三橋に降り積もる数字の粉。
揺るぎない25分は
実り在る者にとっての要。

ふと
街角のどこかで
売り物が非売品へと変わる音がする。

整形された鉱物の響きは
大多数の河岸に置いてき ....
夜、すべての列車が
運行を終えたころ
駅にしんしんと
ネジが降り始める
駅舎の出入口や
線路に積もったネジを
当直の駅員がネジかきをする
やがてネジは止み
夜明けにはすべて溶けて
 ....
大きな森の中に

小さな街があって

その小さな街には

水が、綺麗に
透き通っている

頗る、清らかな川が
流れている…。

そんな街で

この僕も

たくさんの
 ....
笑顔で毎日を過ごせば
良い事がある。
それを信じて
努力する。

くじけたって
いいじゃないか
負けたって
いいじゃないか

生きていればいい
息をするだけでいい。
食べるだけ ....
ひとを愛せなくなったと
あなたは嘆き

はなから愛なんてなかったのにと
わたしは呟いた




大切なのは感動なのかな

与えて
与えられて

生まれたての感動はぷるんと ....
白い息で暖房機類を暖めながら
かじかんだ心の喧騒を
窓辺の温もりに預けた

化粧するものは
山から下りてくる途中なのだろう

風がよじれるような姿勢で
乾いた木々の観賞類を巻き上げてい ....
終末を知らないロマンチストたち
シンプルを形にして
世界を手のひらにのせたがる

枯れない花を得た途端に羽化してゆく
繊細な彼も
前衛的な彼も
シンプルに還ってゆく
 ....
この世の中には
不愉快な言葉で溢れかえっている

目を瞑っても
耳を塞いでも

棘のある言葉が
皮膚を突き破って
神経にグサグサ刺さってくる

ああ どうすればいい
目と耳が欝に ....
好き?、きらい
(だからタイトルだけ/以下「ソレ」という)
いみもそうだし、鼻にかけたインテリ
考えた人もきらい
自然発祥させた風土ニッポンの言語体系もきらい
和訳なら誰だそんな勝手なことを ....
【ゲーム】
国民がオレだけのためマスゲームなにやらせても満ちないココロ

【堅】
ひとつずつ手堅く勝ちを拾ってく 負けぬ勝負を焦らずつくる

【故】
愛故に君に別れを切り出した 後悔して ....
ごめんくださーい。
朝日新聞でーす。
雨ってやつは
悲しくもない 涙みたいだ
くたびれた革靴の つま先から
じわじわと 染み込んでくる
晩秋の雫
 
子供の頃は 雨に酔った
そのどこか 厳とした冷たさに

突然景色がうつ ....
 

露の世の流れ淀みも知らなくに水面(みなも)に映る鳥の浮き寝や

 
黒い森の自画像
照らせない色を重ね
声を描いた
ひとつ上から落ちる真昼に


金と緑の暗がり
雨のなか とりあう手
星のありか 点と点を
十四までつないで

 ....
あれだけの量の雨が7月から降っていたのか

大雨で河から溢れた泥水が

国土を覆い尽くそうとしている

タイは海抜の低いたいらな国だ

大阪でいうと寝屋川市みたいなところだ

タイ ....
きもくさもはなも
あんなにきれいなのに

ほんとうは
にんげんになりたいんだろうか

こんなにきれいにうまれて
よごれながらいきて
またきれいにしんでいく

そんなもの ....
最愛を通訳する者よ

ぼくは今からここを出る

999が旅立つように

ぼくは傍観者であり冒険家だ

目と手と足で告白する者だ


海底に連なる群れよ

そこに加わり

ゆっくりはぐれよう


最愛を ....
ほいと 見知らぬ人から 
土のついた球根をもらった夜
その人の 笑顔が こだわりのなさが 
他人の私に わたされた 球根が
わたしの夜を あたためる

昼間と違い雨が降 ....
 

両腕いっぱいひろげても

とまる小鳥の止まり木で

ひととき休みて また去りて


両腕いっぱいひろげても

この手に何も残らない


太陽の、黄金(こがね)の光 降 ....
 
