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殴り書き
しかできないぼくの
不誠実を
非難したいならすればいい
*
「さとう」の三文字を書いた
マジックペンはまだ
筆箱に入っている
この、
「さとう」
の、三文字を書 ....
初冬の光は
ちょっとあたたかで優しい
川のほとりで
すすきが日光浴している
若いすすきは
つややかな穂先をしならせて
本当の冬を迎えうつにあたり
どう生きていこうかって
ささや ....
同じ二音を持てる単語をかさねて詩歌は作れぬか
「{ルビ窓=まど}辺に{ルビ惑=まど}うマドンナが{ルビ魔道=まどう}師を呼ぶマドリード」
こっから先が出てこない 考え続けて十二年
そろそろ新 ....
二〇二二年十月一日 「ネモ船長の最後の冒険」
海外SF傑作選『異邦からの眺め』6作目は、ヨゼフ・ネスヴァドバの「ネモ船長の最後の冒険」太陽系を破壊しに来た異星人たちをやっつけに地球から ....
何人追いこしたって
何人にぬかれたって
前にも後ろにだって
いっぱいいるよ
もういいじゃん
ぬかそうが
ぬかれようが
そんなことに
いちいち
こだわっていたら
身が持た ....
二〇二二年九月一日 「フィリップ・ホセ・ファーマー」
ぼくの大好きなフィリップ・ホセ・ファーマーの本が Amazon のネット古書店で、1円とか2円で売っている。なかには数千円のものもある ....
二〇二二年八月一日 「海東セラさん」
あしたは高木精神科医院に行く日だ。
ワールズ・ベスト1965『時のはざま』5作目は、ウィリアム・F・テンプルの「時のはざま」ゴッホのいる時代にタ ....
ぐるりとしつらえられた
アイアン製の肋骨
鳥は出て行ってしまったけれど
残像として
生きている 今も
初冬の夕暮れはまばたきするごとに暮れ
憂うるわたしたちは夜を迎え撃つ
そのうち弾 ....
二〇二二年七月一日 「バスカヴィル家の宇宙犬」
海外SF傑作選『クレージー・ユーモア』5作目は、ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスンの「バスカヴィル家の宇宙犬」地球人の真似をする ....
二〇二二年六月一日 「荒木時彦くん」
講談社文庫の海外SF傑作選の1冊、『未来ショック』4作目は、アイザック・アシモフの「夢を売ります」どこかで読んだことがあると思って調べたら、ジュディス ....
青い川の写真をみた
あなたの引き出しにこっそり隠してあった
どこに流れているのかわからない
冷たい夜明けの川だ
(どこか遠くでそれとも耳元で汽笛が聴こえた気がして)
あなたは ....
二〇二二年五月一日 「スノウ・クラッシュ」
持ってたけど、学校の図書館に寄贈したSF小説2冊をヤフオクで入札した。いまのところ、ぼくが最高金額入札者。
ぼくを超える入札があったので ....
二〇二二年四月一日 「ホークスビル収容所」
SF傑作選『ホークスビル収容所』を、ヤフオクで、送料込みで760円で落札。これで、しばらく本を買うのをやめるつもりだ。けれど、1冊、別のシリーズ ....
二〇二二年三月一日 「伊藤芳博さん」
伊藤芳博さんから、散文集『考えたこと 1993~2022』を送っていただいた。お齢が近いせいか、共感するところがいくつもありました。 https:// ....
二〇二二年二月一日 「たくさんのぼく」
ぼくはたくさんのぼくからなっていて、なにごとかを言ったりしたりするときには、そのたくさんのぼくの同意のもとで行われており、ときには少数のぼくの見解を ....
二〇二二年一月一日 「多元世界の門」
ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』、さいごの245ページまで読んだ。主人公と娘はスパイ容疑から外れて助かった。のちに主人公は死んだと思わ ....
二〇二一年十三月一日 「断章」
ジョンは五千人程の男女の中に見えなくなった──。誰も彼もが灰色のヴェールを被っている──、凍って粉々になった残骸は〝意識〟と呼ばれ、人々の中に動かしがたい様 ....
二〇二一年十二月一日 「夜の大海の中で」
ヤフオクで落札した、グレゴリイ・ベンフォードの『夜の大海の中で』が到着した。画像で見た表紙の傷は仕方ないけれど、本文はきれいだった。本体190円+ ....
二〇二一年十一月一日 「現代詩年鑑のアンケートへの返答」
現代詩年鑑のアンケートへの返答
詩集5冊
高柳 誠 『フランチェスカのスカート』
荒木時彦 『(Aの一日)』
長田典 ....
