あたいの心は茜色
つっかけ蹴り上げたら
明日は、きっと晴れ
手をつなぎたい
こころを伝えたい
昔ながらの珈琲店には
湿っぽい珈琲の匂いとピザの匂いがする
ペットショップで動物を見つめる
ひとはみな
愛情を注げる器を探して ....
スヌーピーのリラックスした目を手の平に描き
僕はしがみつくように握りしめていた
手の平をひろげてナキナガラ見つめた
スヌーピーの目がえぐられた傷のように見えた
騒ぎは大きくなって避雷針が燃えている
パソコンは遮断されて
あなたとの通信ができないでいる
今日の約束を変更すべきかどうか
目隠しされた手段とは
折れ曲がった棒切れのようなもので
ぶつ ....
雨が落ちてきた
恵みの雨が落ちた
昨日の事なんて忘れて
今を楽しもう。
女神様が笑って欲しい。
泣かないで
また新しい道を
歩めばいい。
今はそっと抱きしめて
何も言わないで ....
いぃねぇ
煙り雲がだるま雲になったょ
そぅだねぇ
入道雲になるかもね
やさしい 夕立だといいんだがねぇ
一円だまの竹トンボも うれしそうだょ
そうだ ....
神さまあなたは理不尽だ!
願い
想い
叶わないもの
もっていると辛いもの
全部
量子のキューブに込めて
未来へと飛ばす
豆腐とか厚揚げとか
鴨肉の燻製とか
オリーブの実だとか
そんなもの持ち込んで
歌うんだ村で歌うんだ
はじめての曲でも
恥ずかしがらずに歌うんだ
あなたは歌うと ....
それは 透明な砂だった
すこし おおきな石は ふたつあわせて叩くと 火花が散った
そんな 透明な砂の上に
あなたの フィンがあった
瑠璃の穴を飛ぶ鳥のように
泳いだ証の あなた ....
本当の名前なんて
一度も書いてあったことがない名刺を
感じ良く差し出す空っぽな指先
本当に行きたい場所へ
一度も連れていってくれたことがない
少しくたびれた空っぽな向う脛
どん ....
{引用=
おまえを失い汽笛が呼んだ
あの海に下りていけばよかったと
願う僕の果ては悲しい
炎天下
糸の切れた凧のように漂う
なあおまえ、笑ってくれよ
こんなにおどけた僕の毎日を
文 ....
何枚
ブランドや
一目惚れの服を
買ってみても
満たされないのよ
深夜に
コカ・コーラを飲んでも
ひと袋の
ポテトチップスを空けても
一杯の
カップヌードルを平らげても
物足 ....
すこし暗くなった
デスクのライトをつけたら
もっと暗くなった
暗闇を明かりが照らすと
なおのこと闇はその色合いを増して
本が読めなくなる
というよりも
字が
読めない
この黒い字が
....
無意識に水を求める。
悩んだ末に
求める。
生きる為に
永遠て何
命って何
定義できない
誰も分らない
正直に生きよう
本当の事話し
懸命に生きよう
信じて素直に話す。
....
きみをたべたい
しゃくしゃくっと
たねはぷぷっとだして
そしたらそこからめがでて
またきみがはえる
ぼくはそのあいだにつちにかえるから
きみはそのえいようでおおきくなるんだ
きみにとりこ ....
マッサージから帰る道すがら南国の落日の光景にお客さんは皆さん感激してくれた
今夜は今回のマレーシア企業視察団の第ニ陣との交流夕食会だった
第ニ陣にはイガタアヤコがついていた
職場のように挨拶をす ....
止むことを知らない汚れた雨は
幾層もの大地のフィルターで
クリスタルな輝きの水に
止むことを知らない悪意の視線は
守られるもののない
むきだしの心を容赦なく貫く
浄化されぬ禍禍しい ....
行き止まりバラスト積んだ荷車のあり
ナイフとフォークで
白い雲を少し切り刻むと
青い空がするりと落ちてきた
傍らに小奇麗な色で衣替えした
収穫の時間を置くと
秋の形が出来上がった
味覚を一つずつ競うように
....
秋の予感がする夜に
金色の蛾は
星をなぞってとぶ
さみしげにゆれる
夏草の穂に沿って
古い時間がとむらわれる
月に咲く花
ただ一輪の歌
真空を呼吸して
たましいたちを導く
....
囁いた
耳元で
きみの
将来の
役職を
囁いた
耳元で
昨日の
言葉の
お礼を
そうして
二人で
見つめあって
どちらからともなく
笑った
知らない内に致命傷
知らないのに致命傷
触れるな
危険
しかし治らん
悲しいかな
考えてしまう
風の音の向 ....
君は僕の友達
そして理解者
一緒に助ける
君が怒った
僕も怒った
にらめっこ
僕が泣いた
君は喜んだ
癒してくれ
どんなにダメだと言われたって
どんなに許されないと言われたって
もう出会ってしまったから
なんにも手につかない
なんにも考えられない
アナタ以外は見えないし
アナタ以外は見 ....
{画像=110817124651.jpg}
独りぼっちの花へ / 夜の公園にて
孤独な魂には
孤独な所作が必要だ
孤独な笑いと
孤独な涙が
顔を色分けている
....
回転鮨が回ります ひさしぶりです
回遊魚が回ります ななつの海を
回転鮨が回ります なまえを呼ぶと応えます
回遊魚が回ります 親潮黒潮リマン海流対馬海流 暖流寒流に抱かれて
回転鮨が回 ....
キミは嫌いじゃないの
でもキミは
言葉を尽くしても信じないでしょう・・・
行動で示せと暗に語るキミの沈黙
嫌いなのはキミじゃないの
解って欲しい
痛いのがイヤなの
どうかそれを受け入 ....
離れている
離れている
離れていることは
また仲良くなりたいから
遠いのか
近いのか
あたしの目線で
追っている
離れてみる
離れてみよ
縁があったら
....
夏の
夏の欠片が
こぼれ落ちてた
あの日
僕は
名前も知らない
通りすがりの公園の木陰
芝生に体をあずけながら
空が青く
突くように青く
僕を包む
空に包まれていると
....
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