強さだけ積み上げて 貰えないやさしさに
くびり泣く 赤

野に ひかれ
弓ならば 矢に

切られてしまいたい
ほおづきのうすい衣に隠された中に在るのが心なのです

触れたならかすかに心寒くなるふかづめの指先のあやまち

みづぞこに沈んだ家のポストには時々手紙が届くそうです

白波がサーファーたちを ....
ほんとに大事にしなきゃいけないことを
私はすぐに忘れてしまう
思い出すために忘れてしまうかのように

まよいごとが
広がる道はいつまでも
広いまま

思い出せ
心の中の声をきいて
いろんな時空がひとつに在る

それが

ひとつが在る

そういうことを教えてくれている


遠い朴訥なこえ

山の端にかかる虹が

柔らかい

たまにわがままになる

 ....
置き忘れてきたわたしの笑顔
いまどこらへんで泣いてるかな
いつも思っているのに
足りなくて、足りない気がする

思わなくっちゃ思わなくっちゃ
泣き虫の笑顔のはにかみやこぼす愚痴のこと
聴 ....
詩を書いた
虚しすぎる言葉を書いていた
一つの詩を 人に 書くことが
明らかな意味をくれればと


僕は だから 今 書いた
書くことの意味を
なぜ 人は
自分を 隠すのだろう 
 ....
みんなで
思い出の中にひたっていられていると 思っていた
みんな
私の思い込みだった
私だけの 空想だった

ずっと同じでいられると思っていた
行く場所も戻る場所もみんなと一緒だと
思 ....
合法の薔薇に怯える 人間の心は母の腹に置いてきました まっさらな紙が一枚
夜空から舞い降りてきて
ふと立ち止まる 君の手元に横たわる

゛私を汚してください
 あなたの言葉で
 その指先の綴る
 文字の連なりで゛

日々
わだかまる想 ....
あなたにとって思う、

偉人、英雄、天才ってどんな人?



そうね

世界には

数多くの偉人伝が伝わるけど

どんなに強くて

どんなにすごくて

どれだけ天才であ ....
人生はだまっていてもギャンブルだ
伏せて配られたカードは平等なんかではない
そこからスタート
幸せな人生がどんなものか本当はわからないまま
何かを捨てて
何かを拾って
ペアだとかハウス ....
空や大地や山河には

草木やからだやひかりには

水の記憶がやどるだろう

水は変化のたとえではない

水は異世界の存在をたとえている


変化もそう

異世界の存在をたとえ ....
冬の夜
わたしのうでは母に貸すものと決まっていた
ほどかれたセーターの毛糸の輪を
うでに通してかかげていると
母はそのはしをくるくると巻き取って
毛糸玉を作る
単純な作業は退屈で よく居眠 ....
望まれてあなたの髪に入る冬



