漆黒の
無音の闇
耐える
遠大な時間

復活す
無縁の神
超える
身体の空間

自意識の危うさに
気付いて
混沌を垣間みる

時空の果てに
あるものは
名状しがたい ....
黒いソックスを穿いて
指定された紺色のカーディガンの上に、黒のブレザーを羽織った。
今日も学校に行かなくては
何の為に、卒業する為に。
制服を着ると体が微かに緊張感を保ち
胸を真っ直ぐに張ろ ....
明日も生きろって至難だな











明日も笑えって無理無理無 ....
お父様と お母様の 夜の営み
その 家族計画の 失敗により
私は 部落の 長屋に 生まれました

つぶれた魚屋の生臭い あばら家に住んでいた
私よりも 貧相な 子たち
何故か その子たちが ....
もしかして

CO2の削減が遅れているのって

僕らのため息が多いからじゃないか

人口もべらぼうに増えているわけだし


昨日

3円でレジ袋をお願いしました

クーラーの ....
むすこをからかってたら
つきとばされた

もくせいのあたりでふんばって
ちきゅうにもどった

まだうちゅうりょこうに
たびだつわけにはいかなかった

それでもちじくはかた ....
ひとつの嘘が
もうひとつの嘘を産み
もうひとつの嘘が
また次のもうひとつの嘘を産み

そうやって嘘が産声をあげるたびに
あなたは近づき
わたしは遠のき

いつかその距離が埋められなく ....
このスカートにどれだけの価値がある


教室の机のにおい
黒板とシャーペンの筆圧と
だれかとだれかのはしゃいだ声を
どれだけ耳に溜めてきただろう

毎朝きみを嫌いになった
とても狭い ....
何もない町で






暮らしてゆくには










強くなくちゃ…









単体の個体で








生きるのは









生物学的にも

社会的にも

生活 ....
手のひらの小窓にあなたから写真がとどく。


風にあおられた火が波のように打ち寄せる深い
闇のなかにわたしたちが暮らす岸辺があるみた
いですね。
怖くもあり、それが真実の勇気であるようにも ....
髪を切ったわたしは
なんにもなれないまま過ごしている
うたがある
ペンがある
紙がある
手がある
だからなんだって自由で
なんだってつくれるのに
なんにもなれなかったわたしが
髪 ....
すらっとした
チノパンの下に

君は
ポンぽこりんを
かくしている

家に帰り
手を 洗い
メガネをはずし
スウェットに着替えると

あたしの待つ
おこたの隣りに
座る
 ....
配給された その竹槍で 何が 刺せるのですか
高射砲の弾丸も届かない
遥か 雲の上 から 無差別に 奴等は爆弾を投下したのです

あなたのヨイトマケで どれくらい深い 穴が掘れましたか
その ....
テレビや雑誌を眺めていると
この世の誰もが自分より偉い奴に思えて来る
お前の事を考えていると
俺の知ってる全ての男がお前を抱いている様に思えて来る
だったら全員殺してしまおうかなんて
このご ....
泣くほど綺麗な空を見て
思わずカメラを構えて
撮ろうとした途端 嵐が吹いた

泥水がレンズを濡らして
暴風に私は飛ばされ
起き上がった途端 夢から覚めた

夢で見た 広い世界は時と ....
ぜんぶでたらめな町を
通り過ぎてしまった
便利な言い訳が
頭のなかでマーチを演奏する
なにが言えたのと人たちを
笑いすぎてしまった
気の触れた駒は
行き場所がない

大事なものは ....
トンネルが唸る
待って
私はまだそこへは行けないから

書けない
音が湧き出てこない
聞きとれない音を譜面に走らせることは
夢を食べるのと同じこと

ねえ それはおいしいのかしら
 ....
あの花のように
ただ雨に打たれる事が
あの花のように
静かに忍び耐える事が
許し難いことのように
そこに一筋の
情けなさを思うから

今もなお
欠点を無我に隠す
思いの果てない ....
雲ひとつない空の青が眩しい
どこに太陽があるのかもわからないくらい
水色がひたひたと目に入ってくる
校長先生と呼べる人がいる場所を遠い昔に離れ
気だるい朝「今日は雲ひとつない晴天です」と
快 ....
あのね

