すべてのおすすめ
きょうたまたま昔のともだちに会った
まえ会ってから何ヶ月か後に
家で暴れて四ヶ月ほど病院にはいっていたそうだ
それから四年くらい外に出れず
最近また外に出はじめた
ぼくはなんでか謙虚な気持ち ....
やわらかくて数学てきで
魔術てきで優しくて
木洩れ日ぐらい明るくて
モーツァルト369
だれにでもある光みたい
いじめも体罰もなくならないのだ
なくそうとするからふたをするのだ
峯岸み ....
柔らかなおんなのかたちだ
優しくて美しいおんなのかたちだ
たったひとつしかない曲線
飯野山というのが本名のこの小さな山は
さぬき富士と呼ばれている
愛したおんなの乳首のよ ....
出張先で倒れた
会社のひとにわりと大きな病院に運んでもらった
その間にもお客様からクレームの電話が入っていた
その処理の指示を浅い息でおこなってそこへは明日行くことにした
問題が起こることは普 ....
あたりまえのように朝があった
朝という名前
朝でひとくくりにしてしまうと
それは陳腐だ
愛とひとくくりにしてしまうと
解釈だらけだ
地方都市の朝にさえ貴女を思う
微熱
腹痛
結婚
....
ぼくはうたがっているのだ
うたがいを確かめるために電話する
あんなに伝説を残したあのひとのことを
ぼくはうたがっているのだ
うたがうとは傷つく準備をするということ
傷つく準備とは生きようと ....
雲になって
ひとを許したい
雲になって
ひとを見守りたい
雲ぐらいの身勝手さで
堂々と
片隅であなたと暮らしたい
雲になりたい
雲になりたい
ただ見ているしかなかった
こんなに弱い俺なのに
なんでかそれを見つめていた
そんなつもりもなかったのに
しがみついていたのだと
押し流されるのを見つめていた
理不尽?
無常?
離別
....
海は青く大きくて
波はいい波ま白い飛沫
海は暗く明るくて
分厚い意味も光り輝く
おーい海、海よ、
風化させじと俺は行く
惨事の爪痕
整えられて
風化させじ
と俺は行く
校舎の張替 ....
月はあんなに高いのに
その真下しか海は光っていなかった
ぼくがこうやって命を使っても
世界じゅうを照らせないのとおんなじだ
ひかりはこの世の一部分しか照らせないのだ
そのことがぼくを静かにさ ....
冬の祖国から君はやって来た
ぼくは君にサーフィンを教えた
君はぼくに祖国の秋の美しさと
命を使うということを教えた
君は祖国に殉ずる
冬の祖国から来た君に殉ずる
ぼくは君に殉ずる
冬 ....
青い水いろの空
公園からはみ出たさくら木
電信柱と電線が
拮抗しながら騒がしかった
世界はじっとしていない
何通りもの風景を
何通りもの異世界を
僕らはただ
奇跡のなかに浮かんで
....
まだ紅葉の見られない
山々に囲まれて箱根でゴルフをした
のんびりと適当に球を打った
一緒にまわるひとや
キャディーさんとの
人間関係を積みかさねながら
何かを我慢しながら
何かは主張しな ....
死後の世界ではいま
生きてる僕らを弔っていることだろう
そんな閑かな象徴を
車窓を過ぎる風景に見つめていたのだ
密集する集合住宅の横を走っていた
それは生きているとき入るお墓のようで
一 ....
好きだから好きになると
いずれ好きでなくなるのかな
嫌いだから嫌いを通していると
いずれ嫌いでなくなるのかな
永遠とよく似た言葉を探しています
どれだけ僕だけが大切にしたかったのか
逃げ ....
そうだ
ぼくじゃないだけさ
それだけのことさ
永遠など存在しない、その理由が
続きゆく時間にある、という矛盾
慈しむ
ぼくじゃないだけさ
それだけのことさ
想像力だけで生きるなんて悲し く
それでも あらんかぎりの言葉をめぐらして 書く
かんがえて かんがえてを くりかえすほどに
言葉は みじかく ほんの一行で事足りる
あんまりといえば ....
田舎だからといって
素敵な虹が出ないわけではない
田舎だからといって夢がないわけでもない
田舎だからといって人っ子ひとりいないわけでもないのだ
田舎の虹が素敵なように田舎の恋 ....
