すべてのおすすめ
なんだっていいよと言いたかった
あなたがさえずるのが聞こえたから
音の羅列があれば
どんなことでも想像できたから
となりの部屋で
だれかにむかって
さえずる愛が
わたしにだけ聞こ ....
天国も地獄も信じてはいないが
死んだらやはりどこかに行きたい
煙になって消えるだけでは
あまりにもさみしいから

海の見えるところに行きたい
サーフィンにも水上バイクにも
磯釣りにも興味 ....
残されたこの心
コンクリートにぶつけて
{ルビ魂=たま}を割る
傷つけ
傷つきながら
九月の別れ
きみはぼくより
乾いた白い路を選んだ
全てを捧げようと覚悟したのに
きみは遠くを目指 ....
晴れた空
16℃の外気がちょうど過ごしやすい
道明寺を丁寧に黒文字で切って
食べる私は春疾風
光を浴びた樹々の緑が
憂鬱の裏付けとなるにはまだ早い

サンフラワー

お前はもう一度そ ....
無数の甲虫が這いずり回り鋭い牙をカスタネットのように鳴らしながら俺の皮膚を食い破り体内に侵入する、乱雑に食い荒らすせいで俺はまるで使い込まれて捨てられたズタ袋のように大小様々な無数の穴で埋め尽くさ .... お祭りの命懸けのおめでたさも
思考抽象化の濾過じゅんかも
体験し尽くしてこそ

  人生の美酒 、

呑み干し心残す処無しと 。
君から出られない
息は できる
天窓には触れられる でも
くぐるにはどうしたって 想い出で肥大した頭が邪魔なんだ

君を壊さなきゃ出られない
恋で肥大した自分ごと砕く覚悟は
まだ、無い。 ....
昨夜の嘘はあなたには通用しなかった
思考の引き出しにある秘密が小さく震えるのを抑えきれず
あなたの唇が弱いところに触れると思わずこぼした
照準は1ミリの狂いもなく急所をとらえ逃すことなく
脳天 ....
時々
人知れずつぶやく
「捨てる神あれば、拾う神あり」と
時々
晴れる

時には、
捨てる神と拾う神が同じ神の場合もあるだろう。
時々、自分のことを
捨てる存在が自分の時もあるだろう ....
恋わずらいの人魚に声を貸した
異形がしあわせになるのを見たかった

吟遊詩人の夢折れそうなカラスから声を借りた
喉を巧く操れば 最高に扇情的な旋律が紡げた

人魚に貸した声は戻ってこないだ ....
一滴の水は川となり海へと続く
きみへの想いを流し
その名を呟やいた

きみは白く乾いた路を選ぶと言う
その純潔が硝子のように突き刺さり
片翼を失った鳥のように飛べなかった

埋火に火照 ....
   「何回だって言うよ、世界は美しいよ」
             (羊文学「光るとき」)

九月、未明の町は
ひんやりとして
青いベールに覆われている

ずっと乗っていなかった
自 ....
「死ねや死ねや。死にたいなら、死ねや」
と信長の如く唱えるタレントがいて
「死にます、死にます」
と易々と従う国民がいる。ンなアホな! 安い国ニッポン。
なんの捻りもない。ありのまま、そのまん ....
根なし草だった私が、
根を張ったのは
夫でした

夫に寄生して
ほとんど養分をもらうばかりでしたが
ほんの時たま
養分を還流できたと思っています

例えば、バーバーのアダージ ....
ぼくは何処まで行くのだろう

できればアンドロメダまで行きたいな

幼い頃のプラネタリウムの想いで

今でもゆっくりと誘うから

やがて逝くのを待っている
半月、宙に輝き在り
肉体、疼痛の際に苦っ

あゝこんばんは今晩も

別れた妻も子ども等も
こんばん同じ半月見入る喝
道にこぼれた水みたいだ

自分の事をそんな風に感じて

所在もなく目をつむる

心臓は脈打ち

息をしている


ここにいる

その事は

どこに行っても

同じだろ ....
その
命に
救われている
私の命
しんとする
私の
闇と光の深さは
私のいのちの深さと
つながっていて
深ければ深いほど深くなる
組織の飼い犬がビルから落下し凄惨な死を遂げた。その跡は通勤電車で誰かが溢した酒のようにベタついていたが次々と踏まれて下足痕で上書かれた。素直に弔おうとすれば同じ志のはずの誰かは必ず組織のスパイだ。散り .... 足から冷気が這い上がる
私の友達のことを思う
冷たさが自分を罰しているんだって
私の根拠の無い救いの罰を
私は、私は、私は
こうして生きて君のいない夢見心地の
空間に何を見た
私、ずっと ....
森の匂いがした

