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それは 透明な砂だった
すこし おおきな石は ふたつあわせて叩くと 火花が散った
そんな 透明な砂の上に
あなたの フィンがあった

瑠璃の穴を飛ぶ鳥のように
泳いだ証の あなた ....
海を埋め尽くす無数の海獣
その移動に海はおののき
激しく毛羽立つ

逆巻く海鳥の交尾
海獣の胴震いに振り落とされもせず
雌鳥は厚い皮膚の皺の狭間に産卵する
そして独身ものは空中を埋め尽く ....
無意識に水を求める。
悩んだ末に
求める。
生きる為に

永遠て何
命って何
定義できない
誰も分らない

正直に生きよう
本当の事話し
懸命に生きよう
信じて素直に話す。
 ....
エレキが唸り
ボーカルが雄叫び
ドラムが轟き
ベースが渋い

平和の鐘は鳴り
今世紀の夜明け
時代の幕開け
今聖者が挙る

一人泣き
人生を絶望し
夢を失う。
人生を諦める。 ....
悪巧みをする影で
駆け引きする男女
黒いアイシャドウから
覗くものは見栄と偏見

暗がりから聞こえる
呻き声
ロンドンはどこから来た
アリストテレスの提灯

機動戦士ガリゴンガン
 ....
わたしたちのあいだには
うたが、ながれている。



あ、過去がいきてる、っておもった、しゅんかん、
こどもがくれたCDのなかから
浅井健一の声を聴いたとき

あの日
なにもかもが ....
わたしが死んだら
なるべく生き物がたくさんいるところへ
なるべくそのままの状態で
置いておいてください
土にかえったり
誰かの一部になったりして
わたしはわたしの
いのちを分解したい ....
夏に
瞼を虫にさされたので
片目があきません

いくらか黄色を
強めに帯び始めた
八月のカーブ
片目で町を走れば
遠近感がなくって
前の車も
白線も
ドアーも
濡れたボトルや
 ....
  序―夜を歩く

私がつむぎだした言葉たちは、果たして私を救うのだろうか。暗鬱の底にある私の精神をそれらは果たして白日のもとに連れ出すのであろうか。私は語り出す。ゆるやかに、徹頭徹尾、あざや ....
冷たく懐かれた
幾星霜の旅をさまよってたどり着いた

流れ星の
ふる夜は

君の面影をやさしく
思い出すだろう

この世が無常な
仮の宿りだとしても
僕は永遠に
手紙を書き ....
八月の空ku-
夏の終わりの空ku-
あなたの眼の中に
嘘は見えない

八月の空ku-
夏の終わりの空ku-
夜の雨に濡れた
蜘蛛の巣がほら、
朝の陽を受けて
銀色に ....
きっと
鋭角にはねかえったであろう
熱を
うっかりと飲み込む
お腹に、沈んだ


あらゆる隙間から
姿を変え形を変え向かってくる
じかに目を合わせないように
うつむいたまぶたの
 ....
    
ナイフとフォークで
白い雲を少し切り刻むと
青い空がするりと落ちてきた
傍らに小奇麗な色で衣替えした
収穫の時間を置くと
秋の形が出来上がった

味覚を一つずつ競うように
 ....
秋の予感がする夜に
金色の蛾は
星をなぞってとぶ

さみしげにゆれる
夏草の穂に沿って
古い時間がとむらわれる

月に咲く花
ただ一輪の歌
真空を呼吸して
たましいたちを導く
 ....
扇風機がこわいという。

そのうち夜な夜な
耳元でしつこく「回りながら旋回」したあげく、
冷蔵庫を開けて、
冷えた発泡酒と枝豆で晩酌するという。

しかも冷蔵庫は、
扇風機に少し気があ ....
水の吐息
水のしらべ
ながれにそって
そっとさみしさを
うちあける
きらめいて さざめいて
どこまでも すきとおるほどに
きよらかに ながれゆけ
水のうたごえ
水のはなうた
どこへ ....
 