浅い秋の山麓にはまだ夏が僅かに匂いを留めている
霊園のなか
木漏れ日に似て
かすかな静謐の羽音を伝えるもの
誰かの魂の代償としてここにやすむメタモルフォーゼの
しるし
霊園の空は高く
夏をとむら ....
花火から
なんにちもたった朝の公園
いろんな願いがつまっています
きょうは汗ばまない朝でした
小学生のころの
じぶんに会いに行きたくなります
あなたと一緒に
あなたと夢中で
花火か ....
虚無に振れるとそれはまぼろしとなり
ひととの繋がりを
ただひとつの解のように抱きしめるのだった
そんな心癖は小六の頃からで
中一、中ニ、中三と、ぼくの人生は暗かった
胸にはずっと痺れがあって ....
ぼくの人生はつねに明るかった
それがいつもぼくの人生だった
これからもそうだろうし今もそうだ
失意や蹉跌におそわれるたびそんなことを思う
思うというより思い出す感じだ
ぼくは約束したことを ....
クーラーのよく効いた車内にいると
景色はもう秋のひかりに満ちていた
ぼくがひとに恵まれているだなんて
たぶんおまえしか言ってくれないよ
失ってはいけない誇りがある
ときどき忘れてしまいそう ....
息の吸いかたも
息の吐きかたも
忘れてしまった
私は愛しき敗残兵
顔の作りかたも
その戻しかたも
忘れてしまった
夏が逝きます
今度こそ
言葉 ....
羽根をふるわせ
鈴の音をふるわせ
逝く夏を見送る
秋虫が鳴いている
僕のふるえは
なかなか止まずに
いったい何を我慢したのか
僕はふるえる
弱虫が泣いている
羽根をふるわせ
鈴 ....
そらくんたちと
子供公園であそぶ
気温36.2℃
親たちは木陰に避難し
子供たちだけが
めまいのする夏のさなかの灼熱を
嬉々としてうけとめている
なつをワンダーランドに変える魔法を
いつしか使えな ....
ぼくはひとりが好きだ
それとおなじくらい
ふたりが好きだ
それとおなじくらい
ぼくは喫茶店が好きだ
秋の香りまじる駅に着く
喫茶店にはいる
まだ夏の静かなトイレで
希望を鳴らして
....
ベッドサイドの窓ガラスをふく
よくなれよくなれ、そう呟きながら
するとそれは突然
いつも綺麗な景色をありがとう、という呟きに変わっていた
と、その瞬間
まもってくださいまもってください、そん ....
空から町に降りてく
なだらかな住宅地
ところどころ林のモコモコ
人影
意外とない
空から町に降りてく
どすん
とあるパーティーの部屋
おとなしく騒いで
膝をおさえたままキョロキョロ
....
木漏れ日は居所なくして
こぼれた僕のこころ達だ
どこか朗らかで
どこか痛々しい
透明で純粋なこころ達だ
木漏れ日はじっとしない
僕は聞いていた
聞いてください
木漏れ日は居所なくして
....
subaru★さんの携帯写真+詩おすすめリスト
(204)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
謙虚な気持ち
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
13-2-8
モーツァルト369
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
13-2-3
さぬき富士より愛をこめて
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
13-1-26
病院にて
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
20*
13-1-21
地方都市の朝
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
9
13-1-14
うたがい
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
13-1-4
雲になりたい
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
12-12-31
離別
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
12-12-23
海よ
-
吉岡ペペ ...
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7*
12-12-11
ひかり
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
12-11-29
冬の祖国
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
12-11-29
騒がしい秋
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
12-11-20
のんびりと適当に
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
12-11-4
閑かな象徴
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
12-11-4
色欲
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
12-11-1
矛盾
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
12-10-30
『く_の_人』
-
るるりら
携帯写真+ ...
18*
12-10-22
田舎の虹
-
梅昆布茶
携帯写真+ ...
15
12-10-20
霊園の蝶
-
梅昆布茶
携帯写真+ ...
14
12-9-27
あなたと一緒に
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
12-9-13
ずっとかなしかった
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
12-9-11
楽しく粛々と
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
12-9-2
秋のひかり
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
12-8-25
私の愛しき敗残兵
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
12-8-23
秋虫が鳴いている
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
12-8-21
なつのそら
-
梅昆布茶
携帯写真+ ...
15
12-8-16
愛する
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
12-8-13
ある夕方の道
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
12-8-3
メインライン
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
12-8-2
木漏れ日
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
12-7-28
1
2
3
4
5
6
7