降りしきる雪が街を隠す
遠景を有耶無耶にする
私に残されたのは
鉄塔の太い骨組みと
幾筋かの高圧電線
切れ目も曖昧に天国へと続く
薄墨に浸された無数の紙吹雪
街の汚れを清める事もでき ....
目覚め
長針が4回まわる
淀みから助けられた
目を見開く
気になる
気になる
ただそれだけ
そんな中でも幾らかは
生活を繰り広げる
労働
長針が5回まわる
疲労感から助け ....
何かを変えようと
新しいものをみようと
キッカケを全てのものに求めていたって
嫌悪しているもの
それですら受け容れた時
結局 それは
僕が選んだもの なんだよな
完璧に完 ....
おまえらの心が傾くところに
どんな花が咲くか見てやろう
それがこわいって言うのか
種も蒔いてないくせに
あのひとの
素とか
あんまり知らないが
好きなタイプと
思う心理
憧れと
憶えているは
ちと似てる
幻の
ひとに恋する
病です
夢のなか
ワザと目立った
サイン出す
夢で逢う
あのひと
ちっとも優しくない
....
黒く輝く夜
遠く白亜の列柱が順次砂時計の白い砂のように崩れ流れる
流れる白い粉
その冷たさに打たれる 雪遊び
子供たちの数え歌が懐かしく頭から湧いて口先に零れる
まるで童心だ しかし
氷山 ....
ずっと受け取っていない郵便物がある。私はその中に何が記されているかしっている。
―タイミング
雲と雲とが重なる。煙と煙が混ざってゆく。
存在を認識していた人とやっと出会える瞬間があった。 ....
風邪の花なにか英語の飲みものを
導管へ真っすぐ落ちよ寒の水
しもやけの痕にやさしき指ずもう
冬雲やはっかの味のするたばこ
汽車を待つ人の隣で汽車を待つ
お父さん好きな言葉 ....
−−−−−−−
03/9
自戒として、あるいは、第「二者」の言葉として〜
「お前の言葉とやり方は、
以前からわたしに吐気を催させている。
なぜお前はいつまでも沼地に住んでいて、
....
たったいま はるかな星が 消滅したの。 あたしたちもきっと 何かなくした。
小鳥にも 性器はあるの?と きくきみに きらきらまぶしい 木漏れ日の花びら
ポケットに 愛を握り ....
瞼色
透ける赤色
朝の色
焦らす息
滲む汗さえ
触れる肌
行く背中
夕さりつ方
僕は見る
凍みる指
白く吐き出す
咳と静けさ
さらさらと
時雨る小夜から
....
三角の窓
ブラウン管が眩しい
薄黒い木の梁
人の温もり
鱒の甘露煮
沢山の山菜
熱い味噌汁
楽しい一時
涙は七色
電動の舟
私達生きている
早寝早起き
インフルエンザ打つと
調子悪い
風邪みたいにだるい。
苦しい。
体が熱くなる。
パンを買い食いする。
「お疲れ様」と人は
帰ってしまう。
風呂には入れない
洗面所で頭髪を洗う ....
スギャオー!
オールライト!
雄叫び上げて
頑張るぞー!
空中分解するまで
働くぞ
空中分解するまで
遊ぶぞ
ケジメをつけて
ジカンを決めて
メリハリつけて
呼吸をしてい ....
毎日読書
こんなに速読ができるとは
思ってなかった。
内容の濃い本は速読ができない。
世の中が自分の周りを回っている。
皆が答えを教えてくれる。
人の心が見える。
感動を与える。
....
タンツェンは嫌いだった。
木靴を履いて
女の子と手をつないで
同じことの繰り返し
今は女の子と繋ぎたい。
ぎゅっと握り返して
楽しく何も考えずに
踊って、回って、はしゃいで
乗 ....
エンジン全開
フルスロットル
ハイアンドロッド
ヒューウーゥ
頭フリフリ
体ズンタン
手はツツチ
足はドンタン
ツンドコシャンドコ
フールオンナスツール
エンジェルフライ
....
野良猫に無視されつつく霜柱
止まったままの 時がある
針が曲がってベルトをなくした
金時計の中に
とどまっている
休まず刻んだ針が
不意に歩みを止めた
大地の奥深くから轟音が猛然と駆け上がり
アス ....
寛ぎの時間
全てが終わり
ゆったりとする
涙が出てきた。
最上の祈りをする。
人の罪を許します。
私も許してください。
悪を遠退けて下さい。
コーヒーをドリップする
いい匂い ....
毎々ありがとう
ほのぼの
からんころん
さんさん
坊や元気だね
メリーゴーランド
高い高い
シクスティワン
リーンリーン
虫達の声
パッカパッカ
お馬が通る。
情に掉させば流される。
人間関係我慢の連続だ。
言いたくても我慢
流れを読んで
怒らない
嫌いな人とも時間を過ごす
理解されなくても我慢
欲しいものを与える。
なるべく時間を共有す ....
ホッテンプロッツ今日も行く
多牌を見つけ
フウテンの寅さん
おばさんに付きまとわれる
教授は威嚇して
ビビンバ食って
ヘボ将棋を見る
2の活字が良いと言われる
若い姉ーちゃんに ....
誰か僕に泣き方を教えてください。
情けなくてみっともなくて
人間らしい気分になれそうな泣き方を。
僕はうまく泣くことができません。
つらくてつらくてつらいとき
涙を流すことがなかなかでき ....
「頑張れよ」
なんて言わないで
人は皆
必死に生きている
ぼくは四角
ころころ
ころころ
いろいろなひとに
ころがされる
だけど
ぼくは四角いから
簡単には
ころがらない
だから
みんな
ちからをいれて
ころがすけれど
やっぱり ....
波に揺られて
太陽の陽を浴びて
みかん箱
お魚の観察
プリズムの世界
音は聞こえない
日焼けした素足
元気をいただく
ゆらゆらゆらり
砂の音
さらさらさらり
灯台の閃光
....
人に頭を下げて
人が頭を下げる
自分が喜び
人が喜んでくれる。
愛なんてちっぽけな
もので無い
想いが地球を変えてゆく
誰もが幸せを願っている。
持てない俺は
助けてくれる
....
夢と希望を持って
困難を乗り越え
天城越え
助け合う。
マンネリ化せず
常にサプライズ
人を常に知って
人の為に尽くす
楽しんで生きる
優しさを撒いて
頭は常に低くて
常 ....
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