すべてのおすすめ
すべての駅は
改札を捨てて
だれかのおとしたメロディを
つぎはいでゆく
終点が
ただよう終着駅へ
雪が降るね
でも雪には落ちてる感覚なんかなくて
ただ地面が迫ってきてるんだ
重力加速度ってやつ
よくわかんないけど気づいたら降ったことになってる
既成事実ってやつ
それもわかんないけど降る ....
恋は一片の花弁のようにいずれ舞い落ちてしまうから
枯れてしまう前に手のひらに閉じ込めてしまおう

ほら、ぬくもりが感じられるだろう?
まるでウソがマコトになる魔法さ
夢心地に舞う花のかけらが ....
咲いて
散る

それしか
人は見ていない

散って
生きる

そのことを
人は見ていない

愛でて
酔って
呆けて
憐れんだら

人は春を忘れて

葉桜の下を ....
第七の封印を解き給いたれば、凡そ半時のあひだ天静かなりき。               
                  ヨハネ黙示録 八・一



自らの肉身の消滅、
確と心に織り込 ....
雲のヴェールを被り
君の瞳の輝きが霞む
昨日までの甘い囁き
ひんやりとした沈黙
言い訳めいた口調で
言葉が空に散り散り
曇り空に溶けていく
空が重く息を潜める
ざわめく心の隙間を
轟 ....
ぼくはなんという大馬鹿ものなんだろう
話はみなぼくのわがままばかりで
きみを深く傷つけた
欲しいものを正直に欲しいと言わず
何より大切なきみを失った
歳の差を気にして戸惑い嘘をついた
もっ ....
恥ずかしくらい若かった
初秋の街角から立ち込める金木犀の香り
今でもその匂いを求めてさまようことがある
その、樹木のある家を見たこともなく
たぶん老人が住んでいたのであろうか
おそらく猫もい ....
気のつよいのは、はは
泣きべそなのは、ちち
そんなふたりに、わたしはよく似てる

いつになってもこのかなしさは
変わることがない
いつになってもこのさみしさは
何にも代わることはない ....
いつもより遠く走らせた自転車
未知の風景に気もそぞろ
地に足が着かないって比喩じゃなくて
夕方、川に落っこちた
小さな魚がキラキラキラ
僕がいた、一瞬だけ
水は本当に綺麗だった
ゲラゲラ ....
真っ白な大地に紅い亡者がチロチロと
不吉な舌先で黒いヤモリを舐めながら行進している
灰色の雨が濁った街を濡らして
怒りと哀しみの入り混じる極彩色の絵の具を溶かす

人々の瞳に宿る炎が
どん ....
焦茶色の土に塗れ
横たわる聖護院蕪と金時人参
自宅裏手にある井戸で
背筋凍るような水を浴びて
凹凸の肌を露わにする
長い間固い土に埋もれていた彼ら
掘り出されてやっと日の目を見る

さ ....
リリリリンと鳴く鈴虫の
涼やかな音に魅せられて
そっと瞼を閉じて暗闇のなかで味わう
掠れながらも必死に相手を呼ぶ
その切羽詰まった思いが
リズムとなって生を刻んでゆく

誰かに何かを伝え ....
舞い落ちる
舞い落ちる
花びらに埋もれて眠りに就きたい
潔良い花のように
波乱万丈の路を歩んで来た
想い出が有りすぎて
ぽろり ぽろりと喜びの涙が零れ落ちる
数えてきれない壁を突き破って ....
そう言えば
あの日
君のアヒル口が
とびきり可愛くて


今思い返すと


なぜあの時
君はアヒル口なんて
したんだろうって
よく考えると
君は
俺 ....
ぽかんと丸月の
薄雲る空に浮き出でて、
また不思議に甘やかな
にほひ辺りから漂い来て 、

 あゝこの意識に時空の 
 溶ける融ける、蕩けゆく
駅までの道のりが
気怠い朝

右側に公園
木々から
ピヨピヨ

左側に民家
屋根から
ピッピッ

鳥たちは
何を話しているのだろう

ぼくは
真ん中で
おはよう

 ....
記憶はおそらくは戻らないだろう
泳ぎ去る魚がおそらくは戻らないように


春の大阪湾は
あまり悲しくなくて、いいな


バンコクハクランカイなんて
知らないけれども


夜 ....
「あした 先生はお休みします」
そういって以来さわぐち先生は
学校に来ない


もう二度と会えないんだという
くだらないうわさがガヤガヤと
一組と三組と四組には広まっている
 ....
ボーナス制度とは搾取ではないか。
封建制度の名残である。
賞与は褒美として渡される。
縛りつけるつもりなのだ。
(ボーナス入るまで、やめないでねって。)
給与だけなら12回の手 ....
そういえばあなたは 春がキライでしたね
春は余計に淋しくなってしまうからと
いつかぼそっとつぶやいてたのを
ぼんやり覚えています