 
湿った自転車を押して
海に向かいます
水つながりで
相性がとても良いのです
防風林の間を進むと
しばらく進むと
ポケットに小銭があります
ものが買えるくらいあります
壁に手 ....
天気は偏西風の影響で

西から東へ移ってゆくもんだとばかり

思っていたのだが

新神戸は青天でぽかぽかしていたのに

東京は雨曇りで肌寒かった


街路樹が心細い影のよう

歩道をはしる自転車がぼく ....
新横浜だ

あと20分で東京だ

新幹線のなかでは2回寝た

ひとの心について考えていた


たぶんぼくらは百年後

だれの記憶にも残らぬ存在だ

ぼくらの主義主張なんてもの ....
白い菜園に 実を結んだ言葉
それを摘み取る 冷たい指先
醜いものは はじいて
麗しいものを つまんで

己が息に触れて 眼鏡は曇る
籠に集めた実りを 俎板に揃える

食卓に並ぶ 自家製 ....
生きてるだけでもうけもん
さんまちゃんは言う
そうだね

ときどき
2ちゃんねるをみる
実にうつくしくないことばの羅列
そうだ
ボクらは紙一重で
生きてる
生きてない

ここは ....
君が見ているものが
僕には 見えない

君が足を踏み入れる場所に
僕は 行けない

だけど たぶん それでいいんだ
見えないことは 祝福でもある
留まることは 安らぎでもある

眼 ....
きはひとりでは
きになれないことを
しっている

だから
もりになった

さみしいなんて
ことばもしらずに
星明かりの駅が
ひとつずつ滲んでゆく

瞳は
乾いてなどいない
まったく逆だ

夜から
いちばん遠いところが
すべてを飲み込み
夜を生むための
夜になる

そこに
ある ....
どうして私が名前を変えなくちゃいけないの

結婚に向けて大人にならねばと思いつつ
決まりきった事 承知した事 そうしたい事
であるにもかかわらず

持って生まれた姓を 旦那の姓に変える
 ....
特殊な水で満たされたその保育器は柩でもある。

「抜け出るのなんて夢のまた夢」

隣の保育器=柩から、会話の続きのように声がかけられた。空気を震わす音でなく、脳髄に直接響く信号として。 ....
骨を噛んで壊れた

ブリリアンス壊れた

あーりゃりゃこりゃりゃ

いーけないんだいけないんだ

曇り硝子の海馬

刃磨いで裂けた


判断力あつらえた

 ....
subaru★さんのおすすめリスト(5159)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ねじれの25分- yuugao自由詩4*11-10-25
ネジ夜- たもつ自由詩711-10-25
- カズヤ自由詩211-10-25
笑って!- ペポパン ...自由詩6*11-10-24
願うひと- 恋月 ぴ ...自由詩2511-10-24
十二月- 花キリン自由詩211-10-24
simple- たちばな ...自由詩14*11-10-23
【_アスタリスク_】- 泡沫恋歌自由詩17*11-10-23
詭弁- 乾 加津 ...自由詩9*11-10-23
題詠blog2011_011-020- 北大路京 ...短歌9*11-10-23
写真を見てひとこと- 花形新次携帯写真+ ...3*11-10-23
雨のむこうに- さすらい ...自由詩15*11-10-23
一休み- mortalis短歌311-10-23
夜に離す- 木立 悟自由詩311-10-22
タイの思い出- 吉岡ペペ ...自由詩211-10-22
人間- 小川 葉自由詩5*11-10-22
さよなら- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1211-10-22
坦懐- るるりら自由詩20*11-10-22
聖歌隊席- mortalis自由詩111-10-21
海へと- たもつ自由詩411-10-21
西から東へ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-10-21
新横浜にて- 吉岡ペペ ...自由詩111-10-21
菜園- さすらい ...自由詩6*11-10-21
フライング・ソーサー- umineko自由詩18*11-10-21
川原にて- さすらい ...自由詩2*11-10-21
- 小川 葉自由詩811-10-21
水底- 千波 一 ...自由詩6*11-10-20
名前- 砂木自由詩9*11-10-20
水の間(あわい)- ゆべし自由詩3*11-10-20
骨折- faik自由詩3*11-10-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172