二〇二一年十月一日 「世界SF全集 第31巻 短篇集 古典篇」
『世界SF全集 第31巻 短篇集 古典篇』が到着した。非常に良い状態だった。満足。 https://pic.twitter ....
二〇二一年九月一日 「加藤思何理さん」
加藤思何理さんから、詩集『おだやかな洪水』を送っていただいた。おしゃれなつくりの詩集だ。さまざまな方向性をもった詩篇が並んでいる。物語性をもった詩篇 ....
男は、病が原因で生涯を閉じた。
生前には趣味であったロードサイクルを愉しみ、日本中を巡っては自転車ライフの素晴らしさを伝え、たくさんの人たちと交流した。
男はよくテレビやラ ....
二〇二一年八月一日 「断章」
かれがおれの体内に横たわっているうちに、そのアイデンティティは永久に消滅していった。かれを二度と解放するつもりのないことはわかっており、かれの真実の飛行は、今 ....
二〇二一年七月一日 「バリントン・J・ベイリーの短篇集『ゴッド・ガン』」
@rr0101kt そうですよね。先日、届いた『折りたたみ北京』が完璧なものだったため、よけいに、返品がふさわしいと ....
あの空の下からあの空の向こうまで、なだらかにせりあがりなだらかにくぼみながらどこまでも続くみどりの丘、その丘を白くつぶつぶと覆いつくすほどのあの羊たちがいっぺんに、シーツをめくりあげるように消えて ....
二〇二一年六月一日 「エイン博士の最後の飛行」
ニーヴンは大好きなSF作家で、翻訳されたものは、すべて読んだけれど、いま、部屋の本棚に残っているのは、カヴァーが好みのものだけで、『ガラ ....
二〇二一年五月一日 「不老不死プロジェクト」
ようやく、ロバート・シルヴァーバーグの『不老不死プロジェクト』を読み終えた。さいごのどんでん返しは、予想もしていなかっただけに、新鮮な印象を持 ....
二〇二一年四月一日 「時のいたみ」
ロマンティック時間SF傑作選『時の娘』の5作目は、バート・k・ファイラーの「時のいたみ」10年の歳月をかけて時間旅行したのだが、それがあまり役に立たなか ....
自分の焼死体を引きずって歩く
照り返しは閃く刃物
陰影は深くすべてを潜ませて
輪郭の途切れから染み出して来る
夜の水の囁きに指をあてながら
ひとつの響きが起こる前の静けさ
ひとつの響き ....
二〇二一年三月一日 「生きていた火星人」
ロバート・シルヴァーバーグの『生きていた火星人』を読み終わった。火星人が生きていたことがわかったところで、物語は終わる。主人公の10歳の少年と9歳 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト
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日付
信じる
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フェルミ
自由詩
3
22-12-12
日光浴
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そらの珊 ...
自由詩
9*
22-12-12
サバカレ
-
福岡朔
自由詩
2*
22-12-12
詩の日めくり_二〇二二年十月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-12-12
いいんじゃない?
-
ルルカ
自由詩
3
22-12-6
詩の日めくり_二〇二二年九月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
11*
22-12-5
詩の日めくり_二〇二二年八月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-11-28
鳥籠
-
そらの珊 ...
自由詩
6*
22-11-26
詩の日めくり_二〇二二年七月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
15*
22-11-21
詩の日めくり_二〇二二年六月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
22-11-14
青い川は流れる
-
石瀬琳々
自由詩
11*
22-11-11
詩の日めくり_二〇二二年五月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
22-11-7
詩の日めくり_二〇二二年四月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
22-10-31
詩の日めくり_二〇二二年三月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-10-24
詩の日めくり_二〇二二年二月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-10-17
詩の日めくり_二〇二二年一月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
22-10-10
詩の日めくり_二〇二一年十三月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-10-3
詩の日めくり_二〇二一年十二月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
22-9-26
詩の日めくり_二〇二一年十一月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
22-9-19
詩の日めくり_二〇二一年十月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
10*
22-9-12
詩の日めくり_二〇二一年九月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
22-9-5
ロック
-
湯 煙
自由詩
2*
22-8-29
詩の日めくり_二〇二一年八月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-8-29
詩の日めくり_二〇二一年七月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-8-22
数えられるもの
-
片野晃司
自由詩
15
22-8-15
詩の日めくり_二〇二一年六月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
22-8-15
詩の日めくり_二〇二一年五月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
22-8-8
詩の日めくり_二〇二一年四月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-8-1
ことばに映っているのは誰の顔か
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ただのみ ...
自由詩
4*
22-7-31
詩の日めくり_二〇二一年三月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
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