すべてのおすすめ
渋谷の空はだだっ広い
渋谷の海もなお広い
個人主義の帆をかかげ
ここでは皆異邦人
陸の国家に飽き飽きし
各々独立したのとさ

ちょこっと貿易しませんか?
一日だけでもいいのでね
そん ....
朝に
林檎がもがれる


それは
太陽になり
風になり
私のもとへとやって来る


おはよう
ごきげんいかが
と はにかんで


さくりと
歯に当てた
ほのかな酸味
 ....
松嶋慶子

「猫は 所詮畜生なんやから」

生前の祖父の口癖
餌は
人間が食べ終わったあとの身一つ残されていない 骨
そして 鍋底にわずかに残された味噌汁 をかけた冷ご飯
鰹節など、ま ....
夕闇の
あの色が好きです
切なさをひとつぶ
いとおしさを一粒
弄んでは
つぶすたびに
広がってゆく葡萄色

甘いあまいのは
街の匂い
あなたとはぐれた
秋の匂い

五 ....
果てが薄闇にかすむ一本道
日が昇れば
僕は人を殺しに出かけていく

私が売るものは
身体ではなく情報なのよ

凛とした横顔
足首の清々しい青
彼女はコールガール
僕のたった一人の ....
人々が漏らす{ルビ溜息=ためいき}で 
街の輪郭が{ルビ歪=ゆが}む土曜日の夜 

場末の Bar の片隅で 
翼の生えたアダムとイブの人形は壁に{ルビ凭=もた}れ 
虚ろな瞳で古時計をみつ ....
あなたが優しく息を吸い
ふい と息の根を止めた時
私は とても幸福でした


流れる雲は川面に映り
青い空を魚は流れる
錯覚しておいで
この手の平の陽に
飛ぶ魚よ 飛ぶ鳥のように
 ....
遥かの西方から雨は僕の世界にやってきて
もう三日も降り止む気配がない
大粒の
激しい雨に
僕は傍らにいるお前の二の腕をつかんだ
お前の二の腕は白く
とてもやわらかい
クニクニと何度もつか ....
 仏蘭西語よりも希臘語よりも陰気な羅典語よりも
 英語の発音が好きだ だから
 私の名前を呼ぶときは
 英語の発音で呼びかけてくれ

ルシフェルとの戦いで
華々しい戦果を挙げたのは遠い昔の ....
会社


会社の顔を汚すなと
上司に言われた
僕に顔は

いらない





未来


40年後の
僕の顔
今のこころが作り出す





レジェ

 ....
A! ルルの音は℃m、藍の為す 冬の夜に降りる
ホワイトノイズの、囁き スピカの瞳の目配せで
混濁とした、ワインの赤に 宿った輪廻の 雫
食まれた 無花果と肢ての、魔女 白い、原野の
山羊、そ ....
耐えがたい痛みで目を覚ます午前五時
薄暗い安らぎを噛みしめる窓辺
なみ だ;
押し寄せてくるのは
    なみ だ;
    遥か彼方の向こう側の さらに裏側から
    押し寄せてくるの ....
家族


焼け跡から一枚の写真
楽しかったあの頃
親を殺した顔が笑っていた
子を殴り続けた顔が笑っていた






ひとのこころ


クルマに顔があるように
ひとの ....
逢いたい、と
喉が呟く
けれど。
誰にあいたい、のか
わからない

私は一体だれを 忘れてしまったのだろう



あなたをなくした
景色の中で
私も風景のひとつとなり
日々を ....
当て所無い片道切符の遠い駅
尿意に立ち寄ったトイレは
蟋蟀らしき秋虫の音が木霊する
あれは便所蟋蟀だろうか
所業に耐え無為と生きる便所蟋蟀
然し秋虫の類では無いような
さりとて確かめたりは ....
深くみずをたたえて、湿度を高位にくばり、
森に沈みこむ薄化粧の木霊は、
香ばしい季節の賑わいを、端正に、はおり、
浮かび上がるみどりに浸る、
眩い光沢を、透き通る声の上に配して。

流れる ....
遊ぶために生まれてきたんだ
それだけだ
それが人間だ
仲良くみんなで遊べばいい

それなのに俺はここ最近
とらわれてる
檻の中に
自分の模様に

なあ月が 
見え ....
......。.............。.............。.........................。...........................。
嘔吐した百合の咲く ....
アイザー マクスタンドネル
リョクヨクミ リョクヨクミ
必ずヒート
タンますとりー#
まんダクリ03
タンますとりー#
荒れ狂うサファイヤ
君は迷い込んだ
鬱蒼と生い茂る言葉の林に
 ....
僕が詩を書いたからといって
飯の種にはなりそうもない
冥王星が古典的惑星から
脱落し
いくつかの新しい衛星が見つかった
からといって
私の仕事の中身が変わるわけじゃない

