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バビロンより

パブロンな心を

どうか誰か救ってくれないか



なんとなく

濃くなり初めた緑をみながら

独り言
ずらっと並んだ白い大根
土で茶色く汚れた太い脚を晒し
眩しいほど鮮やかな翠の髪を銀色の網目に垂らす
井戸からひかれた冷たい井戸水被っても
気持ちよさそうに水滴浮かばせ
脚を組み自信ありげにそ ....
車窓から見える白樺の森

希望の街を後にして

着いたのは無人駅

ボストンバッグを肩にかついで

見渡す景色に唖然

世界でたった一人になったかのよう

同時に

心 ....
薄茶色掛かった白い石壁
四角い窓から見える草原
陽射しを浴びて耀く蒼が風にたなびきながら私を誘う

それは幽閉された身に哀切と郷愁を贈る詩
この壁の向こう 
この建物を出て外の空気を吸えば ....
喰うか喰われるか
皮まで気持ちをかみしめて
キミハクエドからきしぼくは
暗い傀儡 インドの残像
九字を切っては籤を引き
舵を切っては網を引く
きーりきーり舞ったら荷を縫って
カーリカーリ ....
{引用=𝘴𝘢𝘺𝘰𝘯𝘢𝘳𝘢、游ぐいきもの 透明な
さかなであることの等しさ

𝘱𝘭𝘢𝘯𝘬𝘵𝘰𝘯というのもいいかもしれない
水がないのに 𝘢𝘭𝘤𝘰𝘩𝘰𝘭を含むロに
  °

炭酸の泡が弾ける ....
いいことばかり言って
常に気持ちよくさせておかないと
ぐずりだす連中
うんざりだ

彼らの機嫌の良し悪しは
つまるところ
僕の体調次第
隊長の体調が……

そんな風になびく草のよう ....
句読点のように
あなたは
暮らしの中に
花を飾る

音符のように
あなたは
暮らしの中に
言葉を並べる

本の頁を捲るように
あなたは
暮らしの中に
楽しみを見つける

 ....
喫茶フィガロで食べたチキンカレー
オレンジ色の洪水が
厚めに切った玉葱とチキンとともに口の中でぶつかり合う
喉の奥で絡まる暑さと辛さ
まるで口腔全体が待ち受けたように全ての旨みを受け止める
 ....
sunoAIに夢中になっている僕を
冷めた目で見ている君のことを
薄々感じながら
のめり込んで
生成される楽曲の聴き比べ
楽曲スタイルの指示を
足し算引き算しながら
気色いい曲が弾き出さ ....
街の明かり灯り
拳を握る子供の
小さな、
それでいて力強い手

遥か遠く置き去りにされた
記憶の帷を突き破り

開く時の瞬間、
内包された何か
ぐんぐん伸び来て
一気に展開され
 ....
ぼんやりと雨で白灰色にくすんだ空を見上げ
彼はただ自分の不遇を嘆いていた
心地よい雨音
窓に映る何も変わることのない陰鬱な樹影
まるで干からびて細い指を広げて絡め取ってしまいそうな

自分 ....
南の祖母は
星の名を教えてくれた
できの悪い生徒である私は
星の名をときどきまちがえた
そのたびに
牛乳をいれたコップが割れたり
黒猫が尿路結石になったり
母の眼鏡が折れたり
祖母は言 ....


僕らが互いに
傷つけあうことで

互いの心に
拳を打ちこむことで

五月の空に
広がっていく亀裂

それは、樹のようにも見える
幹の下から仰ぎ見る
真っ白な枝の広がりに ....
ささくれをめくる
なくする
そう自分をなくするだけ
傷ではなく暇つぶしの惰性で飽き性な私の
遊ぶ人はいないし
私と話す人はいない
私は私と見つめあっている
私が私を見ているだけで
じっ ....
 
 キャンドゥで

 ちいかわのミニメッシュポーチ見つけたよ

 これで私も

 100均財布界隈になるのだ



 ちいさなよろこびを

 いつでも見れるようにする

 ....
音楽を聴きながら寝落ちする
幸せな瞬間を味わうと
意識が目覚めた時
まだ目を瞑っていても
瞼を微かに照らす
カーテンの隙間の光が
寂しさを固めて
目やにとなる
ピンのあるタイヤは禁止されて
スタッドレスタイヤの時代になっても
凍結路面での安全性は保たれている

トゲのあるコトバは禁止されて
スタッドレスマンの時代になったので
凍結場面での安全性は ....
やわらかく
時に鋭く
言葉を紡ぐ

ママもパパもおじいちゃんおばあちゃんも
近所の犬も猫も
通っている幼稚園だって小学校だって
周りにある物事すべて
こどもにかかればあっという間に不思 ....
岸壁に腰かけて

