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笑っている
見下ろされて恥ずかしくなる
毎日は
知らないところで進んでいた
取り残されたような寂しさが
独りぼっちみたいで悲しかった


 あの、
 昼間に薄く青くなる
 広大な陰 ....
夜は泣いている
あの星の輝きは涙の輝き
青い瞳の奥底からあふれて来る
真珠のような涙の輝き
あちらこちらで涙を浮かべた
悲しい少女の星よ
なぜに夜に泣くのか
この静けさの中で息を殺して
 ....
頭痛でも笑ってなごませている
乙女さを兼ね備えた剣
身を切るほど抱いていたい

かなしみ、こんにちは
すべてが、かこになる
おもいでを わらってもいい
すきとおる 君は翠


 ....
 しお きかせてくれ
 なみのまにまに
 うまれた
 しろい
 あわつぶのようなしお

 なつのうみからあがって
 かわいてゆくくろいはだに
 いくつも結晶するしお


 しお  ....
もしも
翼が
あったら

大空
高く
飛んでみたい

もしも
翼が
あったら

鳥のように
自由に
空を飛べたら

どんなに
素敵だろう
どんなに
気持ちがいいだ ....
 
話す声が小さくなっていく、朝
きみは一冊の
ノートになった

軽くなった身体をめくって
話の続きを書く
これからは大切なことも
大切、とは少し違うことも
こうしなければきみに届か ....
冷たいカプセルの中に入って
胎児のポーズで丸くなる

深い空にのぼって ゆく
導かれて

見つめあったひとの顔を
ひとつずつ撫でて


片付くまでもう少し
あなたをのこし ....
2月になるとチョコレート買いづらいからさ
いまのうちに大量に買い溜めておくんだ

ミルクチョコもビターなやつも欲しくなるかもしれないし
抹茶や苺 クリスピータイプも とりあえず買っておこう
 ....
かじかむ理由は
雪ではないね

それは
雪のなかでこそ
探せるものだけれど

雪そのものは
寝ているだけだね



 てぶくろは
 つかのまの嘘だと思う

 夢だとか ....
晴れの日が好きなのです。
太陽の光が降りそそぎ
街がキラキラ輝いて
それだけでなんだか嬉しくなっちゃう。

でも、
好きなのは晴れの日だけど、
雨の日がないと
困ってしまいます。

 ....
押し付けられて
眼裏がオーロラに輝く

ひとを区切ること
それらを憎む
陰口であのひとが嫌いになってしまうじゃないか

穏やかに微笑まれると
まずいなって気がして

こっち向けよと ....
むかし
立ち寄った
店に
今日は
1人で行った

むかし
よく聞いた
懐かしい曲

あなたと
私の
大好きだった
ラブソング

懐かしさが
よみがえる
私の中に
思 ....
             080125




軽いから浮くのだと
信じていた
水の上の小舟
流されてたどり着いた
河口の三角州の街

軽いから飛ぶのだと
シャボン玉を躾けて ....
私は貴方を信じ
ついて行きます。
私の全てをかけて
どんな困難にも耐えます。

だから私だけに
本当の事を話して
人間は弱いもの
人とは二人で支えるもの

どんな屈辱にも
耐えて ....
探していた
おだやかな光を
逢いたかった
カンヴァスを破って

手を、そっと
輪郭のない夜だから
影もなくて
震えを数えていないと
ここがサヨナラになる気がした

風の硝子越しに ....
 いつかのふゆのはじまりの日
 一人 漂うような面持ちの彼女は
 白く塗られた、どこでもない場所に立ち
 満月の空が落ちるのを、待っていた。
      (雪が、
      (降っていたか ....
つめたくてつめたくて、それでも、ひとりで
素直すぎる君 遠くからだけ旗を振ってる
近づけない

つなぎたいつなぎたい、ゆび、解かして
かさねあう心臓 くるしい
しんじられないまま、知らない ....
心の水が
ポトリと落ちる
疲れているのかな
冷や汗かいている

