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君の鼻歌を引き出すために
何を話したらいいだろう
緊張を含んで発した言葉は
白々しい空気となって
沈黙の中に霧散してしまう
きっと些細で単純なことと思うのは
僕だけなのかな
意思を感じる ....
向こう林立する樹木の暗闇から手前こちら、
苔生す巨岩の平らかな頂きに
絶えず大量に溢れ流れる水がある

そうして溢れ流れるこの水の内に
絶えず脈打ちうねり律動スル力、

水の溢れ流れの大 ....
肉体は、しわだ
ぼくのどこを切りとっても、まっすぐなところはすこしもない
ぼくの中には四角も三角もない
不明瞭なしわだけで、ぼくは構成されている
まっすぐな線を見た時の高揚は、ぼくがしわである ....
カバ、ひたひたと、たそがれて、
電車、痴漢を乗せて走る。
ヴィオラの稽古の帰り、
落ち葉が、自分の落ちる音に、目を覚ました。
見逃せないオチンチンをしてる、と耳元でささやく
その人は、ポ ....
虚無の庭に
僕らは佇む
灰色の日時計のかたわらに
でもこの場所は
光源のさだかでない光が
ぼんやりと漂っているだけだから
日時計は時を示すことができない

忘れない というクリシェを
 ....
ネズミ、
ひとつに特定できない冬の死、
風のつよい日に、灰色の体毛さえ靡かせず、
そのままで凍(しば)れきった、
ひとつのからだ、
まるで縁石の上に乗りあげて、
横転してしまったちいさなバ ....
ベランダに 平面を、前に出し
ふるいコトダマが 流しこんだ、密度や態度
永世から伏せ字にして遊ばれている
眼鏡をかけたクジラでも探すね 
シュウの表面に画く、毒にしめた卵が
・牛乳・砂糖 ....
ふと口ずさむ歌に思い出した君は遠い過去
口癖のように語った夢は歳に不似合い笑いの的
耳をふさいで眼をつぶり がむしゃらに生きて
そして

学生時代の幼馴染と語る思い出はいつも君
とうの昔に ....
隙間から光のこぼれる
カーテンは閉めたまま
布団の中
隣の温かい曲線をなぞり
指や足を絡め
パズルのピースを探り合い
ピッタリ嵌めて
繰り返し
もう少し
繰り返し
あともう少し
 ....
夜毎共に花火を打ち上げても
君には何も残らなった
陽の照る最中に降り注ぐ雨
純白の光に崩折れてしまえば
眼前を直進スル白骨の隊列

死の影を引き摺りながら
いつも不思議と明るかった君、
 ....
○「満員電車」
満員電車は
人間を人間として運んでいない
人間の物化である
年齢も性別も障害も一切関係なくただ詰め込んでいる
いや物以下の扱いだ
壊れやすい物や冷蔵が必要な物などを運ぶ場合 ....
風フウは生まれこそ悲慘だつたが
拾はれて來て篤育を受けた
をぢさんトクイクつてにやんだ?
これは俺の造語なのさ
お前みたいに圖々しくなる迄
大事に育てるつて事だ
あ、そんな云ひ草
額面通 ....
あなたが天にましますかどうかに興味はない
あなたが起こす地上の奇跡も期待しない
あなたが開いている天上の門もどうでもいい
ただあなたと呼ばれるもの
あなたを呼ばう人の声の
ただくちびるの動き ....
  
まるで彼のみるのと同じ
その虹をみたものは
すべてを好きになる運命という

悲しみ、苦しみ、絶望、退屈、
叶えられないマイナスばかりの感情を
すべて忘れてしまうけれど
それで ....
〈闇汁や數寄者小判を忍ばせる 涙次〉
冬の笑まひは仄暗い
燈しは細くていゝ
大體、それで通る季節だ
ねつとり文學論する夜更けでも
一年の疲れは隠せず
手早く帰りの支度をする
そんな輩ヤカ ....
 官能愛の慟哭より
いと高き愛の音 、

 しゃらら しゃららら

鳴る言の葉の
 荒ぶるなり
 
 肉の死して
続く宇宙の鼓動

肉を貫き
 流れる河が 在る
愛ってなに…

恋愛。

慈愛。

無償の愛。

自己犠牲?

愛は己を捨てる事?

