生にはじめてお目にかかりましたのは、もう十年ほども前のことになりましょうか。ユリイカの新人に選んでいただいた年のことでした。場所は、新宿の駅ビルにある PETIT MONDE という喫茶店の中でし .... (やけくそ氣味に詩ウタへる)

涅槃でしつぽり
僕たちはヤる氣まんまん
いつか外の世界を見たいと
きみは云ふ- 猫のやうに

その末が斯くなる苦界だ
僕たちはのたうち回る術を知つた
 ....
水分を含んで少し重くなった衣類のカゴを片手で持ちながら
スリッパを履いて縁側に降りたつと
低木の緑の陰から一斉に黒いものが飛び出した

喪服を纏った蜻蛉だった

体にまとわりつきながら飛び ....
あの人に嫌われた
あたしの涙は
どこに捨てれば
いいのかしら
何も見えない
表通り
あたしを包み
降りしきる
牡丹雪

飛び出したのは
いいけれど
行く当ても
見当たらない
 ....
なにものかを
目指す意志の営みの
日々の終わりに疲労困憊し
今在る自分を見切り諦め切り
この自己欲望の世に
今だ魅入られ生きて居る
その深さを推し量りつつ
自らを見入れば、

 もう ....
喫茶店のカウンター席で少し苦味の強い珈琲を啜りながら辺りを見回すと
カウンターの真上一直線に吊られた細いステンレスの棒に
ドライフラワーふた束が仲良く並んで吊り下げられている
そしてそれらに並ぶ ....
寒い夜の自画像が浮かんで

寒い夜だから



グローブを思い出して




令和だと

・・


あれ?





ああ



寒い日が続きま ....
忌まわしい過去を刻んで
狂おしい夜に汚れる
一瞬のかがり火も消え
ひとりだけ黎明が好き

朝起きた目覚めた恋情
どぉしてもキスをしたいの
忙しげ君の早朝
笑うほどふたり寂し ....
日暮の空は劫火
暗い雲で煙り
雨を予告していた

あなたが乾いた唇
開いた途端

どうしようもなく土砂降り
とびきりの笑顔
雨に打たれ
化粧が崩れて歪んだ
雨に紛れ
こぼしてい ....
だうでもよい事ですが

私は喧嘩は買ひません

一切の賣買を已めたのです

詩も賣りません

稿料は「お禮」と書いた

封筒に入れて渡して下さい

これは内田百閒の眞似なのです ....
夏の暑さを、許しなさい 夏は、暑いものです
冬の寒さを、許しなさい 冬は、寒いものです
虫が鳴くのを、許しなさい 虫も人と一緒 お互いを求め合うものです
雷が鳴るのを、許しなさい 雷は電力になる ....
ぼくは、聞きたくなかったよ。
そんな捨て台詞。
でも、だって、とか言い訳なんかいっちゃだめってことも、わかってるよ。
あきらめない、ぐちらない、できるまで、やりつづけるのが大事なんだって ....
 おテクを磨くっきゃない(泣)
 おテクを磨くっきゃない(泣)
 おテクを磨くっきゃない(泣)
 おテクを磨くっきゃない(泣)
 おテクを磨くっきゃない(泣)
 おテクを磨くっきゃない(泣) ....
説明しても分からない人には
説明しなければ良いのに
と想いながら説明している
わたしはただのカラッポ

外からの刺激に反応してるだけの
(偏見捨て自分から能動的に読み込み考えようとしない) ....
第二次世界大戦中の上海
天皇機関説を唱えた美濃部達吉の弟子だった為に
難を逃れて移り住んだ家族
話をしてくれた女性の方は当時まだ幼く
美濃部の弟子だった父親が教鞭を取る
東亜同文書院大学近く ....
最低ラインにぶら下がって
落ちてきた距離を見上げる
最高だったあの頃は
過去の星の煌めき
急に落ちたわけではない
少しずつずり落ちていた
気づかない速度で

やっと地球の上に立つ
気 ....
和室から見える景色はまさに夏そのものを現している
水色に薄められた絵の具に白を淡く馴染むように付け足した
そんな背景
伸びる焦茶の自由な線に緑は白く光り
ときおり吹く生暖かな息に気持ちよさそう ....
浅い春が来て
きみの肩先から
ふたばが芽吹く

冬の熱量が
熱ければ熱かったほど それは
あどけなく
ふるふる
ほころぶ

目をはなしたすきに
ひとひらの蝶になって
とびたった ....
今ぢや考へられない事だが

昔の猫は
ごきぶりをよく捕らへては
夜のおやつ替はりに食べてゐたものだ
ばつちいからやめなさい、と云つても

その姿に
哺乳類の原型であると云ふ
食蟲目の ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9862)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
りっぷすまいる- 林 理仁自由詩3*25-1-23
詩想、私である- ひだかた ...自由詩725-1-23
木曜日の丼- 自由詩10*25-1-23
樂園喪失_-アルチュウルに-- 髙任勇梓 ...自由詩325-1-23
アウシュビッツ解放の夜に- 洗貝新自由詩7*25-1-23
翡翠- 栗栖真理 ...自由詩3*25-1-22
おおさかカルチャーストーリー- 秋葉竹自由詩125-1-22
青の人- リィ自由詩1*25-1-22
金に釣られて- 鏡文志自由詩4*25-1-22
贈り物(改訂)- ひだかた ...自由詩4*25-1-22
水曜日の手紙- 自由詩825-1-22
de_verbo_ad_verbum_/_nihil_int ...- 田中宏輔自由詩11*25-1-22
サーガ- 髙任勇梓 ...自由詩125-1-22
蜻蛉- 栗栖真理 ...自由詩1*25-1-21
牡丹雪- 板谷みき ...自由詩1*25-1-21
詩想、今の私の『私である』こと(改訂)- ひだかた ...自由詩3*25-1-21
青い鳥- 栗栖真理 ...自由詩2*25-1-21
めも- うし自由詩125-1-21
しろいし- 秋葉竹自由詩125-1-21
劫火の後- 自由詩5*25-1-21
あぶく- 髙任勇梓 ...自由詩125-1-21
日本人よ- 鏡文志自由詩1*25-1-21
いっちまえよ、ベイビー- 阿ト理恵自由詩4*25-1-20
Darwin's_Egg- おまる自由詩2*25-1-20
倫理なき倫理_だってぇ。〇あんたタダのカラッポさん- ひだかた ...自由詩4*25-1-20
上海租界- 栗栖真理 ...自由詩225-1-20
The_Earth- 自由詩425-1-20
羽蟻- 栗栖真理 ...自由詩2*25-1-20
はなうた- そらの珊 ...自由詩13*25-1-20
分岐點- 髙任勇梓 ...自由詩125-1-20

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