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窓が泣き出した
ぼくはめげずに
外へ出て歩きだす
雨とみぞれが
傘の上でダンス
濡れた土の匂い
白い息
かじかむ掌
雪の予感
水たまり
を意識しながら
生きていることを
味わう
川で生まれた鮭が海へ行くのは
海のほうが餌が多いからである
鮭が命を繋ぐために
生まれた川に帰るのは帰巣本能だ

地方に生まれた僕が都会へ行くのは
都会のほうが刺激が多いからである
僕が ....
あのねえ
あのとき話したタイムトラベルのことね
絶対覚えてるって言ったよね
今ならそのタイムトラベルで
またきみんちに
行きたいんだよね
安っぽいラジオの語りで
ゲラゲラ笑って
ブラウ ....
ただ広いだけの野に
一つの観覧車が淋しく建っている
観覧車は時とともにゆっくりと回り
様々な風景を人に見せる
観覧車に乗り慣れた人は
見慣れた風景をまた見ることになるが
そうでない人にとっ ....
嘘は嫌いじゃないがこれは嘘じゃないって
この青空の下でだけは見逃さないで
そこでだけは強くなって虚な見栄を張って


なにもトラウマになんかするつもりもないし
あたしも君も大丈 ....
 オンボロ単車にまたがって

 宙也くんが行く

 なぜブンガクなの?

 匂いが好きだからさ

 降り続く雨の匂い なまぬるい夜風の匂い

 捨てられた仔猫の匂い 拾い上げた ....

それはただのミックスジュースだったのだけど、
形を失った果物に、また世界は混乱した、
それで笑ったんだ、
私は世界から切り離されていった、
それは単純な言葉によって、記述できないから、
 ....
過ぎゆく故郷
ただ、君だけを想い
こころ穏やかならず
月のように優しい微笑を浮かべる君を
思い浮かべながら胸痛める

ああ、ひとめでいい君に逢いたい
君はいま、どこでどうしているのか・・ ....
!愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛、愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛!

愛 欲 愛 憎 遭 い !
愛 愛 哀 、  ....
この夕空、エメラルドグリーンに
富士のコニーデの陰影浮き上がり
あの日とこの日と、軽やかに
懐かしく憧れに充ち
また繋がった 、

意識膨らみ自らの境界失くし
酷い火傷の様な深く疼く痛み、その痛みの上に無数の言葉をばら撒いて膿を解いた、あちこちで蠢く蛆虫の様な思念が、敵なのか味方なのか判別出来なかった、俺もまたそんな、薄気味の悪い境界線の上で歩みを続けて .... 南の風に風景はとけこんで
流れていくみたいにゆれてる
つぼみたち

空はあおい
どうしようもないくらい
あおい

白い香りがくる
偽りが新しい偽りを連れてくる
細い糸を曳くみたいに ....
眼の衰えというものは
結構たのしい
ときどき字を見間違うので
いつも新しい世界がひらける
 コロッケワクチン
という言葉をみたときハッとした
そんなワクチンが出たのか
フライに揚げるのか ....
 悲しい日の帰り道

 雨に汚れたダンボールの中に

 小さな詩が捨てられていた

 鳴いていたので連れて帰って

 ぬるいミルクを飲ませてやった

 みすぼらしくて震えてて
 ....
サル山でおサルがキイキイ啼いている
頂のテッペンよじ登り
われこそが天下だと大いばり

それを見たカラスが手すりに止まって
アホウあほうと嘲り笑い
キリンも
ゾウも
ライオンも
シマ ....
水平線の上には分厚い雲
今日も太陽は見えない
諦めて踵を返そうとした時
雲が裂けてオレンジ色の光が
長刀のごとく海上に切り込みを入れる
強い光でありながら
儚く刹那の懐かしい夢のよう
雲 ....
古月浮かぶ夜に独り取り残され
この世の異様 その瞳の物言い
沈黙の内に告げ知らされれば
静かさ奏でる古月の旋律の
戦慄震えの疼く壮麗 、
羽ばたく思考動態の
脳髄へと影落とす
その足踏み ....
お知らせします

本日開催予定の
「自分を憐れむ会」は
中止となりました

皆様におかれましては
各々の憂鬱を隠し持ちつつ
しなだれた目線を上げて
花の下で存分に呆けましょう
 ....
私という存在を証明するものは何もありません
有るようで無い
無いようで有る
闇に明滅する蛍火のように微かなものなのです

