僕達は旅立たなければならない
その始点と終点はひとつの意味のまとまりを持つ
優美な構造体であって欲しい

君や彼女や彼等が互いに意味付けあう関係性の生きものである僕らは
社会性というオペレー ....
アクセルを踏んでスピードをあげる
普段は開けない車の窓を開けると
夕凪の匂いがふわりと香った

あぁ、なんて心地よい

名前は過去に置いてきた
積み上げてきたものは全部
トランクの ....
{画像=120414154847.jpg}


春に向う

眠りから覚めるがよい。
若者よ目を開けよ。
口を少しく開けたそのけだるい表情こそ
生得の感覚。
風を感じるがよい。
足の ....
アマゾンという
喫茶店の水槽で泳いでいる
あの魚はピラニアだと
まことしやかに
客の間では
ささやかれていた

根拠といえば
そこに
張り紙がしてあった
「指を入れないでください」 ....
じっと見つめていても

なにも浮き出ては来なかった

目に見えるものはそうだった

花びらを咲かせるちから

花びらと木を繋ぐちから

イメージと言語を連動させる

アーモンドにスイッチが入る

自由 ....
わたしごとに
あなたたちがひらいていく
新しい手帳の
赤いインデックス
なにも書き込まないまま
満たされていく薄い毎日
いちにちは
こんなにも短くて
気が付けば
四本の足が萎えている ....
すすめ

ばかものよ

ひたすらにじぶんをおとしめながら

こえずにくぐれ

ためらいもなくしたをいけ

あなたがわらうように

世界が色付く

きっと
 「二月」

貪欲がこの街の草を食み
鳩は広場の雪に足跡を付ける
紺碧には忘却のゴンドラ





 「三月」

悲しみを折り畳んで春の子守唄
緩やかなカーブを横切って
風 ....
銀河を見つめる

昼間の銀河を見つめている

からくりを優しく見つめている

風になぶられる

光にさらされる

力はどこから来てどこへ行くんだろう

花びらの散ったあとを

銀河を見つめる

昼間の ....
いくつもの
さみしい
たましいが
夜のツバメさながらに
ひらひら
とびまわる

生きている
人間は
なぜに
あんなにも
桜、桜と騒ぐのだろうと思い
やってきて
白いはなびらの ....
百円で買った文庫本

アメリカのとある古い短編小説

マウンテンパーカーの前ポケに

ちょうどだからと出かけるときに文庫本

雨がぱらぱら

結局ざぁざぁ

一日降って傘をさし ....
灰色のひかりが街道に爆発している

そのひとつひとつが銀河のようだ

とらえ所のないまぶしさに視線を落とす

花びらがアスファルトにこびりついている

となりの土に草葉の緑

それ ....
花びらたちが役目を終えてきみへと流れ出す
きみから涙は出ないのに
あしもとには戻らないため息の砂塵がしみ込んで
希望が小さい竜巻のよう わたげのよう
くるりくるりのてーま 

空けた球体の ....
バスタブからあがった
ブロッコリーが塩と胡椒で
身支度を整えている頃

次から次へと切り出された
キュウリの楕円形の
車輪は朝日を照り返して

クロゼットからはがされた
レタスが ....
次の
風をつかまえて
兄弟たちは
ひとりぼっちの旅に出る
誰にも頼れない冒険
もう二度と
会うこともない
その
さようならは
白いの光のなかで
美しい羽になる

ダン・ド・リオ ....
花ぐもり

花ちらしの雨のあと

わっと散らせよ

さくら花

灰いろの

空にかそけき花の色

わっと散らせよ

さくら花

水ふくむ

そぞろ吹く風花時雨

 ....

あなたは樹木
草原に立ち
両手を広げ


あなたはグラス
降り注ぐ声を
すべて 
受け止め


あなたは交差点
別々の人生が
いつしか
ひとつに


ひら ....
「旅人よ
うしろには
できたばかりの
道がある」

道はあるけれど
道は何も語らない
歩いてきた道を
ふり返って見つめたりはしない
つぎの一歩をふみだすたびに
その前の一歩は
 ....
ひとだすけ
しようとしては
じぶんをたすけている

たにんをたすけようなんて
おもわないほうがいい

じぶんだって
たすけるべきひとなのだ

ひとはだれでも
じぶんと ....
丑二ツ
闇底の寝屋
戸板の合わせ目の
線なす月影に蒼く透け
枕辺にうずくまるおんな
痩せさらばえ
ざんばらと髷ほどけ
何処から入り来たやら
長い鉤爪震わせて
寝入る頭骨に額つけ
中 ....
死神を副業にする桜守

満開の冷えた桜に沈む船 

堕天使も枝垂れ桜で白くなり 

漆黒の翼の痕に桜KISS   

JOKERが姿を消して花吹雪    

夜桜の影で小悪魔服 ....
幸せは保存できない
冷蔵庫の中にあるやつは
消化され、忌まれるうんちになる
おしゃれな洋食屋さんで食べるハンバーグは幸せだが
その幸せは、家には帰る頃にはなくなってるから
たいしたやつではな ....
 
