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ネット間のむくつけき影が
まるい指きどり、きらりコイン・トス
お気にいりのいち枚を
載せた型をじいっと見つめ
着地するまでどれだけ回ったか
数えてるんだと笑った

投げあげられた淡黄色の ....
「きのうのよる、ミイちゃんがかえってきたみたい。ほら、からっぽになってる」
わたしは妹に話しかけた、からっぽのミイちゃん用の銀色のお皿を持って。
「ほんとだ、ミイちゃん、かえってきてごはんたべたん ....
天に舞い上がった
ひと粒の砂よ
雨の核となりて
陸に戻れ

*

アスリートは高らかに詩を歌え

アスリートは詩を歌う
アスリートは詩を歌わない
アスリートも詩を歌え
アスリー ....
紙が細やかに振動している
撥水性はない
雫が落ちる
水滴は容易に染み込むが
少し弾き出される
風が吹く
枝垂れ柳よりも軽く碧い風
少しの水の重みと粘り気が
紙を飛ばさせない

まだ ....
少年は命の秘密が知りたくて
東の岬にいる賢人を訪ねた

賢人は灯台のレンズを丁寧に磨いていた

あの… ぼくは命の秘密が知りたくて参りました

ほう 命の秘密とな…
この世のすべての現 ....
                                

                                             かろやかに私の肌を包み込む羽毛よ
  ....
レタスがいのちをもっている。
わたしなんかより。
小さく千切られた彼のほうが
みずみずしく、麗しく、愛くるしく。

レタスにフォークを突き立てる。
ドレッシングの不純さが、
少しだけここ ....
寄せ来る冬波の
滔々と

 、

淀み振り落とし
迎える春に 

   、

洗い流された骨組みのみ輝いて

     弾ける蕾
   生の熱源 発火し
  時間を超 ....
失われていった
存在たちにも
ありがとう
今があるのは
みんなのおかげ



生きるために
生きる

手を
あわせる



ありがとうさま
体の奥にある
魂と ....
長い通院生活も今日で終わる
とある春だった
通い慣れた道、河川工事はまだまだ続くらしい
詳しくは知らないけれど新しい駅が出来るという
パン屋、スーパー、マンションや公園、行き交う人々
駅を支 ....
鉛筆で書いている
五行歌は
私の
生(せい)で
宝だ



繰出し鉛筆の
クルトガアドバンスで
書いている
五行歌が
こころの海を行く



クルトガアドバンスシャ ....
    黒い背中を見ている          つい
                            手は右に折れ
 こ
 れ
 は  ~
               猫の毛 ....
世界一標高の高い駅に着いた
車掌以外は観光客で皆
酸素マスクをつけている

空気が薄いので皆
紙のようにペラペラになる
喜びも哀しみも薄くなるので晴れ晴れとする

風が吹けば
空高く ....
生まれてしまった歓びと
生まれてしまった悲しみに

風に吹かれて
杖を探りながら
琵琶を抱え
漂泊の旅は果てしない

春には花を愛でて歌い
夏には蝉しぐれを歌い
秋には舞散る葉を歌 ....
夜また来たりて

 凍結した湖、

曇天鉛の下 広がる

  ・

うねっている世界

   、

海原の鉛の色に

オレは垂直に
肉身沈める、

底へ其処へ

 ....
春が来た、カーテンを閉めよう
落ち着きのなさを気付かれぬように
行く人、とどまる人、帰る人
私の行く場所はどこかと、心が騒ぐ

花をつけ始めた桜は堪える
激しい雨風に打たれても
花の散っ ....
たたかう

たたかう

何とたたかう

ほほえむ

ほほえむ

野薔薇に口づけをする

かる

かる

雑草を刈る

畑が肥えるように

雑草はね
その土地が ....
ガーベラの花咲き誇る
沈黙の内に真紅の歓び

  夜 明ける瞬間の如く、

  澄み渡り漲る
チカラ 湧く沸くと






なんにも考えず
ただ噛み砕き呑み込む
意識の ....
失った
ことにより
得た
楽しみを
楽しめ



何もかも
楽しむ気で
生きたい
時には人生はゲームだ
とね



ああ古の
遠いところから
降って来る
小雪 ....
ぼくの瞳が濡れているのは
遠い空を眺めていたから
涙なんか流しはしない
大丈夫と言い聞かせ
春の{ルビ詩=うた}を歌おう
一日一度静かに燃える家があり
今まさに燃えさかっている
そしてその近くの電線に
数羽の小鳥が舞い降りた
いつぞやのにぎやかさはどこへやら
今日の電線の音符は歯が抜けた様相
それでも音符たち ....
車を買うことになってディーラーに行った
担当者は車じゃなくて部屋の間取りを説明し始めた。
3LDKで賃料は15万
我が家は荷物が多いので3LDKでは狭いので
4LDKは無いかと聞いた
担当者 ....
対の果ては見えない それでも立ち尽くしているのは
相を浮かべては思い焦がれて 待ちわびていて
飛び去る轍は偏東風(やませ) もう寒さがそこにいるから

