公衆便所の壁の落書きに刻まれた誰かのダイイングメッセージ
携帯電話の数字の羅列に縛られた無意味な対人関係

メガロポリスジャングルライフタイムサバイバル
誰かの叫び声に耳を背けている
 ....
仕事帰りに寄るレストランで 
よく頼むキャベツの千切り 
日によっていつも 
ドレッシングのかけ具合が違う 

毎日同じように見えるとしても  
目の前にあるのは 
一生に一 ....
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昔カナリアを飼っていたことがあります。それは入社して2年目くらいの時でした。私が入っていた独身寮はもちろん動物厳禁なわけですが、金魚や熱帯魚のようにこ ....
ガラス張りの夜にいれられて
星が隣を横切る
月だって薄い雲に隠れてるこんなに近い

願い事は禁止されて
夢だけが送られてくる空
泣いているのは人だけじゃない
命は揺れている

どうし ....
  あかちゃん
  君の手が
  天にむかって
  さし出されている



  まだ
  何も知らぬ
  君の手が
  よごれていくのを



  諍いに
  愛 ....
あたまは水色
あたまは水色
あたまは水色
あたまは水色
でも何にもいらない
何にもいらない
何にもいらない
何にもいらない
やだ

もともと空っぽ
花壇はぼろぼろ
夕日がし ....
久しぶりに
酔っ払っている
宙に浮いている精神
河北の地では
いつも風が流れている
大地を流れる風
風の音に耳を澄ませて
煙草に火をつけて
ニコチンとアルコールが
身体を巡る感覚に
 ....
義父は戦場へ行った。

避難所で生活する人々が
早くいつも通りの生活に戻ることができればと
戦場へ行った。

義母や主人は「もう若くないんだし、何かあったら」と反対したが

「私は、こ ....
とつぜん日常がなくなって
うろたえたままオロオロと
時間と生活を
やり過ごしてる


物質的な破綻は精神的な覚醒をもたらさないものかと
密かに夢見ながら

なんて格好つけて
実 ....
  あなたの
  からだの
  どこかにある



  おおきな
  おおきな
  おおきなうみ



  ちいさな
  ちいさな
  いまは
  ちいさなぼくだ ....
毎日は平和です幸せですとりたててやるべきことも無く平凡です
起床時に布団を畳むことが面倒なので、昨日からベッドの購入を検討しています

重くのしかかる頭で考えることといえば
 ....
立ち止まるのもありとは思うものの
夏らしさを感じる風の勢いに身を任せてみる

買い物帰りとかに立ち寄る近くの公園
このあたりは放射線とは多少なりとも無縁でいられるのか
小さな子供たちのにぎや ....
山が燃えております
勢子が駆けております
楽しいばかりで得た物は帰り道におきます

あんたなんと思いよ
私の運ぶものよ
稗粟を炊いて帰り道で食べます

病が流行っております
人も死ん ....
ガンガンに音楽を掛け
ヘッドフォンで聞く
脳みそがかち割れ
ヘドロが出てくる。

苦しい目に遭い
今日を楽しむ
8年間無休の毎日
ご褒美の毎日
料理三昧

ジャズのノリは
気持 ....
風が流れている
夏の兆し
木漏れ日が揺れる
樹が鳴る
遠くから聞こえる
ざわめきに
ふと手をとめて
窓の外の世界に
目をやると
光と襞と陰りに満ちた
五月の地球だ
温かい空気に
 ....
窓の縦線だけが
くっきりと濃く
あわあわと振れる宙
影の格子の濃さを嗅ぐ

遠くて近い
雑踏のざわめきは
緊迫する耳の内圧につれ
次第に弛緩し浮遊する

易しい無理を
口 ....
{画像=110522224220.jpg}


気が付くと雨の音があって
全てが濡れている。
空気の匂いが濡れている。
自動車の走り去る音が濡れている。
風にそよぐカーテンが濡れている。 ....
昨日が楽しすぎたから
今日こんなに寂しいわけじゃない
嘘をつくのだって
ほんとうのせいじゃない
雲が浮かんでいるのではなくて
空が高いだけ
そうやって
そらをはみ出していく
そうだろ  ....
ひとにとって
飲み食いは、必要であり快楽でもある。
と書きだして、交合は必要であり快楽でもある、とちらっと思った。
それはともかく、
旨いものほど、あっという間に喉を過ぎるのはどうして ....
なぜ詩なのか



