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べれいれん…だなんて
あのひとが新聞に目を落としたまま
ひとりごとを言ったような

ヴァンヘイレンがどうしたのだなんて
おまぬけな返事をしてしまった
わたし

べ平連
ベトナムに平和 ....
語る為ではなく
沈黙するために
残す為ではなく
消滅するために

自らがここに居る事を肯定する為ではなく
人々がここに居ない事を否定するために
何を考えているか分からない人々の為ではなく ....
真新しいブラウスの
短い袖がまぶしいね
軽やかにステップ踏んで
夏の扉に飛び込もう

光の娘たちが踊る夏の道で
いつも空を見上げていたね
湧き立つ雲の{ルビ眩=まばゆ}さに心魅かれて
 ....
2004年8月の寒い朝 うっすらと霧のかかる山と目と鼻の先にある一軒家で(それらの間に樹海が広がっている)君は縁側に座って漬けていた大根を洗っているおばあさんの様子を見ている 昨日は森の近くまで行った .... それはもう忘れてしまった
昨日の西日 花に影の影
差し掛かる 虚ろに未だ遠い
七月の躊躇する落日
嘆きを忘れましょうと 
ひぐらし 存在しない八月
午後に喉を潤す 打ち水の跡形
この言葉達がこの作品自体を破壊する
私が私の奴隷になってはならない
この言葉達がこの作品から自立するが為に
自らが言葉である事を放棄する
自らの存在意義を放棄した先に
真の自由が待ち受けてい ....
男性は自らが余りにも単純過ぎたが為に
未知なるものを求めてきた
女性は自らそのものが未知であったが為に
自然に生きようと心掛けた
男性が見出してきた未知なるものは
最終的に女性に吸収されてき ....
直観の鋭い者達が五文字以内の言葉達を垂直に並べると
頭のいい奴等が散文調で「ウンチ食う?を述べ始める
勿論それを食う筈もないので、直観の鋭い者達は怒り狂って
五文字以内の言葉達を四文字以内に省略 ....
赤いザーメンが射精した時に出た
病院に行ったほうがいいんじゃない? と君は言った
構わない と答えた だが少し不安になった
再び射精した時も赤い精子が出た
少しずつ世界が変わってきているのね  ....
皆。、他者の物語に毒されていて
自らの物語を所有しない。
皆。、他者の物語に符毒されていて
流す涙は他者のものである、皆。、他者の物語に毒注されていて
             所有している感 ....
梅雨明けを待てずに
空は青に切り開かれて
ホウセンカの種が飛び散る

新しいサンダルが
小指を破って
滲んだ痛みは懐かしい夏

種の行方を見つめ
きみがいない、
そんなことをふと思 ....
俺の右腕とお前の左腕を縫い付けて
血と血が混ざり合う
鬩ぎ合う A型とB型の血液が
渡し合う 今までの記憶とこれからの予言を
AB型! だったんですね。景色が滲むように重なって
波と波が当た ....
去年会社を辞めた先輩
久しぶりに会ったら
夏みかんみたいだったのが
色白美人に大変身

何があったのかな

街中で呼び止められても
しばらく誰だか判らなくて
どなた様ですか
だなん ....
目をゆっくりと閉じれば
何処に居ても夜と会える
すべての始まりと終わり
あなたは僕の神 僕の母
遠くには海の音 近くには大地
中心に火を 取り囲んで人々の
あらゆる儀式と叫びの姿
壁は無 ....
この草のにおいを意識し始めたのは、
いつからだろうか。
翳る当為が、こおりのように漂い、
透きとおる幻視画のような混濁のなかで、
きみどりいろに塗された、切りたつ海岸線が浮ぶ。

冬の呼吸 ....
あれ??いまここで悲しみが生まれたような

気がしてきましたけど

ここには貴方しかいないのですね

では貴方がその悲しみの持ち主ですね??

まだ泣き続けますか

泣く ....
「球の描き方」





水の中で目を開けた
融けなかった青が
からだのなかに入り込もうとしている
皮膚のあいだから
――それは恐ろしいことだった


夕方が近づいている
 ....
遠い山の稜線が
水墨画のように
かすんで

ゆるゆると
時間だけが
澱のようにたまっていく

さがしているものは
光りにはじける 青
とろりと熟した 赤

なげだされたキャンバ ....
危うく物語を語るところだった
悪魔の囁きで
デコレーションされたチーズケーキに
騙されるところだった
数ヶ月ぶりにきた誕生日に
公衆トイレで立っていた時に話し掛けられた
肩に手を掛けられて ....
 袋小路に入ってしまった時でさえも
 苦しみに絶望してしまった時でさえも
 それでいいじゃないか
 それが生きること
 革命のポエムを産み出せば新たな道が訪れる