ジャズのベース
バスドラムが
癒してくれる
ハートに響く

バーンアウト症候群に
なろうとも
死力を尽くして
 ....
2ヶ月ぶりに退院したヤツと飲みにいった

とりあえず、おめでとう、と乾杯した
ひさしぶりに元気そうでよかったなと思った



長話。

こないだは、友人たちと鍋をした
男 ....
雪は散りぬる
辺りは静まり返り
ホカロン入れて
外出する

余は誰かと
言う老人
老人はね
心が病んでいるから
優しくしてねと言われる

愛するものの為に
働く
愛するものの ....
ひとひら
白い花びらのように

ひとひら
優しい言葉のように

私の髪に 肩に
静かに舞い降りてくる


思わず手を差し出したら
ひとひら
掌の中 ふわりと落ちた


こ ....
寝たきりの祖母が一週間の大半を
天井を見て過ごすことがかなしい
私の顔も忘れた瞳が
時にきれぎれの記憶を思い出す
その輝きが
新しく覚えることがらを無くしても
ふと寂しさを宿して見える ....
新しい扉を開けると
君がきっと溶けてしまう
かわいくて
すこしいばっているヤツだ

遅めに降った雪を
手のひらに収まるくらい
二つ丸めて
小さいのを重ねて
まーるい炭でボタンをかけよ ....
一円の雪が降った朝
十円のゴミを収集する車が
難しい顔をして通り過ぎる
百二十円のココアを
二千九百円の手袋で包み
三円分のリップクリームを塗った唇に持っていきながら
それを見つめていた
 ....
壁画に眠ったままの物語をいまこそ{ルビ解=と}かそう
子守唄にのせて伝え授けるには今が好機なのだ

塗り重ねられた油絵のように
深みをたたえた一筋の線
その{ルビ一片=いっぺん}にどれだけの ....
間遠に灯るガス燈の火を
ひとつひとつ落としながら
どこまでも
迷い道をたどってきました

鳩色の街に
静かに降り積もる粉雪
きしきしと
水晶が発振する音が聞こえます

いつの日にか ....
天使が舞い降り
手を差し伸べて
微笑んだ
ほら泣かないで

上を見てごらん
鳥が舞っている。
池を見てごらん
魚が泳いでいる。

一人じゃないよ
みんな一緒だよ。
ただ貴方は自 ....
「この先には何があるの?」
「子供はまだ来ちゃだめだよ」
って言われた幼い頃のぼく



今では「まだ来ちゃだめ」って言う役割を与えれ
結局
この先にまだ
何があるのか知らない
あたたかな雪が
時のうろこ 一片と供に
もう一度、もういちど、と
落ちてくる
あなたの冗談は
胸に入ってるカイロのようにふんわりして
窓の中 しゅんしゅん伝う蒸気が
寂しかった空洞に
 ....
あなたは並んでいる
両手をポケットに突っ込んで
似たような後姿に紛れ

我先にと腰掛けた当り台に陣取り
ぎんいろの球を弾く
時間を浪費することへの悦楽と
日常とは隔絶された光と音の饗宴に ....
乱太郎さんの自由詩おすすめリスト(7227)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
簡単に空を空とは呼びたくない- 小原あき自由詩12*08-1-29
夜は泣いている- 未有花自由詩8*08-1-29
翠の剣- 唐草フウ自由詩4*08-1-29
- 水町綜助自由詩8*08-1-28
もしも・・・。- 妖刀紅桜自由詩2*08-1-28
軽い身体- たもつ自由詩2108-1-28
残せたものは呼吸だけ- 唐草フウ自由詩5*08-1-28
2月14日、煮干しの日- 北大路京 ...自由詩13*08-1-27
白い冬- 千波 一 ...自由詩10*08-1-27
人間は自然なのだと思いました。- 夕焼け空自由詩5*08-1-26
ピカレスク- よしおか ...自由詩1*08-1-26
ラブソング- 妖刀紅桜自由詩3*08-1-26
かるいからだ- あおば自由詩2*08-1-25
もしもこれが本当なら- ペポパン ...自由詩5*08-1-25
雪彩画- Rin K自由詩30*08-1-24
「ライン」- 灯和自由詩7*08-1-24
明日のゆび- 唐草フウ自由詩4*08-1-24
- ペポパン ...自由詩5*08-1-24
死んだアイツのことなんて、どうでもいいと思っていた- わら自由詩29*08-1-24
積雪- ペポパン ...自由詩4*08-1-23
ひとひらの雪- 渡 ひろ ...自由詩12*08-1-23
かなしみ- soft_machine自由詩14*08-1-23
雪だるま- 麒麟自由詩4*08-1-23
一円の雪- 小原あき自由詩19*08-1-23
壁画が生んだ子守唄- こうや自由詩1*08-1-23
光の骸(再々改訂版)- ダーザイ ...自由詩1708-1-22
シンボライズ- ペポパン ...自由詩6*08-1-22
夢のくに- Honesty自由詩4*08-1-22
あたたかな雪- 唐草フウ自由詩7*08-1-21
弾かれたひと- 恋月 ぴ ...自由詩13*08-1-21

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