面倒臭くて つい
手軽な言葉を投擲してしまった
口淋しくて つい
甘ったるい言葉を咀嚼してしまった

<優しさ>の優しくないアクや
& ....
丸い海岸線の向こうから はたまた山の背後から
満点の星空に向け 数秒の誤差を生みつつ 
絹で編まれた 綺麗なレースが 開かれていく。
アーチを描いて 向こう側に消えていく。
北半球から南半球ま ....
朝のテーブルに
残されているあなたの心
さみしかったんだねって
気づくのがなんで今なの

いない人の空気を
かみしめて曇り朝
コーヒーにむかって素直になったって遅い

言葉にいわせる ....
ぼくが寝付けないのは
すこし飲んだアルコールのせいか
食後のあとのコーヒーのせいか
それとも 今日を終えたくないのか

・・・・


眠れるように 君に おやすみを

眠れるように ....
今日は夜がいつもより
地面に近いね
きっと人に用がある
そう思うんだ

夜だってひとりじゃさみしい時も
あるよね そう思って
この重いくろに耐えている

いつも気づかないことに
気 ....
 臍ではない
 あなたの中心
 にむかって



水平なのに
ピアノに載せた
しゃぼんが滑りおちるのは
ふぞろいな黒鍵のせい
です、

です、を手焼きせんべいのようにぱちぱち ....
私が訪ねると、

火星の蛸は海底へ旅立った後だった。


無重力の自由な不自由も、

遠く君と蛸の住む星も、

私をぽつんとさせた。


帰ろうよ、と

耳元で ....
こいです
たぶん こいです
とししただし いけめんだし
たいいくかいけいだし
ぜんぜんたいぷじゃないのに

かんがえてしまいます
あたまのなか あなたになったみたいに
なにかあるた ....
錆びた釘 カンの切れ端 木屑をめくれば虫
雪で潰れた物置小屋の腐らない破片をさらう

小さなスペースに散らばっている小石
両手で包み バケツに集める 

土台と共に 捨てられる礎
 ....
思い立ったが吉日で
溢れた本をのけて 本棚を見つけて 本を出す。
手前ものから出すに連れ 過去へと戻ってく。
奥にあった 表紙がボロボロで 何度もめくった特別の本。
ざらざらする表紙をなでて  ....
不安のうちには
欲望がふくれている


一つのコップに向けられた視線は
たえずそのまわりにゆれ
それをつきぬける
きゅうにさむけを感じて
もどるところはいつも同じタダのコップだ ....
subaru★さんのおすすめリスト(5159)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メガロポリスジャングルライフタイムサバイバル- 1486 106自由詩211-5-25
明日の音楽_- 服部 剛自由詩511-5-24
カナリアのフランケン- beebee散文(批評 ...911-5-24
明日の太陽を創ろう- 朧月自由詩111-5-24
あかちゃん- 草野春心自由詩1*11-5-24
あたまは水色- はるな自由詩311-5-24
放射線を排出する国- ジム・プ ...自由詩7*11-5-24
義父は戦場へ行った- 壺内モモ ...自由詩211-5-24
日々恋々- シャドウ ...自由詩2*11-5-24
くじら- 草野春心自由詩7*11-5-24
ハッピーダイアリー- 山中 烏 ...自由詩5*11-5-23
数えるひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*11-5-23
忘れ物- トキハ  ...自由詩7*11-5-23
猫いらず- ペポパン ...自由詩4*11-5-23
頬杖をついて- ジム・プ ...自由詩6*11-5-23
徹底する夜- シホ.N自由詩611-5-23
- beebee自由詩911-5-22
ひるまっからそらが- たりぽん ...自由詩611-5-22
必要と快楽- シャドウ ...自由詩2*11-5-22
詩なのか- nonya自由詩19*11-5-22
ベビースター- 電灯虫自由詩4*11-5-22
朝のテーブル- 朧月自由詩111-5-22
眠れるように_君に_おやすみを- 北大路京 ...自由詩11*11-5-22
あいにきた夜- 朧月自由詩511-5-21
、_(ご利用は計画的に)- 乾 加津 ...自由詩6*11-5-21
無重力- 小鳥自由詩5+11-5-21
こい- はるこ自由詩211-5-21
長靴のホコリと- 砂木自由詩15*11-5-20
整理整頓- 電灯虫自由詩6*11-5-20
青い鳥- シャドウ ...自由詩111-5-20

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