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雨の中に鯉のぼりがいて
彼らは空を飛ぶことしか知らない
だけど、濡れた体を揺らしてみると
遠い昔を思い出したみたいだった
青い空を飛ぶよりも
うんとなめらかに飛んでいた


***
 ....
拍子をとろう
拍手をしよう
夢ははじまる
ギター鳴らし

浜辺で好きと叫び
告白する
友達じゃやだ
恋人じゃないと

から揚げとコーンポタージュを
御馳走してくれた。
一緒にビ ....
青い鳥は疾走する
ひとたび潜水しても その翼は 微塵も濡れず
ふたたび空に現れたとき その飛沫に 虹ができる
その飛翔は光のように速い

わたしはいつも
わたしの心の一番たかいと ....
強く
優しく
滑らかに
側にいる

天使の伝令
鐘をならし
流れ
滞り、又流れ

守ってくれる
楯となり
保護してくれる
優遇される。
音のない世界に堕とされた
何も響かなくて消えてゆく灯火
どこに在るのだろう
私の声
指の間を滑る空気が冷たい

捕まえられない糸が
後ろへ虚空にまみれて
闇の中に筋となって
消えて見 ....
長雨をもたらした群雲の涯にかかる桟橋

漕ぎ出せば容赦無い光の海原

破線の僕の輪郭はより不確かなものとなって

影は灼けたアスファルトに縫いつけられる

光と影は背中合わせの白と黒  ....
ぶらぶらと

行くあてもなく


ぶらぶらと

輝く夜景を眺めながら

なんとなく

ぶらぶら
気付けば夜景の中に


ぽっかりと
穴の開いた心に

街の灯りが染み ....
朝の目覚め
微かな光の束
霧が立ち込める森
虫の声

泉が湧き上がり
空気が気持ちが良い
木々は朝露に濡れ
生き物達が再び蘇る。

年が経つにつれ
人との関係が強くなる
年が経 ....
静かな夜に
とけ込むのは
喉を鳴らして
響く声

追憶の波際で
鳴り響いては
なんとか
つなぎとめている

窓から見上げた空
あの星に
届きそうもない距離を思い
見上げた角度 ....
ふいに
あなたは苦しげな表情

しながらその

裏で

屈託のない笑顔を孵そうとするのだろう



混乱するじゃないか
混濁するじゃないか

感性が
僕の



 ....
手の中の白が震えて
私の涙腺は崩壊した


白の機械に届いた
メッセージ


「ちゃんとみてるよ」って、ありがと。


(慰め)の気持ちが1ミリもない
(何気ない言葉)が何より ....
百年かけて生み出した感情を
書き留めた産声
朝日が煌々と昇ると
夜の影は隠れんぼしてしまった
 
あさ、
 
柔らかな呼吸で暴き出した
感動は、
君のひとみに光を与えるのに
少しで ....
長い間待ち望んでいた瞬間が訪れる
受付の看護士さんに案内され
病院らしい匂いのする待合室の長椅子に
わたしはひとりで腰掛けていた

手術自体はあっと言う間ですから

こころにメスを入れる ....
追い風が吹いて
帰り道

ポケットに手を入れて
どこに帰ろうか

遠くで
口笛が聞こえる

部屋では
猫が待っている
たぶん
窓際に座って
通りを見下ろして

新緑が
 ....
真昼の砂丘では
犬の足跡と鳥の足跡が交差する
風紋が途絶えても
波が伴奏を続けているね
うねっているね

時折、後ろの足跡が
前足の足跡を追い越していく
鳥の足跡が見えなくなる
あの ....
恵みの雨
喜びの雨
家の中で
寛ぎの時

ゆっくりと寝て
テレビをかけて
バイオリンの音
胸に透きとおる

悲しみの涙
苦しみの涙
全ての物が
人徳となる
掴みきれない砂を
別れ際におとした
5月の夜空は
何も知らなすぎる

またね、と約束して
帰ってこなかった人を
悔やむ
その先に空白





・・・
わたしは正しい ....
風がそよいで
夜を駆け出して

どこに行けばいい

あなたのところへは
行けない


もう
引き裂いて
もつれたストーリー

違う物語を
お互い探して

風がそよいで
 ....
 
 
言葉の近くで
酸素を見ています
午後に置き忘れた椅子から
ずり落ちているあれは
靴の始まり
裏側を覗くと
もう誰もいません


+


金歯の中に広がる曇り空を
 ....
流れる風
世の中は晴れ渡り
渡り鳥が舞い降りる
なんだか楽しい

落語は最後に語りを落とす。
何を血迷っているのかKさん。
どんな事をしても
今日の日は過ぎてゆく

体にオイルを差 ....


眼を閉じるとそこは
金木犀の香る秋のベンチで
横には
もう何度も思い出しているから
びりびりの紙のようになってしまった
いつかの君が
黙って座って煙草をすっている
周囲がいやに ....
またもや不意打ちに
なげこまれたアクシデント
水面がざわざわ騒ぎだす
バリケードをはりめぐらせたつもりが
いつもほんの一瞬のスキをついて
とびこんでくる



ズン と重く腹にしずん ....
甘いうっとりする
メロディーを聞く
クーラーの下
ロイヤルミルクティー

宝石の輝き
しゃれた服
楽しい時間
優しい気持

風船プカリ
大笑いの声
花のお話し
葉の深呼吸
 ....
お疲れ様
お仕事ご苦労様です。
夕食の用意ができています。
今食べますか?後ですか?

今日は何かありましたか?
誉められましたか?
叱られましたか?
お客様は喜んでいましたか?

 ....
ベッドの準備ができたから
ぼくねるねるねーるね

テストの結果がかえってきたから
ぼくねるねるねーるね

さんすうとけだし
とろろとかけざん
うつわから だ からわってしろみ そ う  ....
全てが崩れ去ってゆく
全てが悪い方に進む
2回くしゃみをする
燃えて炎となり
消えてゆく

腰を低くしていると
皆が良くしてくれる
頭が低いと話しかけられ
皆が信用してくれる

 ....
感動のない
人生なんて
太陽のない
ソーラーカーの様だ

より多く、より深く
知る事だ
時々魔法をかける
おじさんがいる。

一生懸命
真面目に
平々凡々と
生きる楽しさ
 ....
何の為に生まれて来たんだろう
何の為に生きて行くんだろう
解っている顔をして
一日一日生きていても
時々ふと 解らなくなってしまう…

誰かに出会う為?
幸せになる為?
何かメッセージ ....
そよ風が揺れる
新緑の公園
きらめいて

サッカーに興じる
少年たち

ヘイ!こっち!
ナイス!今の
ヘディングしたんだよ!

そよ風が揺れて
きらめいて

藤棚のベンチに ....
ボトルの内側に貼り付いた
水滴がつるりと滑り 落ちる
そんなあっという間にも僕たちは
死にあい 生まれあっている

細い点の中にある、線を描く息の中にある

骨が飛び出そうなくらいの
 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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