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棍棒を
作った
オークの
頭四キロの

素振りを
ずっとしてた
だってお前が
怖がるから

引っ越した家は
夜少し静か過ぎて
お前が怖がるから
まあ実は俺 ....
淡い彗星到来
さわりぞら
沖網に掛かる
幾千の廃絶が決心を垂らす

鉱石の連鎖
明滅の香澄
二重のIラインが
悲しく咽び濡れ

散ったのはいつだ
散るのはいまだ

微 ....
インドの大公のように
象に乗り、虎を狩りにゆこう
長い槍と弓矢を持ち
従者たちをひきつれて
河を渡り、密林を抜けて
草原を行進し
虎をふみつぶしにゆこう
秋の長い夕暮れ
声のしない小学 ....
緻密に、秘密の内に 堆積シタ或ル弦の飛沫に
明日のタルトが沈む Suiな蛇苺から、赤イ悪魔は
産まれる事も、無く 白銀の飛沫に 沈む、プリズ夢ー渦ル
頬を伝う涙、の Am調 1000 ....
パン屋で晩ごはんに
パンを買ってたらさ
雨降ってきて
俺のほかにお客さん三人
雨宿りだ
このパン屋は引っ越してからよく来るようになった
おいしいし
お姉さんがきれいだ ....
爪先立ちのステップ
誰の名も繰り返したりしないよ
花園の壁に書かれた落書きの意味
きっと誰にも分かりはしない

そこにあるのは紅い花弁それとも
君が残した残り香なのかな
甘い痛みを毒と読 ....
無数の石英が軋む、秋の夜
明滅する、星座を杯に乞う 煙草の音に
OとUとに似た精密な空の藍が
戸外で嘔吐する彼岸花の背を冷やす
track#不明のループにトランプが踊る
火照る足跡は地下の ....
上手に生きていくのって難しいんだね
正直に素直になった方が泣いてしまうんだ
間違いを正そうとすればする程に僕が堕ちてゆく

帰り道で財布を開けたらさ
思わず声が出ちゃったよ
さっきまであっ ....
あさがおに釣瓶とられてラプンツェル
ろくろっくび幽体離脱ラプンツェル

その子二十櫛に流るるラプンツェル
マドモアゼル・ラプンツェルかじるプレッツェル

人魚姫の姉さま達の長い髪
12時 ....
さまざまなかたちの痛みが
頭の左すみにころがり
右目のまわりの暗がりには
花に似た背のかげろうがいる


すいと平行に引かれた線の
変わりつづける永ささえ
なにげないものに ....
なあ坊主、
どや、タコ焼きいらんか。
おばちゃんとこの美味いで。
タコとテーゼと意地がたっぷりや。
あ、忘れとった。あとおばちゃんの愛情たっぷりや。
ええやろ。得するやろ。


なあハ ....
思わず声にしてしまった
ことばよりも
言い出せなかった
ことばの
内に秘められた真実
レンガを幾つも積み重ね
ひとは誰でも
その真実をこころに閉ざしてしまう
日々の暮らしと
日々の思 ....
自ら檻の中に入って

ビクビクしながら水道から

水滴の落ちる音を数えていた

定規で正確に書いたはずの

直線は曲がって一個の円になった

目から流れる涙には

 ....
大好きって
それは響きだ
大好きだなんて
叫ばなきゃ良かった

声に出さずに
叫ばなきゃ良かった
声に出して
叫んでいたら

きっと俺は
ここにはいないし ....
目の前に
サムホールの油絵二点
右手が自由に動く時に
君が描いたものだ。

ひとつは
テーブルの上の4本の瓶

もうひとつは
テーブルの上の4個の洋梨

どちらも
ペインテイン ....
今を遺す。

色んなものが発展した。
でも、今のこの瞬間は残せない。

音も、映像も保存できるけど、
今、自分が考えてることを全部思い返すのは無理なんだ。

今を考えている内に今が過ぎ ....
子どもだったあの頃
放課後みんなと遊んでた
空が赤くなる頃
もう帰らなくちゃと
誰かが言い始め
その日が終わるものだった

一人で家に向かうその道で
夕焼けがやたらとまぶしかったけど
 ....
どうして兄弟でもない男の人と
いっしょに暮らさなければならないのか

結婚前に、たずねた

そういう決まりになっているんだ
と 彼氏は言った

あんまりあっさりと言うので
笑ってしま ....
ああ また白馬が

やってきたんだね

まだぜんぜん食べてないのに

そんな目をして

いつも俺が

しんけんに作った

晩ごはんをふたくちぐらい

ゆっく ....
金木犀の
金木犀の
花の陰が
心にはらり、落ちてゆく
この道は
この道は
いつに辿ってきたのでしょう

金木犀の
金木犀の
花の香は
昔にかよう
消えかけた
面影一つ ....
前頭葉の破損した
黄緑色の花
その雫に映る機械都市
無音で作動する化学工場
時計仕掛けの月明かりと点滅する電燈に
反射し黒光りしているコンクリートの河
立ち並ぶ病的に白い蛍光の列
点々と ....
豪雨の中

