すべてのおすすめ
ぼくは生まれながらのアホで
電話番号を間違えた
何処に連絡しても繋がらない

秘密にしていたけれど

現フォーを見ていた妻が
何しているの? 失礼じゃない! と
苦言を吐いた

一 ....
夕暮れ
公園で
重なることのなかった影
夜に滲むまで佇んだ

ボールを蹴る音や
笑い声も消えて

ベンチにやってくるのは
大人の時間さ

ムードが僕を追い出して
帰り道
細い ....
そうであるもの
のそっとそう横たわり
いつか僕らが憧れ感触した
あの生動する普遍の大洋
そうであるとしか云いようなく輝き拡がり

 幾何学模様に走る銀鱗の粒やかな響き光り
  銀の煌めき ....
あなたは
柔らかな布団を握りしめ
誰かの存在を抱き締めるかのように
ぐっすり眠っている

二世の誓いも
三世の契りも
いりません

二番目の女でも
愛してるじゃなくても
好きだよ ....
とても土のにおいがする花壇で
先生は苦しそうな顔できれいごとを並べていた
お母さんは泣いてた
僕はまだ小学生で
マリーゴールドを眺めながら
図鑑で見た
花の構造を思い出していた
茎、がく ....
その悲しみを少し私に分けてください
言葉の迷宮に戸惑う君は
命を消費して己を亡きものにしようとしている
魂を砕いてしまったら全ては終わり
地獄に囚われてしまう
この世の雑踏に耐えられない君の ....
 自分の限界を知っていますか

 抱えきれない荷物で

 溢れそうではありませんか

 出口の見えない不安が

 飛び出しそうではありませんか

 あなたの一言で救われる人が
 ....
新しい名前を考えている

体の内部ではちきれんばかりに膨らんで
内臓の行き場がない
吐き気がすごい
おしっこばかりが出る
おっぱいがバキバキ
頭が首で仕切られていてよかった、けど、ぼーっ ....
もうきみは眠る時刻になっている

ぼくは何時になったら眠れるのかわからない

群青の空に輝く星々を飽かず眺め

そっときみの寝息を聞きながら

明日は必ず来ると信じている

琥珀に ....
深海に沈む大和よ

3000余人の骸とともに

静かに 静かに眠りたまえ

ぼくらは甘い蜜を吸いながら

日々を過ごしている
 不思議。意欲が消えた。私の内部に有った。が、消えた。あの時は確かに書きたいと思っていたのであるが、今はそれほどでもない。まったく無い訣ではないかもしれない。が、明らかに{ルビ石鹸玉=はかなく}なった .... 神社にいる猫
神様の飼い猫
手の匂い嗅がせたら
背中を撫でさせてくれた

もふもふ
もふもふ

祈りより
心無い肘鉄喰らわされた時の怒り
湧き立つ感情の置き場所を
この毛並みに沿 ....
深い深い森の途 、

織り成しながら織り込まれ

永久の時に自らの好悪取払えば
正しい道を内から自ずと導き出す。
青空の青は
宇宙との境目。
太古の人も
見ていた
青空の青
繰出し鉛筆で
いろいろと
書くのだ
あなたへ
ありがとうとも
読点の無い散文詩のように
ひたすら遠くへ限りなく続くかのような山道を刈る
それは、その行為はいったい何なんだろうと
我ながら思ってしまう
幼い自分、青年期の自分、雑多な怨念、過去の病的な行いや ....
さらさらと雨はふる
そんな日はるすばんだった
家の人がいなくなると
いくつかのへやがあらわれて
ぼくをまっていた
ぼくがひとりになるのをまっていた
孤独のかんむりをかぶり
手の中にはたっ ....
僕は只
あなたの傍に立っていたい
硝子のお猪口を手にする
一滴の涙が頬を伝う
北極星が見えるなら

