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あなたが
この世に在る。
あの存在が
この世に在った。
故にありがとうさま



美しい部分もあり
醜い部分も
あるからこそ
私なんだ
このこころにありがとう



 ....
 山林をそっくり買い取って
 吉兵衛は死んだ

 つながり眉毛の吉兵衛は
 めったに笑いもしなかった
 そんな彼を、秋さんは怖れながら暮らした
 有り金をはたいて
 犀川上流の山林を買う ....
忘れ去られた
思いは、
宇宙の魂に
解けて融合したのだった
さようなら ありがとう
逃げ出したくて
吐いた嘘を
骨は知らない

抗いたくて
千切った縁を
骨は知らない

痛んで
悦んで
肉がくたびれていくのを

誤魔化して
宥めすかして
心がたるんでい ....
 畳の間、煙立つ
 半分に折ったお線香
 母へ挨拶する私を
 初夏の陽が
 ただ ゆるゆるといたわって
好きなひとがいて
そのひとが
いるから日々の生活が輝くんだと
想っていたのは
ほんとうの慰めだっただろう

美しいひとで
その挙動を追うじぶんの目が
恥ずかしくなるくらい
明るく ....
裏切り裏切られ
欺瞞撒き散らし
眠れやしない

やややタマンね 、悲し哀しみかな

誤解されても愛ある知性限り無き広がりへ
蜩の
愛を歌う
いのちは
果てしない
星の光

 ※蜩=ひぐらし。別名、かなかな。



もう
いいよ

放てば満ちる
こころ



人を
思って
五行歌 ....
全員揃って和やかなムード
それはもう過去のほんの刹那
二度とない瞬間には
何も思うことがなかった
振り返って初めて思う

もっと もっと
こう ああ
すれば よかった

残された者 ....
灼熱夏の
到来に、
自らの闇
夜闇に深く沈め

すべて棄てて曝す際 、

ヒカリ橙色に
やはらかく輝く
意識の視界、
カウントダウンの渦中に
奈落の底を眼差し
崖っぷち歩みなが ....
いつものあの猫がいない
建設中の黒光りマンション
わたしには一生関係ない

いない人のご飯を作る気持ち
捨てる捨てる一生言ってる指輪
わたしには一切関係ない

体内、上手くいっていない ....
迷い
思うから
見つかることもあり
生き方を知る時もある
いのち



よろこび
のために
生きている
私は
生(せい)をよろこぶ



全てを
救うことは
出 ....
 顔をかすめる南風

 ざわつく心の行方はどこだろう

 朝から時間に追われている

 追いつかれない逃げ道はどこだろう

 陽ざしの中を影がよこぎる

 太陽はどこだろう
 ....
ながい黒髪が、
夏の風にさらされて、
ときおり、
ひとつの風鈴となっている、
人、魂の 肉に魅せられ死に
魂の内なる神性の力に復活し
死んで復活し 独り
青き響き純白の静かさに
いずれ宇宙内懐へ還りゆく
 夕立の雲が垂れ込めているのに
 ふりそうにない{引用=まだ降らない
まだ降らない
まだ降らない} その短いようで限りなく不穏な時
 
 夏草の背の高い奥庭
 開かれた窓に
 夕顔が、何 ....
五月雨の
明けない
空から
ひとつぶ ひとつぶの
落ちる光

 ※五月雨=さみだれ



天の風に
吹かれている
このいのち
果てるまで
つらぬきとおす



 ....
円い
ちゃぶ台の上に
ひとつ
乗っている
ほほ笑み
何本もの糸を断ち切ってきた中
僅かに残った繋がりの糸
距離は遠く長い
在るという充分

困難で苦しんだ時
在る糸に震えが伝播し
彼方から戻る波動を握る
この手に勇気の熱が湧く
 卵の殻から開幕して、鬱陶しい号外の吹雪に紛れる。糸に絡まれ、爪先立ちの練習をする者たちの概念過多症《がいねんかたしょう》。手に馴染む鋏を使わなければ、疑念とは絶てないに違いない。猪突猛進な老婆、敬う ....  深く深く落ちることだけを考えているだけなのに、上手いこと到達してくれないもどかしさ。肩までのしかかる温かさを逃さぬよう慎重に/慎重に。
 覚醒状態が鬱陶しい。
 またこれも何かを期待している予兆 ....
人として生まれたのならば
死を迎えるまで
強靭かつ しなやかでいたい

