すべてのおすすめ
○「時間」
若いうちは
時間を持て余し
老いたら
時間を無駄に使う
これじゃ長生きしたって意味がない

○「適応」
暑い日は
暑い!暑い!といいながら過ごす
寒い日は
寒い!寒い ....
Tとは小学生の頃からの付き合いだ
遊びに行くとTのお母さんが出迎え
関西弁で他愛もない話しをした
いつも1時間程
その洗礼を受けなければならなかったのだ

玄関の水槽には金魚が揺れて
猫 ....
「少年よ大志を抱け」、
伸びやかに大志をまっすぐに指ししめす、
羊ケ丘の博士の指先に、
少年としての視線が搭乗する、
そこに飛来してくる、
小さな飛行機の模型のようなトンボ、
なん台も博士 ....
愛してる

それは最後の嘘
ならば私は殺されるのだろう
顔も名前も知らないお金で雇われた男たちに


深夜、扉が音もなく開く
Let's meet in the sky
                   わたし暗い海の底を眺めてると丸い石を投げたくなるの

知らせがきて、いつもの浜辺を通り過ぎた ....
走ってる
走ってるよ
ただ走るために走ってる
ああ、明日が追いついてくるよ
影が手を伸ばしてるよ
もっとはやくしなくちゃ
とまったらだめだよ
立ち上がれなくなっちゃう

足がもつれて ....
泣きたい理由でもないのに ボロボロ涙があふれてる
悲しくもないのに 悲しい何かを探してる
退屈とため息と他には何もない 静まり返った部屋の中
置き去られた子どものように うなだれて膝を抱えた ....
大人だってツライんだよ


世界中から切り離されたみたいに
どこにも誰とも繋がれない ひとりぼっちの夜
化膿したまま塞がらない傷口に指をツッコんで
さらにグジュグジュ
血を噴き出させては ....
新しい下着
新しい靴を履いて行ったあなたは
もう
この家に戻る気はない

蝉の脱け殻のように
全てを脱いで
新しい身体に生まれ変わって


生きて行く
もう生きていけない

世の中についていけない

しんどい

と思いながら携帯ショップへ

機種変更しにいくと

若い人が丁寧に対応してくれた


おじさんまだ生きられるか
 ....
声をかけようとして躊躇った

鬱蒼としているその背中は
家事の音を大きく立てながら
部屋中に電気柵を張り巡らせていた

薬缶のお湯が沸騰し湯気を吹いている
まだついていない嘘のシミュレー ....
悪夢の機械工場から
ひょいと伸びた手
人の自ら造り出す
無機物機械ノ 丿
ほら、ふっと立ち上がり
命を宿し息衝き自立し
恐るべき絶対悪と為り

世の人を襲い来る時に至ると 、
    ....
○「相続人求む」
田舎の田畑、山、古民家、お墓などを
相続人してくれる奇特な人は
いないだろうか
子どもがいない人たちは
血のつながりのない赤の他人でも
信頼できる人ならかまわないだろう
 ....
たれかぼくをひとのいとなみのないところへつれさってください

                                                                   ....
交じり合う水の響き文字にはなれず
木陰に隠れ 泣く者もなく憎まれて
契りもけむる朝 嗄らす声すらなく

爆ぜる肌 墨でなぞった夜の谷
差すべに月になじむことなく
ゆがむ静寂に 息を重ねて
 ....
祈りのピアノがとぎれとぎれに聞こえます
もう戻ってこい
死体より重たい体のカモメ
狂う、狂う、とカモメは鳴いて
そこら雲より手前
漂っています


漂っています
祈りのピアノが
と ....
 西陽とたわむれる
 噴水の水の音は
 子どものようにまるくなってかけまわり
 わたしへ小さく手を振って
 「またね」
 …… 、

 鈴懸の樹が葉を落とす風に鎮もる

 涼風にのっ ....
秋が重い腰を上げて、ようやく日も少しずつ短くなり始めた、空には一文字に切り裂かれたような雲が浮かび、そいつらを見下ろすように鱗雲が多足生物の足跡のようにぽつぽつと揺れていた、秋に生まれたせいかこういう .... 命が惜しいと老人は若者に、我慢を強いる
生徒は学校で教師の言うことを聞けず
夏は暑いからと過度にエアコンに頼る
お金が欲しいと子供達は、YOUTUBEに顔を出し
難しいことは考えたくないと、人 ....
窓ガラスの向こうは
灰みたいな霧雨
しっとり濡れたふたり
長い沈黙はお互いを窺っている
温かい珈琲をブラックで飲み
空気が微笑んだ途端に
外の世界は滅んでゆく
ドアの鍵を掛けたその手で
 ....
ぼうとする・・・
眠る前、眠剤とれば・・・
しとどの雨も上がったようだ
僕も布団の中に
帰らなきゃならない

