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貝のように閉じた小部屋
布団にくるまり明日に怯える

昨日と変わらぬ今日はまるで
見飽きたドラマの再放送

誰にも呼ばれない
安心と寂しさと

不安を煽る不穏な夢
眠ることを諦める ....
未知なるヒビキの
内中から受け取るもの
確かなものと鳴り為ると

たとえ堤防が決壊してもね 、

真白き街並みずんずんと
ずっとずっと広がり在って
打ち上げ花火散々見尽くしたら
もう ....
明日の天気は午後から大雨の予報

明後日は1日上天気だという

日曜日は釣り人が押し寄せて釣りにならない

渓谷の王や女王に臨むのは来週になる

ただぼくは仕掛けを作るのみ


 ....
愛より青い
ものを知らない

誰かを想うとき
まっ青になってしまうのは

ほろびることと
うらおもてゆえ

それくらいあやしく
それくらいまぶしく

愛より青い
ものを知らな ....
深緑の
葉の
光合成をする
魂(いのち)の
静かさ
子供の頃は
辛口が食べられず
甘口を食べていた

いつしか辛口が
食べられるように

カレーを作った料理
どれも美味しい
また食べたくなる

毎日食べたくなるぐらい
それぐらい ....
 昔 暗い電柱の蔭に
 鮮やかな口紅を咲かせていた女と
 細くしまった腰をもった男との
 悲しい抱擁を見た時
 思わず浮かび出た詩は
 美しかったけれど

 月が厳しい弧を描く
 夏の ....
からだも
こころも
その時その時の調子があるね
からださんもこころさんも
いつもありがとうね
流れ星のつく嘘に騙されて
幾千も羽ばたいていく星宛ての青い希望達
宇宙の塵になってゆく

もがれた翼が無意味なゴミのように時折地上に降っている



地下は重く粘度の高い暗闇だ
息 ....
愛情の渡し方には方程式があるみたいだ
式を間違えると渡すことができない
そんな顔しないでほしかったけど
たぶん間違えたのは私の方だ

こんなに不自由なら
渡さずにしまっておくほうが良かった ....
これほど繊細で美しい釣り竿は無い
先端径は1mmを切っている
細くて見えない糸で
これで30cm以上の渓魚を釣るのだ
30本に上る竿たちは
袋に納めるとどれがどれだか解らなくなっている
仕 ....
文字通り{ルビ酒盗=しゅとう}というものは酒を盗む
土佐の山之内容堂公が名付けたといわれる
カツオのハラワタを塩辛にしたものだ
ちっとも生臭くなくて香ばしい
メーカーによってはとても塩辛くて食 ....
歩んできた日々を
振り返る

一週間前に通り過ぎたばかりの
森の出口で道は消え失せている

歩んできた日々を
振り返る

あなたが遺した道が途切れてから
見知らぬ景色の中を彷徨 ....
広やかに奥ゆき在る
聖堂に雨降り注ぎ
無数の漆黒の虫たち
動き廻りやがる

疑惑は未だ晴れてない、
俺は我欲捨て切れない、

深い森陰の下草の
緑の間借り人として
深淵を臨む
絶 ....
四角い画面越しに
ピアノの調べ
ギターの弦を弾く音
1/fに揺らぐ歌声

眠れぬ夜に
ブルーライトで照らした
頬をつたう涙が光る
ベッドの上で
体を小さく丸めて

眠れぬ夜に
 ....

と聞いて
深く思う人と
浅く思う人が居る。
無もさまざまに受け取られる
 いつか、詩人は、わたしに、森 鴎外の『舞姫』のパスティーシュを書きたいと言っていた。


 愛がわたしを知るとき、わたしははじめて、愛が何たるものかを、知ることになるのであろう。言葉の指し示す ....
あっまたおこしになったんですね
まってました わたしは40になりました
ずいぶん遅くおいでだったんですね
こわくて こわくて
ひりひりした山をのぼってらしたんですね
それほどたいしたことでな ....
サボテンとの別れ
身を切られるような痛み

きみとは何万語のことばを交わし
無言で見つめあったろう
きみはわたしの髭を
わたしはきみの棘を
お互い数え飽きなかった日々が
あえなく終わろ ....
生温い風に吹かれている