この世をすべて理解しているわけではないのだから
真っ白なキャンバスのように謙虚でありたい
この歳になっても好奇心はい ....
会えないことがわかっているから
適当な約束をする
叶わなくていいけれど
叶わないけれども
まだ大切に思っていることを伝えるために
意味のない約束をしたいだけ
あなたの夢はと聞かれ
答えられない自分
無の衝撃が胸に広がり

日常の空模様が怪しくなる

どこかで雷が鳴り
風が吹き雲が追いかけてくる
あっという間に激しい雨に打ちつけられる

 ....
陽の光を朝に浴び
その輝きに手を触れる時
アナタの纏う衣の
すきとほる純白
わたしを包み込む

そうしてわたしは
わたしの自己存在を 
眼を見開き見入り
耳を澄まし聴き入り

  ....
真夏のフリマ!
結婚式!
結婚式友人代表!
路上の青いシートに積まれたハンドバッグにネックレスにノースリーブのワンピース
青空フリマ!
結婚式!
結婚式友人代表!
白い手袋と百合のコサー ....
 
 

驚いたのは
悲しくなかったことだ

生きるなんて
日々病みつづけてゆくなかで
なんとか笑って
こなしてゆくだけの時間だろ

だから夜の夢に酔うのも
やっぱり正しい ....
午前3時に起床
アイス珈琲を2杯飲み
{ルビ微睡=まどろ}む{ルビ眼=まなこ}を排除した
速乾タイツ 速乾パンツ 速乾Tシャツを着込み
釣具・クーラーボックスを車に押し込んで
走ること2時間 ....
話したいことはない
話しかけられて
適当に答えて

ハサミが髪を切る瞬間
地肌に伝わる感触の快感

金属音と共に床に散る髪
やがて掃き捨てられる

さよなら鬱屈
また会う日まで
 ....
耳の不自由な彼は
音が見えた
と 言った

わたしには聞こえただけだった

目の不自由な彼女は
色が薫った
と 言った

わたしには見えただけだった

後ろめたくなかった
 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9455)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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秋さん- リリー自由詩5*24-7-12
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- 夏井椋也自由詩9*24-7-12
五行歌_一首「花琳」- リリー自由詩6*24-7-12
亡霊の告白- 秋葉竹自由詩124-7-12
五行歌、カナカナかな- ひだかた ...自由詩424-7-11
※五行歌_三首「蜩も歌うよ」- こしごえ自由詩9*24-7-11
思い- 自由詩524-7-11
光の中を流れる叡智が生きている- ひだかた ...自由詩424-7-11
いない- 印あかり自由詩6*24-7-11
※五行歌_五首「全てを_救うことは_出来ない私」- こしごえ自由詩7*24-7-11
時雨- 佐白光自由詩5*24-7-11
夏鈴- 本田憲嵩自由詩1424-7-10
五行歌、それがBEST- ひだかた ...自由詩3*24-7-10
雲居の空- リリー自由詩12+*24-7-10
※五行歌_四首「果てるまで_つらぬきとおす」- こしごえ自由詩8*24-7-10
※五行歌「ちゃぶ台の上に」- こしごえ自由詩7*24-7-10
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日照時間(2020/12)- 菜音自由詩224-7-10
夜中はアナタの時間- 菜音自由詩224-7-10
チャレンジャー- レタス自由詩8*24-7-9
叶え- 四十万  ...自由詩4*24-7-9
夢も傘もなく- 自由詩6*24-7-9
陽の光を朝に浴び_、- ひだかた ...自由詩3*24-7-9
真夏のフリマ!- 松岡宮自由詩124-7-9
夜の夢- 秋葉竹自由詩1+24-7-9
【渓流】大物狙い- レタス自由詩6*24-7-8
さよなら鬱屈- 自由詩3*24-7-8
五感- 夏井椋也自由詩8*24-7-8

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