渓を彷徨い歩き

釣り糸を垂れる

{ルビ生命=いのち}の重みを感じ

釣り人はそっとため息を吐く
白銀の氷柱
ずんずん伸び広がり
揺れ震えながら
やがて静止する処に

 暗む青紫の花 、

ぽっと一輪咲き開く
冷え切った大地に
やがて打ち付けられ
亀裂の力動の悩ましく
振動の ....
映画館の小鳥の絶壁。
小鳥の絶壁の映画館。
絶壁の映画館の小鳥。
映画館の絶壁の小鳥。
小鳥の映画館の絶壁。
絶壁の小鳥の映画館。

球体の感情の呼吸。
感情の呼吸の球体。
呼 ....
私は、ただ、彼に、私を見て貰いたかった


私が本当に恐ろしい化物だとしたら
あんな小さな薄い傷で終わらせる訳がありません
彼を必ず仕留め、ズタズタに切り裂き、高笑いをしたでしょう
 ....
ぼうっと青い炎のなかを
歩いている気がする
すれ違った人と
来世でもすれ違う気がする

行ったことがない砂漠の
夜明け前と
同じくらい青い気がする
会ったことがないあなたの
髪の毛と ....
こうえんの隅に描かれていた、
てんしの横顔を見て、

「祈りという文字は、ずきずきするから、いのり、へとひらかれていく、」

と、書きつけたくて、あたしがノートをひらくとき、

回転扉の ....
 浅瀬、少し水に浸かる
 動かしえない程に固形化して
 微かに、揺れていた

 さざなみに瞼が閉じて、
  浮かぶ影に

 横切る、淡水魚に
 捕まえられる、その光景は

 いつ ....
月雲を渡り夜を越える
原付きのオイルの匂いが公園を覆う
季節外れの猫がこちらを見ている
振り返ってもまだ見ている
深夜のガストは安全地帯
ボオっと浮かぶ夜の島
猫型ロボットがソフトクリーム ....
ぼくは生まれながらのアホで
電話番号を間違えた
何処に連絡しても繋がらない

秘密にしていたけれど

現フォーを見ていた妻が
何しているの? 失礼じゃない! と
苦言を吐いた

一 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9862)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さえずり- はるな自由詩424-9-13
海辺にて- ヒロセマ ...自由詩11*24-9-13
九月の別れ- レタス自由詩4*24-9-13
わが老犬果てる前- 中沢人鳥自由詩2*24-9-12
なにかが寝床にやって来る- ホロウ・ ...自由詩4*24-9-12
五行歌、人生の美酒- ひだかた ...自由詩524-9-12
ラムネ玉- 福岡朔自由詩4+*24-9-12
lose- 自由詩8*24-9-12
時々- こしごえ自由詩5*24-9-12
魔女と恋わずらい- 福岡朔自由詩424-9-12
幕切れ- レタス自由詩4*24-9-12
まだ眠っているきみへ- 九十九空 ...自由詩424-9-12
自殺大国ニッポン- 鏡文志自由詩3+*24-9-12
デラシネ、或いはパラサイト- レタスの ...自由詩9*24-9-11
五行歌__光年の彼方- レタス自由詩6*24-9-11
五行歌、ッ- ひだかた ...自由詩4*24-9-11
めも- うし自由詩5*24-9-11
※五行歌「その_命に_救われている」- こしごえ自由詩5*24-9-11
※五行歌「私のいのちの深さと_つながっていて」- こしごえ自由詩3*24-9-11
No.n- 自由詩6*24-9-11
- 這 いず ...自由詩2*24-9-11
五行歌_【渓流】釣行- レタス自由詩4*24-9-11
荒地の花- ひだかた ...自由詩424-9-11
順列_並べ替え詩。_3×2×1- 田中宏輔自由詩10*24-9-11
私が彼を殺そうとしたということ- レタスの ...自由詩5*24-9-11
青い、- 九十九空 ...自由詩524-9-11
暗号ver2- パンジー ...自由詩424-9-11
水辺- ryinx自由詩12*24-9-11
月雲- XIAO自由詩524-9-11
アホ三昧- レタス自由詩6*24-9-10

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