あなたと手をつなぐために
生まれてきたかったんだよ

あなたを抱きしめたくて
大きくなりたかったんだよ

覚えていてね
あなたに芽生えたいくつもの愛が
この地球上に存在し ....
ねえ 何を数えているの?
そんなにも 緑が眩しい庭で
蟻たちが運ぶ 死んだ虫の数?
オジギ草に悪戯しているのは
無邪気な蝿
チューリップの首を 切り落としたのは
ぼくだよ
雑草を刈る ....
今夜の
雪は
とても悲しく淡すぎる

あの人が
突然
消えてしまったから

しばらくは
悲しいかも

私は
少し
後悔している

あの時
素直でいたら
素直でさえ
 ....
暗さも引き連れた
仄かに蒼い空

微睡みの中
思考と景色の温度が一致する

足先から砂になり
蒼い風に流される


午前4時
私はそっと
景色に溶ける
はこにはいって
きみはやってきた
とおいそらから

はこをあけるまで
そのすがたは
きみにもわからない

さしだしにんは
くうらんだった
そこにわたしとつまの
なまえ ....
とげのある花は美しい
とげのある木の芽はおいしい
とげのある枝の実もおいしい
私はとげによく刺さる

とげの入った手は痛い
とげは心に痛い
とげとげしいのは好まないが
とげとげしくなっ ....
自分の素顔を忘れそうな日は 
林の中へ吸い込まれ 
木陰に腰を下ろし 
正午の空に輝く太陽を仰ぐ 

まっ青な空に向かって張り巡らせる 
桜の枝先に 
春をずっと待ちながら 
全身にひ ....
私という人間は、一冊の本なのです。 

四角いからだに手足を生やし 
不恰好に揺れながら 
人々の間を往くのです 

私が通り過ぎる時 
誰もが振り返り 
「何だい奴は」と{ルビ嗤=わ ....
冬と春が手をつないでいる夕方に
静かに立ってそとをみていました
わたしはもう少女ではなく
絶望と仲良くもありません
ひとりで
静かに立ってそとをみていました

燃えつきる煙草、蘭のつ ....
ひとは

願い事をするとき、
独りぼっちだ。

あのこと
このこと

神と対峙する時。

願うばかりで。

鈴なりの

希望と憧れ、
願い。
こころからの。

神よ。

あなたは、どこにいらっしゃるの ....
私の母は奇跡を起こした
汚染された体でふたりも子供を残しどちらも大人になった
母は最大の炭坑の町で生まれ育ち
彼女の父は炭坑夫で体中を癌に冒された
彼女のきょうだいもみんな癌に冒された
きょ ....
subaru★さんのおすすめリスト(5159)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
名もなき混沌- シホ.N自由詩211-3-2
制服を脱ぐとき- 山岸美香自由詩6*11-3-1
ガラクタも息はする- TAT自由詩5*11-3-1
...and_Mary_Chain_/_****'03- 小野 一 ...自由詩7*11-3-1
CO2の削減方法- 甲斐シン ...自由詩511-3-1
宇宙の地軸- 小川 葉自由詩611-3-1
- 七味自由詩211-2-28
十八- 佐古自由詩511-2-28
何もない町- TAT携帯写真+ ...2*11-2-28
潮の岬__2011- たま自由詩23*11-2-28
なんにもなれない- はるな自由詩111-2-28
愛しの_ポンぽこりん- 森の猫自由詩8*11-2-28
벚꽃_/_****'03- 小野 一 ...自由詩6*11-2-27
スタークウェザーと一緒- 虹村 凌自由詩411-2-27
おはよう- Seia自由詩111-2-27
歩いている- 竜門勇気自由詩3*11-2-27
トンネルより- 緋月 衣 ...自由詩5*11-2-26
- 中山 マ ...自由詩311-2-26
空の青さが眩しくて支えきれずに- 木屋 亞 ...自由詩4*11-2-26
胎児- マフラー ...自由詩2*11-2-25
庭_/_****'99- 小野 一 ...自由詩4*11-2-25
雪の夜- そよ風さ ...自由詩5*11-2-25
午前4時。- 蒼井真柚自由詩9*11-2-25
はこ- 小川 葉自由詩811-2-24
とげ- 朧月自由詩311-2-24
春の夢_- 服部 剛自由詩311-2-24
幸福の本_- 服部 剛自由詩811-2-24
みていた- はるな自由詩411-2-24
孤独- 風音携帯写真+ ...311-2-24
[pass:mrKg9osnj]- 凛々椿自由詩1211-2-24

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