オレンジ色に光る波を見てた

足踏みしかできない私たちが

束の間 癒された時


こうなる前に

どうにかできただろうに

選択権は私にしかなく

 ....
君は捌かれてゆく
綺麗に身をほぐされてゆく
おろしのような雪に
赤い魂が沈んで
旨くなって欲しいと願う夜に

この世のために何ができるか、ではなく
この世は何のためにあるか、であると
 ....
濁った瞳の上に暗幕が振り掛かる

握り潰した命が悲鳴をあげて指の間から紅い血を滴らせ
黒い大地に歪な池を象造(かたちづく)る
天は狂喜の雄叫びを揚げ嵐を呼び寄せ
病んだ精神(こころ)を深い闇 ....
仮面を被った少女は薔薇を抱き
読みかけの小説が傍に散らばっている
空想の中で眠るように生きている

夢見心地のままで目覚めるな
灰色の空が待っているから
夢見心地のままでいるなら

薔 ....
夕方と云う緩衝地帯
埋葬される思い出
忘却と麻痺の葬送

なんにもなくなる
からこそ
例えばあの子の
コーヒーカップ
その素敵な色合い
時流からふっと
浮かび上がり

くすりと ....
青い風がなく
白い波がほとばしる
草木は朝日に輝く
灰色の月が眠る
すべてが見えるとは つまり
何も見えてなど いないのだ

座席がひとつ空く
泣いたはずの誰かが星を見る
失ったこと ....
 変わらないもの

 いくら思い浮かべても浮かんでこない

 変わらないもの

 愛情

 変わらないというか

 最初からなかった

 変わらないもの

 地球

 ....
零を 壱にする トンネル で

喉に 蓋をして 籠城 

失神 寸前の玩具 を 振り起こして 朝

光源 の 舌では瞳 ドロップス

行くとも 来るとも なく 連なる季節

失念 ....
突然の雨に驚いて避けるように軒下に隠れた
冷たい雨粒が心の雫となって滴り落ちる

雨雲に覆われた白い世界
濁ったこの世界を
どうか憂いの瞳で見つめないでおくれ

傷みはやがて一筋の川とな ....
あめのやみ
あおのひろがり
ひびくもの
どこもかしこも
あるものあるもの
ひびくもの

もの哀しくも可憐な相貌
開いて結んで打ち下ろす

ときのじんわり
ひろがりいき
いきづく ....
171号線を

バイクで走る

奇跡的に壊れずにいたから

赦されたのだろうか


色々なものを振り切って

走る走る


道がずっと続いていて

色んなところに繋 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(10125)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
めも- うし自由詩225-5-11
育てる- 栗栖真理 ...自由詩4*25-5-11
信州へ- 花野誉自由詩12*25-5-11
異邦の蒼い夢- 栗栖真理 ...自由詩525-5-11
回復論_兆し殺し- ただのみ ...自由詩3*25-5-11
oyasumi- ryinx自由詩11*25-5-11
夢の中- りゅうさ ...自由詩2*25-5-11
あなた- 夏井椋也自由詩13*25-5-10
チキンカレー- 栗栖真理 ...自由詩8*25-5-10
sunoAI- 自由詩10*25-5-10
住み処- ひだかた ...自由詩625-5-10
- 栗栖真理 ...自由詩325-5-10
星の名- 尾内甲太 ...自由詩1625-5-10
ひび割れた空- まーつん自由詩6*25-5-10
誘蛾灯- 這 いず ...自由詩5*25-5-9
100均財布界隈- おやすみ自由詩125-5-9
目を開けたくない- 自由詩7*25-5-9
スタッドレスマン- イオン自由詩3*25-5-9
こども- 栗栖真理 ...自由詩325-5-9
密々- 花野誉自由詩425-5-9
光のなかにいてよね- らりるれ ...自由詩125-5-8
闇の行方- 栗栖真理 ...自由詩225-5-8
仮面少女- 自由詩425-5-8
断章・〉運ぶ時、時の運び〈・章断- ひだかた ...自由詩6*25-5-8
ぼくのいない惑星- みぎめ  ...自由詩225-5-8
変わらないもの- 佐白光自由詩2*25-5-8
遭難- らりるれ ...自由詩125-5-7
白の涙- 栗栖真理 ...自由詩225-5-7
オアシス- ひだかた ...自由詩525-5-7
京都へ- 花野誉自由詩6*25-5-7

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