煙草をふかし
ウイスキーを飲み干し
少しの食事で生きていることを ....
海原に骨を撒いた
波が穏やかに飲み込んで
あなたの最後の引越し
あるいは野生に還す
自由に放たれて
世界中を巡ることができる

水平線を見て
地球とあなたの丸さを思う

私の知って ....
夕陽に染まった校舎の窓ガラス
君は寂しそうな横顔でひとり石を投げてた
ぶつけられた窓ガラスの割れる音だけがただ虚しく心に響く

そう、僕は忘れない
眉間に皺を寄せ
剥がれ落ちる窓ガラスをグ ....
ふくらみは春の夢
はたまた、やさしい躓き。
うなずいて、みとめるのも、生活のふくらみ。

ちいさなふくらみ、よろこび
ふくらんでいくふくらみの、ちょっとした悲しみ
しぼんでいくふくらみ ....
私の詩は、土です。
砂利のような濁りの中に、とても自然でしなやかな手触りがあります。

私の声は、土です。それを音にして現します。

私の心は、砂です。荒れ狂う海を漂い、粉々に打ち砕かれて、今、 ....
そんなにも傷ついてあなたはどうしたの

誰も知らないニュースをお知らせします

あなたの心の鉄橋が落ちた

みんなのお世話をしていたひと

森の奥の 静かな崩壊

金魚は呼吸を遠慮 ....
「幸せに、なりたい!」
いっせーのーせの
異口同音

それはまるで回し車のようで、
それはまるで観覧車のようだ

汚い鼠が
必死に、それはそれは必死に 駆ける
円環道路を駆けるが一歩 ....
ひとつの世界の上に立つには
力が及ばなかった
鍛錬の不足
十年歌えばと言われているところを
一年にも満たないのだから当然

暗い道を月光が柔らかく照らす

未熟な世界観は滅びゆく
瓦 ....
より遠くへ歩いていけ
後少しで終わりなのだから
貴女の両眼の影が語る
あと少しで辿り付くとしたらと

色々な感情の移ろいを生き抜き
すきとほる雨降りを歩きとほし
もはやもとめるものひとつ ....
あなたは渡り鳥
わたしの心のなかから飛び去った
いつか還るよと人は云うけれど
あなたの心にわたしはいない

留まりに来て
わたしの心に

目の前にあるすべての障壁を取り払って
黒いカ ....
パクチー足りない
もっともっと
風に揺れる葉のささやき
香りが心をほどいていく


朝から晩まで
あなたを求めて
指先に残る緑の記憶
熱を帯びた舌の上で踊る


わたしをすべて ....
人は誰もが悲しいですね
想いを伝えたくても伝わらず
虚空に手を伸ばしても掴まらず
息をするのも煩わしくなるのです

人は誰もが孤独なものですね
独りで生まれて泣きだして
独りで亡くなり召 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(9862)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一月の雨- 自由詩10*25-3-8
帰巣本能- イオン自由詩3*25-3-8
タイムトラベル- うめバア自由詩225-3-8
観覧車- 岡部淳太 ...自由詩625-3-8
絶恋絶愛- 秋葉竹自由詩225-3-8
宙也くん- おやすみ自由詩325-3-7
悪夢は私を感光しない- 由比良 ...自由詩5*25-3-7
恋慕- 栗栖真理 ...自由詩125-3-7
- 自由詩3*25-3-7
エーテルの時- ひだかた ...自由詩725-3-7
Hostage- ホロウ・ ...自由詩2*25-3-7
幻日紅- あまね自由詩725-3-7
コロッケワクチン- 室町 礼自由詩4*25-3-7
にゃー- おやすみ自由詩625-3-6
おサルの楽園- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-6
sunrise- 自由詩3*25-3-6
足跡・〈Slow_Ice,_Old_Moon〉*- ひだかた ...自由詩525-3-6
お知らせ- 夏井椋也自由詩11*25-3-5
春の別れ- レタス自由詩6*25-3-5
海のあなた- 自由詩725-3-5
初恋- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-5
ふくらみ- はるな自由詩625-3-5
月夜の晩に- 鏡文志自由詩3*25-3-5
静かな崩壊- 松岡宮自由詩1225-3-5
幸福を殺せ- 詩乃自由詩325-3-4
月光歌- 自由詩5*25-3-4
詩想、YOUR_EYES(体・魂・霊)- ひだかた ...自由詩6*25-3-4
渡り鳥- 栗栖真理 ...自由詩125-3-3
パクチー- kawa自由詩225-3-3
- レタス自由詩4*25-3-3

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