きっと行き先は見えるはず

冷えた足を暖め

さぁ! 歩き出そう

いまが通り過ぎて行く前に
過去に帰ろうとしたら
暗い海が広がっていて
もうそちらへは行けず
冷たく足を濡らした

現在地に戻ろうとして
位置情報を解放しても
検索されずに行方不明

知っている景色がないか
 ....
しらない街の
公衆便所の手洗い場に花が咲いていた
枯れてはいけないと思い
わたしは水をやった

小さな花だった
色はかまぼこの縁によく似た桃色で
仄かに石鹸の香りを放っていた

その ....
触れ合い通りに出れば
行き交う人々の多く
絆深く繋がり合い
手を握り合い

更に更に 、

奥まり拡がりゆく 
触れ合い通りの
街並み光り輝き
光の帯と為り伸びゆく

果てに  ....
お元気ですかと聞いてみたい

ぼくは元気ですと伝えたい

手のひらにきみの名前を書いてみる

すぐそばにいるのに

まだきみとは逢ったこともないのに
太陽の剃刀は陰部からひと脈の血を匂わせた
人肌の季節を占って結露した光の置き場に困り果て
まだ暗い田畑で骨を拾う
骨は拾われる度に肥え月や星の声を濁らせた
他者の思考の中で溶かされる甘い小舟か ....
部屋の窓からみえる月光が
とても綺麗なだけだというとしたら
君が大人になれてない
しるしかもね

ほら、今だって
魚の掴み取り
したがったり
心地よいクッションに
寝そべって ....
外に出れない日
窓の外を眺めていると
窓辺に小鳥がやってきた

淀みを断ち切るような
透明な鳴き声
心に新しい領域が生まれる
心の面積は無限大

小鳥が去った後も
余韻が心を満たし ....
しゃんとして
くしゃみして
しゃがんでしっかり
だぁれも知らない
自ら織り成す時空に生く
午前4時の空

オリオンが昴を追いかけ

中天に昇った

やがて来る

冬の星座は変わらない
一食あたりワンコイン
千五百円の食糧で
寝食除いて十五時間
生きてくためには一時間
百円だけで十分だ

しかもまったく食材の
クオリティにはこだわらない
ハイオクタンなお肉でも
レギ ....
ごめんなさい
ありがとうさま
いつも
見守ってくれている
姿無き存在たちへ
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(8609)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アホ三昧- レタス自由詩5*24-9-10
ひとり- 自由詩7*24-9-10
深みの霊性2- ひだかた ...自由詩424-9-10
二番目の女- レタスの ...自由詩5*24-9-10
不登校- 九十九空 ...自由詩1224-9-10
君に- レタス自由詩5*24-9-10
リミット- 佐白光自由詩4*24-9-10
新しい名前- リヅ自由詩424-9-9
夜想- レタス自由詩4*24-9-9
五行歌__Barber_弦楽のためのアダージョ- レタス自由詩4*24-9-9
遡私- 幽霊自由詩324-9-9
祈りより- 自由詩8*24-9-9
詩想、正しい道- ひだかた ...自由詩4*24-9-9
※五行歌「太古の人も_見ていた」- こしごえ自由詩6*24-9-9
※五行歌「繰出し鉛筆で」- こしごえ自由詩3*24-9-9
のびやかに九月は流れていた- 山人自由詩11*24-9-9
へや- そらの珊 ...自由詩8*24-9-9
- 服部 剛自由詩324-9-8
五行歌_羅針盤- レタス自由詩5*24-9-8
迷子- 自由詩4*24-9-8
手洗い場に花- 市井蒸発自由詩624-9-8
森のアナタ- ひだかた ...自由詩7*24-9-8
五行歌_きみはいま- レタス自由詩5*24-9-8
- ただのみ ...自由詩4*24-9-8
落ちるうた- 秋葉竹自由詩824-9-7
充実- 自由詩524-9-7
五行歌、私と云うなら- ひだかた ...自由詩824-9-7
五行歌_星座は巡る- レタス自由詩5*24-9-7
ワンコインガソリン- イオン自由詩4*24-9-7
※五行歌「ごめんなさい_ありがとうさま」- こしごえ自由詩6*24-9-7

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