アルカイダの ....
ハニーカム
あなたは先に行って待ってて
甘い桜の薫るあの大きな木の横で

ハニーカム
これは小さな幸せの呪文

擦り減ったスニーカー
石ころを蹴飛ばして明日に辿りつけたらいい

私 ....
ぴかりと光る輪郭
来る日も来る日も
ボロ雑巾で磨いたのだろう・・・

乾いた雑巾をバケツの水に浸し 
力強く絞る 
その表情は 
鬼の面
何を睨む

血しぶきを撒き散らす
その部 ....
死んでいる私は 歩く速度より遅く自転車を漕いで 駅へ向かいます。
電車には先頭車両から乗り込み 進行方向とは逆方向へと車内を渡り歩き 車両から車両へと 逆らってみるのです。
見飽きた駅に着くと 最 ....
左まわり
やいばの先
痛みは光る
膝上の花


陽の差さない夕暮れに
何かがこぼれ 生まれる水紋
うすく うすく
つらなる水紋


誰も何故かを問わない日
醒めた ....
※ 頭が痛くなったり、具合が悪くなる場合があります。
※ another あなたは12月生まれですか?  Yes/No
※ another あなたは11月生まれですか?  Yes/No
※ an ....
溢れるほど、満ち足りた言葉に、埋め尽くされて、
わたしは、天空を飛翔する鳥のように、
爽やかなひかりの音階の裾野に舞い降りる。

花々は寄り添い、一面を、湿潤な色香の帯を輝かせて、
痩せ ....
露骨に六首が机の下、悪魔の囁きをする。政治的解釈が適合する。煽動す る論が右脇にそれた後、宗教を哲学が論破の滞空、促音をずらし、足跡の道を西へ伝って徒歩で行く。恐怖が限界への境に横たわり、鈴の中身が語 .... 俺の守護霊は死神だだだから俺の死はコントロールされている 俺は死んだ兄貴の精霊を背負ったぁぁぁ宝なんだ 幼なじみのあいつの早死にも 道端で死んだあの犬っころも 羽が折れた小雀を布団の中に入れて毎日見守 .... やけくそに花               るいてし謝感を事たえ会出にたなあ
ゴマだれジュースで乾杯       る い て し い あ の ソ ナ タ
                  生きてい ....
そんなムスッとしないで
人生はブハッと行こうよ

何かを押し殺したような
サラッとした皮膚は
どうせ すぐに ひび割れを呼び込んで
メリメリと音を立てて ブシューッと血液が飛び散る

 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9870)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水先案内人の言葉- 蝶子自由詩7*06-9-18
林檎の朝- 石瀬琳々自由詩17*06-9-18
畜生- 松嶋慶子自由詩8*06-9-18
葡萄色の- Rin K自由詩35*06-9-18
ナイトウォーカー- 藤原有絵自由詩6*06-9-18
堕天使達の夜_- 服部 剛自由詩11*06-9-17
幸福な九月- 千月 話 ...自由詩18*06-9-17
雨と二の腕- 黒田康之自由詩406-9-16
天使祝詞_ミカエル- The Boys On ...自由詩6*06-9-16
顔_その3- 恋月 ぴ ...自由詩14*06-9-16
LoveSong- 六崎杏介自由詩5*06-9-16
午前五時の窓辺- 狩心自由詩4*06-9-15
顔_その2- 恋月 ぴ ...自由詩16*06-9-14
- 紫翠自由詩5*06-9-14
ふぐり- 恋月 ぴ ...自由詩18*06-9-13
森の経験- 前田ふむ ...自由詩19*06-9-13
ゼブラ- 水在らあ ...自由詩37*06-9-13
冬の睡り- 六崎杏介自由詩7*06-9-12
視聴覚室- 狩心自由詩4*06-9-12
短冊人参- 北原春秋自由詩106-9-9
ハニー_カム- 夕凪ここ ...自由詩10*06-9-9
鮮やかさ- 狩心自由詩6*06-9-8
向かいます- 狩心自由詩4*06-9-8
花と青- 木立 悟自由詩606-9-8
鬱病疑似体験- 狩心自由詩7+*06-9-7
瑞祥をめざして- 前田ふむ ...自由詩18+*06-9-7
「素材的性質」- 鷲田 岳自由詩106-9-5
背負う- 狩心自由詩4*06-9-5
あたまんのなか- 狩心自由詩8*06-9-5
ハチャメチャな君はハチャメチャじゃない- 狩心自由詩5*06-9-5

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