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ほざく
ほざく
私の肩を叩き
きつと今日はいゝ詩が書けるよ
と励ます替はりに
あなたは自己宣傳に
汲々としてゐる

自問自答
たゞ老兵は去るのみなのか
否、粘れ 何かゞ生まれる迄
 ....
とても簡単に すべては失われ
冬の窓ガラスのように
冴え冴えと濡れて光った

街そのものだ

あなたが評した私
口に出すほどのことでもない
君たちに大事なものが
わたしにも大切に思われる
そんな時もあるだけ

よこを歩くひとりのあなたを
きいろい満月みたいに見ている
足もとには銀河が広がって
わ ....
夏の匂いがまた今年も風に運ばれてくる
青臭い山の薫り
土臭い大地の薫り
記憶の中で蘇る
荒い息と混じり合う快活な笑い声
額や首回りの汗を拭いながら愉しい目的地に思いを寄せたあの高揚感

 ....
どん底の骨と川に浸かっている
沈香砂丘に書き記した記憶がある
腐敗したつぼみが脳裏に痺れを齎すけれど
死ぬ前に丸暗記した。発達したからだつきで
行き詰まったままより展望が開けている
外見 ....
今日は満月だから
と安心して空を見上げて
国際宇宙ステーションを眺めてたら
不意に星が落ちてきた

落ちてきた星はまだ新人で
どう光っていいかもよくわからないし
流れ星になるときの流儀も ....
鉛色の暗い雲の下
群青の波間に雪が降りしきる

船の舳先に立ちすくみ
雪が痩せた肩に降り積もる

寒さのためか
失われた者への手向けか
透明になってしまった愛のためか

青い涙がほ ....
こたつに眠るねこを
羨みながら 外に出る
今日もあなたのいる場所へ向かう

小雨が 雪に
ここは山だから
どんどん降ってきた
強い風に消えそうな灯しびを
手でふさぐ
あわてて落ち ....
君が去って行った方角から
雪の匂いがする
さようならと引き換えに
雪雲を連れて来る
笑い合った日の空気は
すっかり消えてしまった
どんなに懐かしんでも
現実に戻ることはない
儚い夢のよ ....
血塗れの肉を食み我欲を振り絞りて

この剥き出しの白き骨格の響き 、
生存と絶滅の狭間に生かされ
漲り溢れる力の滾々と沸き
昇り続け挫折し尚も更に
内なる普き光の大洋
光を纏う愛の
う ....
僕がその雑誌の募集要項(每號一篇)に叛して
詩を二篇投稿したのは
正当な評価などあり得ない
と云ふ いぢけだつたのかも知れない

間違へて一回に
二篇送つちやつたんだよ
そしたらコードに ....
金など要らぬとか 愛さえあればとか
それなんの真似? 雑な論
抱くはマネー まっ、そんなもん
頑張りすぎじゃないの? 少し、お休みなさいよ
重たい荷物抱えて 頑張る
それは、君のため 僕のた ....
一週間前が期日だったのに
できなかったことを
今日やろうと思っても
一週間も前のことだしなって
諦めてしまう

1日遅れでも行けばよかったな
2日たっても許してくれたかな
3日って実は ....
ロマン人は、馴れ合いを嫌う。
簡単に許されることを、嫌う。
マロン人は、馴れ合いを好む。
簡単に許されることを、好む。
そんな両者にとって対立を深める時代が、やってきた。
えーがな狂の時代だ ....
笑いながら

泣きながら

ゆったりと話した時間

互いの未来図を広げ

幸せになることを誓った
雨が降りそで降らない
日曜の午後は
ポテトチップ食べながら
録画しといたホラー映画を観る

夜は自然薯を擦って
遠州流に鯖と味噌で味付けて
あったかいごはんと
新鮮なまぐろと一緒にいた ....
世の中に切れ目はなく
絶え間なく変化する
グラデーション

僕が生きてる限りは
一日の中でも変化する
グラデーション

世の中の色と僕の色
馴染む時馴染まない時
重なり混ざり合う色 ....
この私であることの孤独
毅然と脈打ち残響する

光放たれ 一刻み 、

あの赦しの輝き
金の星、
焦がれ憧れ
じわり滲み出し
瞬時にして巡り来る
懐かしき夕暮れの訪れに

努め ....
かわいた月は夕間暮れ
水気をとりもどす
井戸底に 灯る骨
白く鳴り
つめたく響く 唇は
もう血肉を夢見ない

かつては跳ねる想い
着物を乱し帯を解き
胚芽から
鋸状の風が渦を巻いて ....
飛び込んできた朝の日差しが眩しくて
思わずもう一度目を閉じたら
葉の影がくっきりと黒く瞼に焼きついた
閉じた瞼から差し込む光
放射線状に溢れては溢れる

滲むように僅かに眼球を刺激し
朝 ....
わが身を離れた詩は
一體何処へ行つてしまふのか
その何%かは
僕の中に殘るけれど
大方は彼処の路頭に迷ひ
淋しい思ひをしてゐる
詩よ、
鳩よ!
僕の裡に蓄積しておければよいのだが
所 ....
「私の生涯を通じて、私というのは、空虚な場所、何も描いてない輪郭に過ぎない。しかし、そのために、この空虚な場所を{ルビ填=うず}めるという義務と課題とが与えられている。」(ジンメル『日々の断想』66、 .... 夕暮れの折 裂いた柘榴から
流れる血を見ている
けれど本当に
私がここにいるのか
判然としない

ビルを倒し 空を割り
海を干上がらせる
気持の強さに反して
指先ひとつも
動か ....
私の瞳に映る翠の波
歌うようにうねり爽やかな風を起こす
私は眠りから醒めて大切な時間を探すの
輝きと幸福とが包み込んだ笑い声
それは私にとってのたからもの
いつまでも微睡んで微笑みを浮かべて ....
妻が来院して誕生日を祝ってくれた
二人の共通の友人である江中さんと三人で
ぼくはイチゴのショートケーキ
江中さんは確かイチゴのタルトだったと思う
妻はチョコレートケーキ
草団子とクッキー
 ....
ボーイフレンドたちは日射しのたゞ中
溶けてしまひさうになる
そんな夏が戀しい
やけくそ氣味に陽光の氾濫に
彼らは身を投げ出す
海だ
海が見えるよ
ぴかぴか光る紺碧
處構はず全裸に近い
 ....
食品には賞味期限がある
人間には興味期限がある
どちらも消費期限がある

賞味期限は品質が変わらずに
おいしく食べられる期限
期限を過ぎると
おいしく食べることができない

興味期限 ....
片方の蹄鉄を無くして
雪質の異なる地を疾る
御者の視界を曇らす
涙は凍りついてしまった

何処へ向かうと問う声は
風切り音に消されて宙に舞い
遠くの街の相棒よ
同じ暗い空を見て ....
雪の中歩いてく
膝まで埋まって歩いてく
春が来るのを信じながら
明日は明日の風が吹くと
無理をして
引かれ者の小唄を歌っていた

雪の中歩いてく
腰まで埋まって歩いてく
来るはずのな ....
寒い季節になると
いないはずのあなたを
つい探してしまう

枯木立の向こう
ベンチの連なり
落葉を踏む音

いないはずのあなたは
寒い季節に紛れて
すぐにわたしを探し当ててしま ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9862)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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