だから
「ほら稲穂がこんなにも靡い ....
川を歩いた 海を思って
年老いた体ではあるが 動かせた
何度 でも この景色を 僕は
僕の見たい景色として訪れたというのか
今日も日はベンチに差していた
前に見たことのある 角度の記憶で
 ....
いっぴきの草鞋虫を片ほうだけ履いて、
春が土足で入ってきた、
ながらく寒かった和室の畳の上にも、
いっぴきの草鞋虫が入ってきた、
ワラジムシ、
おまえは、とてもちいさなちいさな、
春の外履 ....
どんなに遠く離れていても
心かよわせた日々は忘れない
きみだけを見ているから

大きな虹が蒼穹を渡り
ぼくを呼んでいる
あの虹の向こうへ行けば
きっときみに逢えるから

ぼくは走る! ....
 ピアノの鳴る室に
 ふと情事の匂いを嗅いだ
 犬や猫の恋ではない
 汚れ切った人間の恋でもない

 冷たい冬の北大路をよろめきながら
 月の無い日をさまよって
  この生命
  唯美 ....
みんな 考えることが
おっくうに なったので
頭を はずして
かわりに 肩の上に
鳥籠をのっけて 歩いてた
鞄を抱えた 背広姿の人も
バス停でバスを待つ 女の人も
みんな 肩から上は ....
いろんな顔たち
現れ互いに語り合う
この夕べに
意識の内で
彼ら彼女ら余りに鮮やか
声の聴こえず
口の動き表情の変化
ああ余りに鮮やか浮き立ち
嬉しそうに哀しそうに穏やかに
しばし語 ....
眠りから醒めた夢が
空の中に溶けていく

名前も形も知っているのに
呼べないまま
その弱さでも
鳴らせるものが欲しかった

花が散る時に
ひらひらと聞こえるように
最後まで美しく
 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(5957)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さらばテニス・ボーイ- soft_machine自由詩6*24-3-20
ミイちゃん- そらの珊 ...自由詩9*24-3-20
(5構造詩リユース)アスリートは高らかに詩を歌え- 足立らど ...自由詩5*24-3-20
夏鳥- 中沢人鳥自由詩7*24-3-20
命の行方- レタス自由詩5*24-3-19
やわらかにも- アラガイ ...自由詩7*24-3-19
レタス- 印あかり自由詩11*24-3-19
迎える春に- ひだかた ...自由詩3*24-3-19
※五行歌_三首「みんなのおかげ」- こしごえ自由詩3*24-3-19
紅白もくれん- そらの珊 ...自由詩12*24-3-19
※五行歌_四首「クルトガアドバンスで」- こしごえ自由詩5*24-3-19
TEXTURA- アラガイ ...自由詩5*24-3-19
標高の高い駅- ふるる自由詩5*24-3-19
何処へ- レタス自由詩4*24-3-18
夜想、魂の- ひだかた ...自由詩324-3-18
急ぎ足- ヒロセマ ...自由詩7*24-3-18
天国の麦茶- 由木名緒 ...自由詩8*24-3-18
歓びと諦念と、意識の光景ー五行歌借り- ひだかた ...自由詩424-3-18
※五行歌_四首「楽しめ」- こしごえ自由詩4*24-3-18
五行歌_春の歌- レタス自由詩4*24-3-18
閑古鳥の楽譜- そらの珊 ...自由詩10*24-3-18
夢十夜_⑩- レタス自由詩4*24-3-18
その優しさの名前は夜- 黒ヱ自由詩224-3-18
川の景色- 番田 自由詩3*24-3-18
ワラジムシ- 本田憲嵩自由詩624-3-17
虹になりたい- レタス自由詩5*24-3-17
色神- リリー自由詩6*24-3-17
鳥籠。- 田中宏輔自由詩15*24-3-17
森の相貌、意識の光景- ひだかた ...自由詩524-3-17
エアリアル- ミナト ...自由詩6*24-3-17

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