 
壊れた工作物に
黄砂が降り積もる
梢は公道に木漏れ日を落とし
昏睡する
呼吸と肯定されることのない
告白の中で
コップから言葉が溢れ
子どもは硬貨を握りしめたまま
交差点を ....
なああんた。
私を舐めてるだろう。
なんで舐めてるんだ。
怒ってない。
ただ知りたい。
私のどこがきにくわない。
あんたのどこにひっかかった。

私はあんたが知りたいんだ ....
別に、

あなたがいなくても
生きていくのには困らない
しばらくは悲しいだろうけど
時が経てば忘れるし
寂しさもやがて埋まるのだから
何も問題はない

ただ、そういうことでは ....
FB/Yつぎの季節に

あなたとのことを想う

FBMJ/つぎの季節に

あなたとのことを想わない

あした再見、あした再見


さよならだけが人生だ

だれかの詩だったっけ ....
8を4にする方法 
を持った少年が 
走って走って走って 
8を4にする方法 
を運ぶんだけど 
急ぎすぎて汗をかいて 
さらに水溜りで転んだものだから 
掌を開いたらインクの染みが広が ....
奇想天外
愛されたければ
愛せばいい
Give&Take だ

人はエゴのなす技
自分の事しか考えてない。
自分の得にならないと、
人は相手にしなくなる

Destroy
破滅を ....
変えよう、昨日まで濁っていた空気を 
変わろう、まあたらしい明日を演じる役者へ 

昔の僕は、めんどうくさいと思っていた 
今の僕は、仲間と一つになってゆこうと思う 

3・31という日付 ....
私のDNAの塩基配列に
「ケ・セラ・セラ」という
遺伝子情報が組み込まれている
膨大な螺旋構造の宇宙には
母から降ってきた星屑が潜んでいる


突然の父の入院で
しばらくぶりに会った母 ....
subaru★さんのおすすめリスト(5159)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢の門出に- 梅昆布茶自由詩1012-4-15
アクセルに心酔- 三奈自由詩15*12-4-15
春に向かう_/_陽射しに顔を向けて- beebee自由詩19*12-4-14
ピラニア- そらの珊 ...自由詩20*12-4-14
自由- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-4-14
うすら- あぐり自由詩612-4-14
すすめばかもの- 短角牛自由詩512-4-13
二月- 乱太郎自由詩14*12-4-13
昼間の銀河- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-4-13
夜間飛行- そらの珊 ...自由詩11*12-4-13
雨に濡れた文庫本- 灰泥軽茶自由詩20*12-4-12
土の草葉に- 吉岡ペペ ...自由詩612-4-12
春のテーマ- 唐草フウ自由詩14*12-4-12
サラダヶ丘七丁目- nonya自由詩25*12-4-11
たんぽぽ- そらの珊 ...自由詩11*12-4-11
散らせよ散らせ- 吉岡ペペ ...自由詩312-4-11
- umineko自由詩23*12-4-11
- シホ.N自由詩512-4-11
人助け- 小川 葉自由詩612-4-10
憑依- salco自由詩10*12-4-10
桜ユグドラシル- 北大路京 ...俳句23*12-4-10
だから歩いていくんだね- 中川達矢自由詩712-4-10
昏睡- たもつ自由詩512-4-10
あんたへ- 田園自由詩6*12-4-10
告白、とかそんなたいそうなもんではなくごく生来的かつ普遍的な ...- mm自由詩7*12-4-10
あした再見- 吉岡ペペ ...自由詩312-4-10
8を4にする方法- オノ自由詩612-4-10
ハハハ- ペポパン ...自由詩3*12-4-9
空の銃声_- 服部 剛自由詩2*12-4-9
ケ・セラ・セラ- 渡 ひろ ...自由詩38*12-4-9

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172