今でもやっぱり 春は淋しいままですか


気 ....
人を処すのに刃物はいらぬ
リスパダールの3ミリもあればいい

毎日、微量の毒を盛り
病死に見せかけ死んじゃった

あ、歴史もびっくり現代の
やること変わらん人類史

隣りの国を嘲れば ....
香を焚き
花を散らし
夜は更けてゆく
想いは深く星空に消え
来し方を想いだす

きみと暮らした18年
時には重く
時には軽やかに過ごして来た

互いに栄華の時は過ぎ
これからは別 ....
井戸水で泥を払う
ラディッシュはたちまち濡れた肌に日差しを浴びて紅く輝く
まるでルビーのように

粘土のように粘りのある泥を深緑の髪とともに冷たい水で洗い落とし
さっぱりとした體でこちらを見 ....
宇宙が誕生する前の話を今更していた
愛だと思っていた法則が
実は随分と前から正しさを無くしていたこと
君は気づいていたんだろう
初めてのオーロラは大切な人と見るものだから
鍵を失くして帰れな ....
陽気に囲まれて
気持ちが持ち上がっていると
釘のように刺す影
不安の裏地で
肌がかぶれる

絶望ばかりしていた
私にさようならしたのに
転落しそう
眩暈に揺れて
踏みとどまる

 ....
おとなうもの
波打つ光の流れに
私のいっとき入り込み

ヌメる肉の黄金、
宿る生命の身悶え、

光滴の飛沫ひびき立ち
時の一刻み伸びひろがる

意味の喪失された場所で、
私のとっ ....
 

闇は、やって来る
どんな
忘れたくないような最高の蒼空が
至天満面に広がりつづけるとしても
やっぱりしずかなかたちでまるで無音で

そのときになれば
闇は、やって来る

 ....
試されているのはいつも自分の方
相手が襲い掛かって来たら
防御はするけど
なぜ襲い掛かってきたのか
考え
質問をする
自分に非があれば直す
試されているのはいつも自分の方
桜の季節
 ....
風のこと 愛してる
良い空気も
悪い空気も
風がなければ 出会えなかったから
強い風は嫌味ったらしいし
弱い風は頼りがいないけど
遠くのものも 近くのものも
ここに届いたのは
風のおか ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(10125)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無色- wc自由詩9*25-4-12
shine- 饂飩(う ...自由詩225-4-11
恋は一片の花弁のように- 栗栖真理 ...自由詩225-4-11
サクラチル- 夏井椋也自由詩9*25-4-11
詩想、キレット- ひだかた ...自由詩325-4-11
風を祈る- 自由詩7*25-4-11
傷心- レタス自由詩8*25-4-11
金木犀- 山人自由詩13*25-4-11
陽が昇るまで- 唐草フウ自由詩8*25-4-11
タイから来たアイツ- 饂飩(う ...自由詩225-4-10
憂う街の詩(ウタ)- 栗栖真理 ...自由詩4*25-4-10
ごちそう- 栗栖真理 ...自由詩4*25-4-10
鈴虫のように- 栗栖真理 ...自由詩3*25-4-10
桜散る夜に- レタス自由詩6*25-4-10
yedoensis- TAT自由詩225-4-10
こんばんは- ひだかた ...自由詩525-4-10
朝の挨拶- 自由詩5*25-4-10
すべてを夢州(ゆめしま)のなかにかえしたとしても- 秋葉竹自由詩325-4-10
双子の恋- 秋葉竹自由詩325-4-10
懲らしめてやりなさい。- 田中宏輔自由詩16*25-4-10
しるし(改稿版)- 涙(ルイ ...自由詩4*25-4-10
どいつの咎だ- りゅうさ ...自由詩2*25-4-10
別離- レタス自由詩8*25-4-10
記憶- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-9
U- 饂飩(う ...自由詩425-4-9
Stabbing_Shadow- 自由詩9*25-4-9
認識の半刻- ひだかた ...自由詩525-4-9
微笑みのうた- 秋葉竹自由詩225-4-9
いつも- 渡辺亘自由詩225-4-9
愛してる- 菊花紫煙自由詩325-4-9

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