すべてのおすすめ
旅に出ようと思います
いまは、あなたの傍にいるのがツライから
出来るだけ遠く、遠くへ行ってみようと思います


こんな時、小説やドラマなんかじゃ
「探さないでください」なんて書き置きを
 ....
高校の頃、バイトしていた時の話
海沿いにある、とある和食レストランでバイトをしていました
最初のうちは、土曜日の午後6時くらいまでと
日曜日の午前または午後の数時間だったのですが
おかみさんか ....
嘘は本当ではないのだけれど
嘘には本当の目的という本当がある

嘘は本当にはならないけれど
嘘をついたことは本当だという本当がある

嘘は望まない本当がつかせているから
嘘は望む本当にな ....
マンションの壁面に宿った
真冬の枯木立あるいは
悩める左脳の血管造影画像

執拗な風雨に晒されても
コンクリートの平面に
蔦は日々を描き続ける

人の暮らしが届かない背中で
意識 ....
安全で守られた土地へ
だれもいない
ここに光る
古い回路
無造作に
わたしの単音は
規定され
ようやく呼吸を
思い出しはじめていた


輪郭の記録
signal
こちらの温い ....
○「長生き格言」

「年を取ってからは
ストレスになることは
避ける」
これが長生きの秘訣なり


○「人間関係」

離れてみると
よくわかる
だから
かわいい子には旅をさせ ....
どこまでも深く暗い

ろうそくを入れた粗末なランプ
小さな焔がこの果てしない未知を
ほんの少しだけ明らかにしている

小道を歩いている

ここはどこなのだろう
果たして進んでいるのだ ....
普段は酒に肴は不要だが

今夜は鰹の酒盗を舐めた

こりゃいけない

酒がどんどんと無くなる

つい 追加購入してしまった
往き往きて

樹となり

水となり

渓に入り

命の重さを知る
  詩想あらゆるラインを辿り
   花咲き誇る丘を越えて
     遥か遠い王国へ








これら季節の移り変わりに身を委ね
 委ね導かれるがまま進みゆきて
 細や ....
夜の耳工場で働く小人は
めっきり上がらない時給に
ぼやきながらも
今夜も対の耳を作っています

夜は短いようで長く
或いはまた短く
それは人生もおんなじだね
耳を買いに来る人は
そん ....
人ひとりの命は地球より重いというのは
だいぶ重いね、重すぎだろう

人命を鴻毛の軽きにしてというのは
だいぶ軽いね、軽すぎだろう

せめて、体重分くらいは
目方増やしていきましょう

 ....
公と私。文字や言葉を大きく振り分ければ、
公言も私言もない、AIは破壊してくれる
、ついでに私の時間も連れていけ

まーいいか、薄給でさらに土曜日も休むことなく働き尽くし





 ....
ひるさがり、
オイシイモノを食べて、
りんかくが、
ほころぶ、
ゆるふわな、
しろいまるがおの、
ましゅまろ、
キミは、
ほほえんで、
そのひとみに、
ふたつの三日月をつくる、
 ....
シャッターの奥では、どんな夢を見ているのか。海も川も薄く、流れもゆるく凪いているように見えるのに。存在を消した爪の先までイバラ、締め上げて這いずり回る時の鎖を断ち切る。右寄りの心臓は判別不能な燈し火に .... 囀るな、囁くな、嘯くなよ、腐肉に群がる小蝿や蛆のような薄汚い愚民ども、俺の人生にお前らを相手にしてる暇はない、俺がこの世界で息をし続けている理由はただひとつ、容赦ないポエジーと相対するためさ…あら .... アナタの眼
ぐるぐる廻り
死の渦巻く虚無
露わになる瞬間に
身を委ね開き在れば

置き去りにしてきた哀しみ、

雨降りのこの日に鮮やか蘇り 

身の回りの全て透明に成りゆく。
 われらはビーチグラス埋まる砂地で咲く
 浜木綿なのか

 空に憧れ
 海に真向い
 樹々にさまよい
 陽を讃え
 愛の溢れた瞳を求め微笑み合う
 ひとり あなた
 ひとり わたし
 ....
いつか忘れられる恋のために
いくつもの花瓶が投げ込まれ、
濡れた足にはりついた花びらの色とりどりに
蝶やら虫やら寄ってくる。
雨雲がやってきて去っていき、
そのあとに何の植物かわからない草が ....
僕は考えることが知ることに似て
虚しい
それは でも 一体なぜなのか
湘南で見た夕暮れのようだった
バスの中に入ると一人
僕は今日も生きたのだと思う
青く 存在する 見たことのある海を
 ....
これから雨の日が続くようだ
10日間の天気予報では来週の木曜日は晴れると
残念ながらその日は月に一度の通院日
{ルビ渓=たに}に入りたいが
増水で釣りにはならない
仕方がないので
髪の毛よ ....
きみという結晶は脆く傷付きやすい
透明な薄緑を纏った蛍石のようだ

ぼくは鈍重な鉛ようなのに
何故か妙に気が合った

初めて出逢ったのは渓流で宝石の魚を釣った夕暮れ
低温で溶けるぼくは直 ....
ひとりぐらし ひと 、
天国ㇵここ
あそこではなく
ひと、抜けて突破し
独りに徹し初めて此処ガ天国
恋って、不思議
架空の世界をみせてくれるから
なんだかキラキラした空気が
朝早くから幸せでくるんでくれる

だれにもらった訳でもない
平穏でなだらかな生活とか心とか
パリ ....
緑の広がり人の歩き
車の走りアスファルト伸び
アジサイ青々色付く最中に
わたしの生きて歩き在り

そうして 、

歩き在るわたしの最中に
緑の広がり人の歩き
車の走りアスファルト伸び ....
 

灰色の瞳のひとに
なりたいな
ひとの純白な夜のかたすみの
憎しみはほんとうのところ
涙が綺麗だと勘違いしている愚かさに似る
炎上する胸の奥から飛び散る汗と
同じ色しかしていない命 ....
宙にむかい
腕を伸ばし
体から跳び立とうとする
ちいさなあなた

さいわいよ
金平糖みたいな夜が降ってきたら

ココアにラムをいれて

バウムクーヘン

ぐるぐるまわーるよ


あうろー

って


なぜか今日は


うれしくなって

かな ....
 {ルビ廣松=ひろまつ}{ルビ渉=わたる}の哲学書のことを考えていた。
 認識論についても 現象学についても僕はなにも知らないものだから 放り出してしまったあの哲学書。
 僕がはじめて読んだ哲学書 ....
哀しくも

ぼくは詩人ではなかった

虚実を織り交ぜ

誰よりも大切な人を深く傷つけた

詩人ならば歓びを与えられたはずなのに
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(7942)
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