傘を持った私がいる


まるで鉛を
持たされたように



内側まで濡れた傘

アスファルトに削られる天辺


落下する雨粒

白ぼける視界

染み込 ....
僕は生きている
その事自体が罪なのか
道造は二十四歳で逝った
中也は三十歳で逝った
祐三も同い歳で逝ってしまったよ
だのに
僕は未だに生きている
罪の上塗り
恥の掻き捨て
僕が愛し損 ....
詩を書くあなたは
言葉に恋をすることは
自由ですが
言葉と交際することは
禁止です

愛していることを
愛していると書いては
いけません

愛している以上に
愛を言葉で綴らなけれ ....
いつも留守のあいだに
ぼくのポストにたてかけられている
回覧板には
いくつもの恋の終わりがのっていて

ぼくはその欄を見るのがとても楽しみ
恋は突然に始まり
ある日うそのように終わってし ....
 休日の朝、西野は8時ぴったりに目を覚ました。
「なんてことだ! 8時ぴったりに目を覚ますなんて! きっとこれは、俺が幼い頃母親に欲望を抱いていたから罰が当たったにちがいない。時間のやつが、世の中の ....
お前が犯ったんじゃないのか。
犯行時刻の午前3時45分頃、
どこで何をしていた?
何、ここ以外のどこかだと。
そんなものがアリバイになると思っているのか。

犯ったんじゃないのか。
お前 ....
最近冷蔵庫に
レモンを一匹
飼っていたら

今朝
絞られていた

何か飲むときにいつも
瞬きを忘れるおまえは
俺をじっと見つめながら

こくこく
ちいさ ....
すゞやかな夜に

泣いている

悲しくもないのに

淋しくもないのに

鳴っている警鐘

遠くへ追いやった想いが

今 まさに

消え去ろうとしてますよ

絡めた指の
 ....
胸の奥の底のある

ムズムズの原因のばい菌は

苦いクスリで押し込んだ

ちっちゃな天体望遠鏡をのぞき込んで

かすかに見える星達に意味無く涙をながした

黒く揺れるブラックコーヒ ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9862)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
棍棒- 水在らあ ...自由詩26*06-10-8
恋人- キメラ自由詩606-10-7
行進- ゼッケン自由詩106-10-7
トラン・薔薇ンス- 六崎杏介自由詩206-10-6
雨宿り- 水在らあ ...自由詩31*06-10-6
神様の秘密- りぃ自由詩106-10-6
酔いて散る寝言- 六崎杏介自由詩7+06-10-4
からっぽ- AKiHiCo自由詩206-10-3
ラプンツェルの国- 小池房枝自由詩12*06-10-3
鳴夜行- 木立 悟自由詩406-10-3
タコとテーゼと意地- ブルース ...自由詩4*06-10-3
ペンキ職人- 恋月 ぴ ...自由詩19*06-10-3
無言のまま語る彫刻- こめ自由詩1106-10-2
純情- 水在らあ ...自由詩23*06-10-2
- 草野大悟自由詩406-10-1
遺すもの- ゼッペル ...自由詩206-10-1
子どもの頃の夕焼けは- ぽえむ君自由詩17*06-9-30
救い- 砂木自由詩26*06-9-30
白馬- 水在らあ ...自由詩23*06-9-30
金木犀- Rin K自由詩27*06-9-30
夜とレモン- 結城 森 ...自由詩4*06-9-30
洗礼- RAVE自由詩4*06-9-30
(百九十九番目の詩)- 恋月 ぴ ...自由詩19*06-9-29
詩を書くあなたは- ぽえむ君自由詩17*06-9-29
回覧板- ZUZU自由詩706-9-29
- 葉leaf自由詩3*06-9-29
ロジック犯- ブルース ...自由詩606-9-29
レモン水- 水在らあ ...自由詩21*06-9-29
すゞやかな夜に- 藤原有絵自由詩4*06-9-29
ブラックコーヒー- こめ自由詩2006-9-28

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