 捉え方を間違わなけ ....
白い空間に影が飛び交い
そこは無限の獄中と化す
左下の隅に ローブを纏う人 顔は見えない 暗く 深く 後ろを振り返っている
その隣に僧侶 船を漕ぎ出している 遥か彼方を見据えて
その頭上に 顔 ....
あなたは耳が聞こえない
先天的なものでおまけにその為に捨てられた孤児だ
施設で知り合った
そこで勤めていて あなたは毎日のように通って来ていた
花のように美しく 一目見るとすぐに心惹かれた
 ....
千手観音から千手観音へ極まった穴ブルー国府
穴ブルー国府から穴ブルー国府へ極まった千手観音
俺達の先進が致命的に音階を上げる
韋駄天 瓦割の名手 または 釣り人の名手 その横に 熊と格闘する鮭の ....
赤い屋根まで のびるものが蔦葉であり
方解しないように 白い壁に這わせたのだ
おとうさんの書いた 詩を
おかあさんの書いた 詩を
小さな僕は
理解できないでいました

船旅は航海 ....
僕の心は世界だ
大草原をあらゆる動物達が太陽目がけて走り抜けていく
ポケットの中に入るぐらいのサイズの宇宙を携えて
現実で大空へ羽ばたこう
照り付ける真夏の太陽が眩しい
心の世界を現実にする ....
ひとりで食べる夕食は
いつものように
電子レンジでチンして3分

たった3分
それでも3分

どうにも待ちきれなくて
電子レンジの前で腕組みしながら
ながめるタイマーは
永遠にカウ ....
楽しいときほど
思い出してしまうのは
あなたと過ごした夏が、きっと
あまりにも輝きすぎていたから
あいたい、と
そんなき持ちに自分の笑い声で気がついた
だって二年前、あ ....
感覚が澄み渡ったオレオ
今この瞬間を描く為にオーディオ
私達は嵌め込まれたカーテンレールの
無花果
たましいだよ、流れゆく再コミュニケーションだよ、熱
三十九度七分の
息も出来ないまま 泳 ....
心の中の海が騒いでいる
いつまでも鳴り止まない潮騒
僕は不安でたまらなくなる

こうして本当の海を眺めていても
聞こえて来るのは僕の心の潮騒か
それとも目の前にある海の波の音か
それさえ ....
無数の天の雫に

虚空と紫陽花の色

鮮やかに塗る薄い陽の

梅雨の朝の肌寒さ

アパルトメントから

連なる園児の傘に

重ねる天使の両翼と

丸・円、エデンの井戸に
 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(5957)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ラブアンドピース- 恋月 ぴ ...自由詩22*07-8-2
自殺志願者- 狩心自由詩3*07-8-1
夏の瞳- 未有花自由詩12*07-8-1
樹海- 円谷一自由詩2*07-7-31
虚ろ- 及川三貴自由詩207-7-31
行動的な詩- 狩心自由詩1*07-7-31
説明的な詩- 狩心自由詩3*07-7-31
立ち上る白い煙は天空の彼方へ- 狩心自由詩2*07-7-29
Red- 円谷一自由詩7*07-7-29
目を閉じて、耳を澄ましてみる- 狩心自由詩2*07-7-29
ホウセンカ- 銀猫自由詩26*07-7-28
「_三色_」_真空パックでお届け!- 狩心自由詩1*07-7-28
- 恋月 ぴ ...自由詩21*07-7-26
夜と話す- 狩心自由詩1*07-7-26
感傷的な夏より—連弾する午後の夢- 前田ふむ ...自由詩33*07-7-26
悲しみを拝見してる物- こめ自由詩907-7-25
「球の描き方」- ソティロ自由詩17*07-7-25
夏の残像- 渡 ひろ ...自由詩16*07-7-25
物語を語る前に- 狩心自由詩1*07-7-25
捨てないで- 山崎 風 ...自由詩307-7-24
二重奏- 狩心自由詩2*07-7-23
聾唖のあなた- 円谷一自由詩4*07-7-23
パントマイム- 狩心自由詩2*07-7-22
幸福の木〜飛砂- 鯨 勇魚自由詩607-7-22
希望を- 円谷一自由詩3*07-7-22
くるり- 恋月 ぴ ...自由詩39*07-7-21
伝えるすべなんてないから- Rin K自由詩33*07-7-20
科学の中にあるコウノトリの死体- 狩心自由詩2*07-7-18
海の瞳- 未有花自由詩15*07-7-18
未完:天使の朝- 六崎杏介自由詩607-7-18

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