すべてのおすすめ
 大根 里芋 金時人参 南瓜 蓮根
 厚揚げを 塩加減に悩みながら
 白く煮て
 干し椎茸 牛蒡 蒟蒻
 は しょうゆ味で黒く煮る

 重箱のおせち料理は作らないけれど
 昔 家族で過ご ....
いつも貴方は真の実力を眠る胸に秘めて
夢幻のかなたへ委ねてしまう
響く才能の音はますます遠くなっていく
いつものことで大手を振る者が先に進む

卒業していく才気あふれる者たち
旬の果実は若 ....
いままでどれだけ花が散るのを観てきただろう
いままでどれだけ雲の移ろいを観てきただろう

ぼくはいまだ彷徨い 戸惑い {ルビ躓=つまづ}きながら歩いているよ
いまはどんな辛い事も嬉しい事も楽し ....
重い扉を開いて
漆黒の闇の向こうへ
行こう、生こう

絶えず打ち寄せる光
銀白だったり黄金だったり
光それ自体は見えないから
光に照射された色彩熱響きに
魅せられ眼見開き行こう生こうと ....
おれの心象に積もった雪へ
ダイブする
あなたのかたち それは
不思議な窓 
あるいは、うつくしい鈴
絡まった糸を切るひと
ほどいて
むすびなおすひと 夢で
会ったよね もうない、学校へ ....
対象を欠く
憧れは郷愁は
未来から沸々と
湧き立ち流れ来る
次々と実に絶え間無く

記憶映像の
過去から未来へと
ひたすらに直進する
無常時計時間とは逆に

未来から過去へと遡行 ....
○「餅つき」
ジジババあっての餅つきだろうね
今の若いパパママはやらないだろうね
孫たちの喜ぶ顔が見たいから
やるんだろうねジジババも
痛い腰を我慢して

○「お正月」
子どもの頃のお ....
在りし日の悲しみに
畏れ知らずに信ずるままに 
どこまでも
群れ忌み独りはぐれ 
戸惑い彷徨う溢れる想いに

忘れた心に夢 
迷い重なり翳り消えゆく
小さな願いさえも
溶けて羽ばた ....
オレは世の中の99.9999%以上の事象を知らない
バカで バカで どうしようもないバカなのだ
酒を飲んではくだを巻き
夜の闇に溶けるだけ

たったそれだけの存在を
月だけが優しく頬笑んで ....
積荷を遊ばせる、持ち替えて加える
空瓶を重く押し付ける 雑だな

存在する無箔ごころ
とりとめもないここは
降りやまぬところで
曲りくねらせた途にあり

そっとみつめたい
淀んだ天体 ....
木目に沿って歩いて行く
輪を描き運に従い
静かさの波打ち奥まり
暗闇の上層にぽっかり穴開き
水色の空、白雲の流れ うっすら
青い光帯び ひろがりいく

年輪を重ねリズミカルに木目刻まれ
 ....
 カーテンも取っ払った六畳間
 テレビと わずかな生活用品に炬燵が一つ
 職場近くへ引っ越すための段ボールが
 キッチンと廊下に並ぶ

 「部屋が狭いから、ずいぶん処分したのよ。」
 友人 ....
(だれが呼んでも
(きこえないよ
(きみが、いちばん!
羽根のない子どもは月に擬態する
集団下校の輪の中に居たはずなのに
だれも名まえを思い出せない
古い友だちの口笛は
(風が散ったから ....
 もやぐ朝 

夜が朽ちて
朝が生まれる
霧に覆われた街は
港へと変わる
赤い太陽は
無音の出港の合図

けれど想い出は
いつでも切ない
胸に
錨をおろしたまま


 さ ....
若い頃は
「○かⅩ」の思考であったが
近頃は「△」が増えてきた

老いるということは
△とともに生きていくということかもしれない
お骨はゆうパックで送れるんだって
へぇ
そんなわけで叔父の骨を預かって
春と夏が過ぎた からんと
最近は近所に犬を見なくなった
骨を差し上げるあてもなし
わたしが咥えてしまおうかしら
叔 ....
ともに歩いている砂浜、
こちらをむいて、
つよい波風にすこしウェーブがかかる、
花のように、首を、傾ぐ、
ながい黒髪の、まるでオニキスのようにまるい、
とてもおおきな瞳、
しろいレース柄の ....
ふたりで拾った
透明で硬く紅い卵

ぼくが生き物係になって
手のひらで暖め孵化を待っている

何が生まれるのかわからない
虫眼鏡で眼を凝らしてみると
真ん中がトクトクと脈動している
 ....
人類やってるね

えっ?
やってないのか。

 ・・・・
一番最初に火を付けた人がいるんだよね。
物理的発見であり発明の話だ
火を付けたというより、火を創ったともいえる
実用化したと ....
うっすら淡い黄の光に包まれた木立、