眠りわずらいの
詩を
沢山書いてきました
書いて消し
くりかえし

 ....
電線伝いに溜まった雨滴の群れ、無数無数
すぅうと膨らんではぽとっと落下していく
次々と、次々とまた膨らんでは落下して

繰り返し繰り返し

ベランダのキキョウやガーベラの花々
いっせいに ....
かたてそこ
  
  僕の廻りにはあなたがいて
               それでも僕はまわり続けている と あなたに問いかけた
                             ....
やりたいことを
やり尽くしてしまったので
今日はもう
何もやることがありません
仕方ないのでキャスをしました
すると、若い女性から
彼氏がほしいと相談されました
はっきり言って上手い答え ....
そんなに簡単に国を割るなよ
玉子じゃねーんだからさ
貴方なら、きっとそう言う
貯めていたお金は
もうすぐ底をつきそう
生きるのは、お金がかかる
甲子園って広いね
膨大な熱量を受け止めるに ....
廃墟の森を歩く少年は
ただ風船を友達にしてた

緑は風を受ける船
青は羽、赤は流れ星、
紫は雲の上の人々
白は予感で張り詰めている

清潔な太陽を受けて
風船たちは化石や燃料や
女 ....
太陽がくもると
僕の心は晴れる
食卓の椅子を眺めながら
僕の一生が終わってもいい

地中のヘビたちが万物を知っていること
遠い空で息絶える一羽の鳥
誰も見ていないのにカラフルに咲いて、枯 ....
「今日は和風居酒屋
 『死語の世界』にお邪魔しています
 こちら壁一面にもうあまり使われなくなった
 死語がたくさん貼ってあります
 そしてメニューも死語になっています」

・揚げ物メニュ ....
ぼくのふるふる
まろやかなやわらかい
自慢のふるふる
たまにカチカチになる
おかしいななんでだろう
そっとなでたりいろんな角度から愛でたり
とつぜん濃厚な咆哮がこだまする
いきおいよくと ....
夕闇に光るライナー
目的地は魂
ここで眠る僕の本心を
赤と規定した推測を
先に退勤した末松さんと覆す
出荷済みの金曜日
吉日として調整が入るまでに
ごちゃごちゃ考えてるとさ
道が曲がる ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(7942)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
独り言10.7- ホカチャ ...自由詩3*24-10-7
ハハキトク- レタス自由詩7*24-10-7
クラーク博士- 本田憲嵩自由詩1024-10-7
最後の嘘- りつ自由詩4*24-10-6
海亀は空を渡る- アラガイ ...自由詩10*24-10-6
走りつづける- 凍湖(と ...自由詩424-10-6
依存症- 涙(ルイ ...自由詩4*24-10-6
大人だってツライんだよ- 涙(ルイ ...自由詩224-10-6
脱皮- りつ自由詩8*24-10-6
めも- うし自由詩6*24-10-6
沈黙の綱渡り- 自由詩7*24-10-6
SAVIOUR__MACHINE*- ひだかた ...自由詩324-10-6
独り言10.6- ホカチャ ...自由詩3*24-10-6
だれにもみせない- おまる自由詩5*24-10-6
棚機つ女と姦通す- ただのみ ...自由詩4*24-10-6
カモメ- 田中教平 ...自由詩424-10-6
秋うらら- リリー自由詩10*24-10-6
今日の証拠- ホロウ・ ...自由詩4+*24-10-5
我慢知らず大国ニッポン- 鏡文志自由詩7*24-10-5
ふたり- 自由詩5*24-10-5
睡眠前- 田中教平 ...自由詩324-10-5
生きること- ひだかた ...自由詩7*24-10-5
それでも言葉は廻る- アラガイ ...自由詩8*24-10-5
キャス- 陽向(2 ...自由詩6*24-10-5
もう焼かれてるから- トビラ自由詩4*24-10-5
風船- 由比良 ...自由詩424-10-5
帰り道- 由比良 ...自由詩3*24-10-5
和風居酒屋『死語の世界』- イオン自由詩4*24-10-5
ふるふる- おまる自由詩2*24-10-5
道すがら- トビラ自由詩2*24-10-5

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