待つことも降ることもなし神帰月



呼べば降る呼ばずとも降る鬼火かな



骨の冬気付かず歩み骨となる



 ....
近所の子らが小銭を握って
フルタのチョコやオレンジガムを買う
細野商店はおばさんがやっていて
娘と息子がひとりずつ

近所の子らが大人になって
いつやらクリーニング代理店になり
細野商店 ....
狩猟民族としてのあるいは
遊牧騎馬民族の遠い遠い血が流れているのだろうか

トラッカーだけれどカーナビなんて要らない
iPadでGoogleMAPだけで探索し移動するのが得意になった

い ....
「未来の語り部」
           木の若芽

小さな草たちがかすかな声で歌い始めた
わたしも声に出すことを見つけよう
歌うこと語ることを 掘り起こし練り上げよう

肌を光で包んで風 ....
ありがとう と
言うことはできるけど
想うことはむずかしい

平等という言葉を習いすぎて
不公平という言葉を使いすぎて

列を乱してはいけないの
群れとは並ぶことじゃないのに

感 ....
言動のピース

DNAに左右される

言動のピース

思考が言動にかわる

言動のピース

環境で言動がかわる


一秒まえもわからない

一刹那あともわからない

 ....
雨上がりの朝 音楽会は終わり あたりは拍手のように光っていた

──終演

濡れた落ち葉は閉じられた楽譜 土に還る日を待つのだろう

    ──静謐

鳥は何の疑問もなく冬へと向かう ....
熱せられてどろどろになった
黄色い言葉を型にいれる
冷えてプリンのように固まったのを
皿の上にもる

黄色い言葉は
テーブルの上の静物画だ
触れると聴いたことのある歌声
この中にきみが ....
自分に
向けた 背で
生きて
何を思うべきだろう

金は何も 人に与えない
街をさまよう旅人である僕は今日も知らない
夏の駅に戻って 歩きたい 強い日差しを浴びながら 
緑の中で青 ....
寂しくて
部屋のにおいさえも嗅げない
煙草が
冬の匂いと混ざり合って
僕は
どんなに遠くを
迷うだろう

少年だったころ
僕は少年宇宙飛行士でした
その後
記憶を消されたのだけど ....
弟のプリンを冷蔵庫から盗む。鳥の名前にやたら詳しい。血液型が気になる。勉強ができない。{引用=(世界の終わり)}

遅刻する。早退する。ブッチする。君に会いにいく。電車のドアが目の前で閉まる。{引 ....
 
あたいの前には、立ち入り禁止

あんたの前には、Uターン禁止

標識、ちゃんと見てよね!



 
いちおう様々な料理らしきものは食べてはいるが
いつも冷蔵庫の残り物から逆算してメニューが決まるような気がする

この前は大根一本が処理しきれずおでん風の鍋
その前は残った豚コマですきやきみたい ....
あなたがいても あなたが淋しいと淋しい 夜汽車の音を聴きにいく
眠れぬ夜のなぐさめに

長く尾をひく汽笛
行く人のさよならのように

旅のゆくえを指し示す
線路のむこうは闇に溶けている

行かない者のさみしさを
私はぼん ....
癒してくれる。
助けてくれる。
理解してくれる。
会ってくれる。

世の中を光り輝くものに
してくれる。
勇気をくれる。
生きる希望を与えてくれる。

自分に自信を与え
その気に ....
subaru★さんのおすすめリスト(5159)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紅葉- 砂木自由詩6*12-11-18
夜のステンドグラス- そらの珊 ...短歌10*12-11-18
わすれもの- 朧月自由詩612-11-18
ひとつが在る- 吉岡ペペ ...自由詩712-11-18
きっと居場所をたずねて- もっぷ自由詩512-11-18
詩のこと- 番田 自由詩412-11-18
繋がり- 加藤自由詩512-11-18
合法の薔薇に怯える- 北大路京 ...自由詩412-11-17
人間の心は母の腹に置いてきました- 北大路京 ...自由詩812-11-17
いちまいの紙- まーつん自由詩11*12-11-17
弱いからこそ。- 元親 ミ ...自由詩612-11-17
わたしがギャンブルをしない理由- ただのみ ...自由詩20*12-11-17
水の記憶- 吉岡ペペ ...自由詩812-11-16
ふゆのうで- そらの珊 ...自由詩23*12-11-16
冬とまばたき- 木立 悟俳句512-11-16
細野のおばさん- salco自由詩9*12-11-15
アストロナビゲーター- 梅昆布茶自由詩1612-11-15
未来の語り部- 木の若芽自由詩612-11-15
ありがとうの群れ- 朧月自由詩312-11-15
言動のピース- 吉岡ペペ ...自由詩412-11-15
冬鳥- そらの珊 ...自由詩2012-11-15
黄色い言葉- 殿岡秀秋自由詩612-11-15
かけらの詩- 番田 自由詩212-11-15
ノンレム- 由比良 ...自由詩412-11-14
世界の終わり- コーリャ自由詩612-11-14
標識- 殿上 童自由詩14*12-11-13
サラダそば- 梅昆布茶自由詩1412-11-13
あなたがいても_あなたが淋しいと淋しい- 北大路京 ...自由詩812-11-13
夜汽車- そらの珊 ...自由詩1912-11-13
愛の力- ペポパン ...自由詩10*12-11-13

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