魂はこの世に残らないのか
跡形もなく消えたあの人


生きる力を失いそうな時
思い出の欠片を
かき混ぜてみるけど
記憶をすり抜けて
静けさだけが残る
 ....
とおりみちデス通路です、
色んなもの湧出する

 永劫なる普遍光の海から
 あらあらぽわっぽんぽん

現れ来るもの表すのはこの私




神々しきもの
私を見入り
私の胸の内 ....
川上から金曜日が流れてきた
彼は働きすぎたのだ
川上から土曜日が流れてきた
彼は眠りはじめた
川上から日曜日が流れてきた
彼は手を冷たくしていた
川上から月曜日が流れてきた
彼は左の瞳し ....
宇宙が
生まれてから
ずっと来て
つながっている
私のいのちに
雨があがり 黒い蝉が騒いで
真昼の月と目が合った
月にあなたは穴なのかと問われ
自分がいつの間にか大穴だったのことを知った
細くて 丸くて 白い月は
とてもゆっくり喋る
そして地球の周りを ....
振り返っても
もう元には戻れない
歩いてきた道

歩き方が悪かったのか
いつの間にか獣道

足を引きずるようにして
闇雲に進んでいる

ふいに現れた道に
躓いてしまう
Y字路の ....
感覚の奥に横たう
もう一つの次元 、

 死のリアル

しっかり意識保ち
見つめ入る瞬間、

ぽかぁんと浮かび
取り囲む無数の眼

何時かの記憶の如く
深淵を一息に超え来て
 ....
寄せては返し合う
はてがないことのふしぎ
ここから命がうまれたというふしぎ
だとしたら
この水はなにからうまれてきたのだろう
半島の先でぼんやり待っている三ッ石
今はまだ歩いてはいけないけ ....
未だ幼木の胡桃の木の後ろには籾乾燥施設があって
霧はそれらを囲むように包んでいる

疲労という疲労は
体のあちこちに固形物のようにしこりとなってとどまり続け
筋肉や腱を蝕んでいるような気がす ....
夜を歩く
雨の匂いを嗅ぎながら

時々苦しくなるこの胸の
内側と闇を重ねて

街灯や家の灯に助けられ
地に着く足が見える

暗がりのロードムービー
果てはある

明日が来るのが ....
グラスの縁を
指でこする
音は
遠いあの日とつながっている
あの日もじんわりほほ笑んでいた
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9461)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小部屋- 自由詩624-7-5
続・緑の間借り人- ひだかた ...自由詩424-7-5
五行歌_【渓流】釣り待ち- レタス自由詩3*24-7-5
愛より青い- やまうち ...自由詩224-7-5
※五行歌「光合成をする_魂(いのち)の_静かさ」- こしごえ自由詩5*24-7-5
カレー- 夏川ゆう自由詩424-7-5
赤い髪- リリー自由詩6+*24-7-5
※五行歌「その時その時の調子があるね」- こしごえ自由詩3*24-7-5
きざし- ◇レキ自由詩4*24-7-5
すなわち- 四十万  ...自由詩424-7-4
渓流竿- レタス自由詩5*24-7-4
酔いどれの戯言- レタス自由詩5*24-7-4
- 夏井椋也自由詩9*24-7-4
緑の間借り人(改訂)- ひだかた ...自由詩4*24-7-4
眠れぬ夜に- 自由詩324-7-4
※五行歌「無もさまざまに受け取られる」- こしごえ自由詩5*24-7-4
Sweet_Thing。- 田中宏輔自由詩7*24-7-4
らいこう30- れつら自由詩4*24-7-4
サボテンとの別れ- soft_machine自由詩724-7-3
哀悼- 自由詩5*24-7-3
五行歌、カミさんのうた(改訂)- ひだかた ...自由詩3*24-7-3
河原にて- 森 真察 ...自由詩424-7-3
※五行歌「宇宙が_生まれてから_ずっと来て」- こしごえ自由詩4*24-7-3
- soft_machine自由詩524-7-3
道程- 自由詩6*24-7-2
Wall_Of_Eyes- ひだかた ...自由詩424-7-2
なぎさ- そらの珊 ...自由詩12*24-7-2
霧の朝- 山人自由詩11*24-7-2
夜を歩く- 自由詩624-7-1
※五行歌「あの日もじんわりほほ笑んでいた」- こしごえ自由詩8*24-7-1

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