愛は我が身や心を蝕む。

それでも愛したい。

愛に埋もれたがる。

愛より深 ....
なぜひかりがさしている
なぜがたがたとゆれている

あなというあなからたれながして
うつくしいていでいきている

ぶってほしいつよくつよく
あきらめてほしいきつくきつく

きみはてち ....
予定になかった支出
出血大サービス
足りない分はキャッシング
賑やかな時間はあっという間
その後の静けさに
血に染まった数字が付き纏い
なんだか寒気がする

赤赤赤赤赤赤赤
赤▲27 ....
ちょっといいですか。
あなたは神を信じますか。
牛の声で返事をした。
たしかに、神はいらっしゃいます。
立派に役割を果たしておられます。
ふざけてるんじゃない。
ぼくは大真面目だ。
友だ ....
黒い写真は我々に何を語ってくれるだろうか

           干からびた
       噴水の
         中を走る
             純粋さ

      岩の
  ....
照らせ 照らせ 光よ 照らせ
光は 孤独なのだから
ひとりでに かがやくのだから

回せ 回せ 宇宙よ 回せ
思うより なにもかも短いのだから
夜ひとつさえ 瞬きのうちなのだから

流 ....
世界はゆめ
みてる
木々の上で
鳥が鳴いている
その光景を見ている
鐘の音が
どこかで聞こえる
耳を澄ます。

日々、


暗闇のなか、一日がはじまる どこか
に行こうと、 ....
いつか森のいちぶだったもの
小鳥をすまわせ
そのうたに耳をかたむけていたもの
みどりの葉をめぶかせ
ゆびさきは空へとむかう
よるになれば流れる星のゆくえを占ったもの
むささびの発射台になっ ....
一時の 安らぎの座椅子にて
瞑目する意識の視界の奥処から、

声がする
鈴打つ声々
脳髄に意識に響く

思考イキモノ 、

静かに波打ちうねり
銀の粒子無数に躍り
律動の言葉の声 ....
3ベルがなり終えた頃にはすでに消えた人

 
他者の拒絶は最初からはやすぎる人たちが
ペロリと平らげたとんかつ和光ロースカツ

犬に喰わせる食い物じゃないのに(社長は泣く よ
成り金はこ ....
かぼちや、エリンギ、玉葱、ピーマン
ふつふつと煮えてゐるのを
マヨネーズで食する
質素な每日の食ひ物
その偉大さは
嚙んで、嚙んで、嚙んで
分かると云ふもの
ご飯のお供には
胡麻入りの ....
松本さんは重度の統合失調症で
時々大声で叫ぶ
その後にぼくとハグをして泣く
ぼくは背中を撫で、ポンポンポンと軽く叩く
ストレスで叫んでしまうと言う

お酒がないのでぶどうジュースで乾杯もす ....
なぜ悪いなぜ悪い
ステレオステレオ
この世はこの世は
地獄地獄地獄地獄
茶々茶々茶々茶々
嗚呼残念嗚呼残念
バキバキバキバキ
打ち砕く打ち砕く
ズキュンズキュン
リバティリバティ
 ....
羊齒生ひ茂る湧水地
‐清澄な水の中
野生の山葵も生えてゐた
どんな味がするのか?
僕は大事にそれを折り取つた
だが、夢では
夢では味までは分からない
僕は何となく夢の中で夢想した
野趣 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9870)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空気- 自由詩424-12-29
自由への流動- ひだかた ...自由詩324-12-29
しわしわの四角- 一般詩人 ...自由詩324-12-29
頭を叩くと、泣き出した。- 田中宏輔自由詩12*24-12-29
虚無の庭で- 塔野夏子自由詩7*24-12-29
冬ネズミ- 本田憲嵩自由詩524-12-29
分け放つ真理- あらい自由詩224-12-29
風人に捧ぐ- 板谷みき ...自由詩1*24-12-28
休日の朝- 自由詩624-12-28
魂のうた- ひだかた ...自由詩224-12-28
独り言12.28- zenyama太 ...自由詩2*24-12-28
篤育・或る猫の場合- 髙任勇梓 ...自由詩324-12-28
傾きつづける- 凍湖自由詩424-12-28
さだめのうた- 秋葉竹自由詩124-12-27
「闇汁や」で始まる短いcomposition- 髙任勇梓 ...自由詩224-12-27
夜想、河- ひだかた ...自由詩224-12-27
- レタス自由詩3*24-12-27
ぴかっ???- らりるれ ...自由詩324-12-27
赤い数字- 自由詩324-12-27
みんな、きみのことが好きだった。- 田中宏輔自由詩13*24-12-27
Chocolate- 鳥星自由詩824-12-27
孤独よ照らせ- みぎめ  ...自由詩424-12-27
- ryinx自由詩1524-12-27
すなはまで骨をひろう- そらの珊 ...自由詩15*24-12-27
思考イキモノ- ひだかた ...自由詩224-12-27
ベル_ベル_ベル- 足立らど ...自由詩224-12-27
ゴチソウ- 髙任勇梓 ...自由詩524-12-27
【病棟日誌】_友達- レタス自由詩5*24-12-26
歌わせろ- 自由詩524-12-26
野生の山葵_/_夢- 髙任勇梓 ...自由詩624-12-26

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