朝なのだろうか夕なのだろうか

時間がふっと透明になり

地を敷き詰めた落ち葉たち、
透明な時間に舞い上がる
漆黒に渦巻く闇から解放され

う ....
好きなもののことをかんがえるの
きらいなもののことをかんがえちゃだめなの


Motherってドラマで芦田愛菜が云ってたの思い出したから
あたしもまねっこして 好きなもののはなしをするね
 ....
きみが望むなら
この両手をあげよう

きみが望むなら
この心臓をあげよう

ぼくは風となって遠い旅をして来たから
もういいんだよ

いま欲しいのは
きみの頬笑みをひとつだけ

 ....
濃緑の葉群れ、
波打ち照り輝き
歓びの眩しさ
命の純粋
恐ろしい迄の
命の威力

新緑の季節、進み深まり
街道沿いの落葉樹たち、
枝葉を繁茂させ絡ませ合い
五月の青空、五月の風に
 ....
「天罰は忘れた頃にやってくる」
数十年も前の
虐待
体罰
いじめ
セクハラ
暴力などの
被害訴えが
次々と表に出てくる
人権意識の高まりとともに
封印されていたものが
次々と表に ....
 テイクアウトのピザを
 たらふく食べ
 飲みすぎた赤ワイン

 炬燵で寝落ちし
 ふと目覚める 耳の底の音だけしかない
 深夜

 空ビン洗って
 ベランダの収納ボックスへ入れる音 ....
言葉をつづりたくなる
眠る時間は決まってない
なのに
真夜中は押し寄せて来る

ひとを求めている
スマートフォンの中に
誰かいないかさがしてる
話をきいて欲しいわけじゃない
この時 ....
人間ごときと
寂鬱が漂う鳥瞰
見渡した
人との間が詰まった人混みが
本棚に隙間がないのと同じ
居場所のような
詞のような
君がいられなかった後悔や
もっと素敵で飾れなかった後悔が
押 ....
あの日

粉雪が降っていて
黒曜に閉ざされた狭い部屋

ふたり キャンドルを灯し

薄い毛布にくるまって
しがみつくように抱きしめたね

寒いかい…

ううん、大丈夫。

 ....
 
手のひらにのりそうなぐらいに
ちっちゃくなったあたしの夜を
三鷹の空に解き放した
 
 
 
全ての人々が信じるあらゆる神々へ
あなたがたを信じる人々の心を敬います
信じるその心 ....
硬いソファまで差す陽が
サキの太腿を切り取り


新居、印鑑、身分証。近くの
小学校から 子どもたちの声が微かに


聞こえる? サキの下腹部に
耳を押し当て 子ども 欲しいな、
 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9862)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大みそか- リリー自由詩6*23-12-31
忘れ物を探して- 足立らど ...自由詩623-12-31
葬送- レタス自由詩6*23-12-30
トビラ- ひだかた ...自由詩623-12-30
nonequilibrium- 完備 ver.2自由詩423-12-30
詩想55◯時流- ひだかた ...自由詩623-12-30
独り言12.30- zenyama太 ...自由詩2*23-12-30
El_Condor_Pasa- 板谷みき ...自由詩2*23-12-30
ナメクジの唄- レタス自由詩9*23-12-30
SEA.- あらい自由詩223-12-29
意識の光景20- ひだかた ...自由詩823-12-29
インスタントコーヒー- リリー自由詩7*23-12-29
古い光- ちぇりこ ...自由詩14*23-12-29
この世に錨をおろしたまま- そらの珊 ...自由詩15*23-12-29
老いの思考- zenyama太 ...自由詩3*23-12-29
お骨の味噌汁- 松岡宮自由詩14*23-12-29
にじゅうごびょう- 本田憲嵩自由詩1023-12-28
珠玉- レタス自由詩9*23-12-28
暮れの小さな会話- 空丸自由詩1023-12-28
意識の光景19◯意識というもの- ひだかた ...自由詩6*23-12-28
芦田愛菜は間違ってはいなかった- 涙(ルイ ...自由詩3*23-12-28
想い- レタス自由詩9*23-12-28
意識の光景17◯対照のヒビキ- ひだかた ...自由詩5*23-12-27
天罰- zenyama太 ...自由詩2*23-12-27
深酒- リリー自由詩13*23-12-27
黒の世界へ- 木葉 揺自由詩3*23-12-27
遊興- 這 いず ...自由詩223-12-27
冬のアダージョ- レタス自由詩6*23-12-26
sayonara.com_71-80_- AB(な ...自由詩623-12-26
fingerprint- 完備 ver.2自由詩323-12-26

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