 
午後八時五十分発の
てんとう虫に乗る
潰さないように気を付けていると
言葉に疲れた兄が一人やってきて
優しい飲み水を差し入れしてくれた
ありがとうございました
そうお礼言う前に ....
…久しぶりに家に帰ってくると
みっちゃんは私のことを忘れたかのようにぷいっと無視した
そして私がいない間エサ係を担当していたお母さんの後をついていく
もちろん水槽の中で、だけど

おい

 ....
確証が欲しい。
手放しの安心感が欲しい。
永遠の愛が欲しい。

もう疲れた
いつも味方をして欲しい。
逆らわないで欲しい。

仕事のみに生きたい。
男の勝手だけど
家事は半分やるか ....
踏切をくぐり
自転車を走らせる。
電車はすぐそこ

多くの人の愛情を受け
育ち、あきれられ
嫌われる。

ボチボチがいい
パーッと華々しくすると
後が苦しくなる。
君は僕の友達
そして理解者
一緒に助ける

君が怒った
僕も怒った
にらめっこ

僕が泣いた
君は喜んだ
癒してくれ
ぼくのより
きみのが多いなぁ
っていう争いは
とても大切

その争いが
大人になっても続くなら
困るけど

争いのための
はんぶんこだと
困るけど





 ....
{画像=110817124651.jpg}


独りぼっちの花へ / 夜の公園にて

孤独な魂には
孤独な所作が必要だ
孤独な笑いと
孤独な涙が
顔を色分けている




 ....
離れている

離れている


離れていることは
また仲良くなりたいから

遠いのか
近いのか

あたしの目線で
追っている

離れてみる
離れてみよ

縁があったら
 ....
エス・ピー・オー・ツー
85・86・85・84・・・

分かっていた
{ルビ他人前=ひとまえ}では我慢してたこと

だけど
私達の前では子供みたいにワガママになって

うん
あなた ....
理由があって
朝まで駅で過ごした
ベンチの下に
甲虫が死んでいた
裏返っていた
始発まで眠り
目を覚ますと
甲虫が裏返ったまま
手足を動かしていた
生きていたのだ
理由 ....
雨は静かに世界を
洗っていった
この僕を清めてくれたかな

罪なんてだれでも
おかしてるのに
だれより自分が許せなくなった
壊れてしまえと願う

だれかが僕の
ために流した涙が雨に ....
ありきたりの日常に頬杖をつく人が 
目玉を丸めて、飛びあがる 
手造りのびっくり箱を 
日々の暮らしに、仕掛けよう 
防風林を挟んで海
時おり見える青があって
暑い暑い夏のまっすぐな道は揺らめいて

あの水たまりみたいなものは何?
たまに見るよね すごく不思議
あれは逃げ水
蜃気楼の一種さ

逃げ水 ....
{引用=   煙は夜通し立ち昇っていたが、朝が来ると流れ
  去っていった。山火事。草木は焦げ、稲穂の色。
  焼死体を、鴉の声が埋葬してゆく。一つ一つ、一
  つ一つ。雪を雪が追う。視 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
瑪瑙の島- るるりら自由詩18+*11-8-20
- 非在の虹自由詩2+*11-8-20
パワラブ- ペポパン ...自由詩4*11-8-19
Let_it_go!- ペポパン ...自由詩4*11-8-19
永遠という名の下に- ペポパン ...自由詩1*11-8-19
メロディライン- はなもと ...自由詩811-8-19
わたしのいのちは天(そら)へはいかない- 小原あき自由詩16+*11-8-19
片目は閉じられ時間は消えて- 水町綜助自由詩411-8-19
言葉のゆくえ——夜のめるへん- 佐々木青自由詩3*11-8-19
憧憬- 梅昆布茶自由詩711-8-19
去りゆく空ku-に- 御笠川マ ...自由詩111-8-18
飲み込む- あ。自由詩6*11-8-18
- 花キリン自由詩10*11-8-18
月に咲く花- あまね自由詩1211-8-18
君よ。- 草野大悟自由詩2*11-8-17
水のいのち- 佐々木青自由詩6+*11-8-17
月夜にカーテンを買って- たもつ自由詩511-8-17
カメのみっちゃん- くろきた自由詩3*11-8-17
イッヒメヒテ- ペポパン ...自由詩4*11-8-17
じわじわチョロチョロ- ペポパン ...自由詩2*11-8-17
君と僕は- ペポパン ...自由詩2*11-8-17
はんぶんこ- 千波 一 ...自由詩5*11-8-17
独りぼっちの花へ_/_夜の公園にて- beebee自由詩18+*11-8-17
離れている- 森の猫自由詩8*11-8-17
共有- subaru★自由詩14+*11-8-17
理由- 小川 葉自由詩611-8-17
雨は静かに- 朧月自由詩311-8-16
箱を置く_- 服部 剛自由詩411-8-16
夏の日に- ささやま ...自由詩8*11-8-16
光へのコラージュ- 草野春心自由詩411-8-16

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