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おめかししてまいりましょう
からす瓜もほんのり色づいて
アザミの花が熱いため息ついたから
あなたに逢いたくなりました


おめかししてまいりましょう
赤いカエデに負けないように
くちび ....
君がくれたものなら 唇に隠しておいた
手紙にするには 言葉が 足りなかった
誰かが逃がした涙 誰のもか僕にはわからない

今日犯した罪も 明日には覚えていないだろう
書き換えのきくルールに  ....
今年のクリスマスは
1人かな2人かな
楽しいクリスマスが
いいな

冗談ばかり言って
おどけて笑う
彼はもう道化師
もう止まらない

ごちそう食べて
酒飲んで
歌って笑って
 ....
しずかに激しく
ひとたちが群れては
やさしいことばをかけて
やさしいことばにすくわれる


ああ、きみの手ぇ、あったかいねぇ

網の目たちがあくしゅを、している
みえないものをわたし ....
ただいま調整中 とん、と
遠くの方で落下音
君は絵本を閉じてゆっくりと立ち
音を探して軽く首を傾げる
小指を栞代わりにする癖は治らないらしい

音の正体を知っているけれど
教えてはあげない
あのお喋り ....
メロウ おまえ ちい先生を見たか
庭の大きな老木に しあわせにしがみついて
羽化をする せむしの 背から
ギラギラとした 出てくるんだ
真っ昼間から 羽化だぜ
メロウ おい メロウ おまえ
 ....
てのひらが
形を覚えている
包み込むと
うまくおさまらないので
足りないのだと気づく

これで消しゴムを買いなさい
少年は言いつけどおり
薄暗い文具屋で
できるだけ沢山の
消しゴム ....
まだひらがなしかよめなかったころ

ちちのうんてんするくるまのなか

さかみちのうえで

たくさんのくるまが

なかよくえがいてた

てーるらんぷのりぼんにあこがれ

ぼくもな ....
柔らかく重なる
雲の色彩は
思う
あなたの
帆走する
今を、未来を

かすかに拓かれる
澄んだみずいろは
呼吸
わたしの
アクアリウム
泡よ、せつなよ

いつのまにか、ふた ....
あの日 小指から力なく垂れ下がった一本の赤い糸
小さくぷつんと切れた音が 本当に聞こえたんだ
小指から伸びた赤い糸は 君と一生結ばれて解けないものだと思っていたのに

そのとき わたしは気づい ....
***


だから
まず

そういう一年だったのだと

あえて
濃いめのカラーで
かざることにします


あとは
ほんのすこしだけ

ぼくを
行方不明にしておきます
 ....
瞬きをする音さえも
聞こえる程の静寂

灯りが 燈された
不眠症の人間の 寝室

あなたは
机に向かい
一心不乱にモノを
書き綴る
その指は文字に塗れ

あたしは
ベッド ....
金は純度が高いと
弱いものです。
鉄は炭素を入れると
強くなります。

鋼はさらに純度が高くなり
不純物が減り
使いやすい鉄となります。
柔軟性が増します。

人はたたかれ
たた ....
図書館の本は
公務員みたいに黙って
読まれる、という役目を
少し怠そうに待っている

田舎の図書館は
どうも品揃えが悪くて
本にも覇気が無い

手に取ってみても
抵抗はしないけれど ....
昨日のゴミ置き場で 
幸せそうに日向ぼっこしていた 
白い便器の蓋が 
今日は無い 

腰を痛めて十日間 
介護の仕事を休んでいたら 

先月の誕生会で 
目尻の皺を下げていた 
 ....
【きがあう】
家の庭に「気が合う」が生えた
そういうこともあるんだなあ
生まれたものは
育てなければならない
私は100円ショップに
ゾウさんじょうろを買いにいく
ミドリにしようか
ピ ....
ファイアー
ファイアー
熱い思いを
燃えたぎらせよ

ネズミの絵を描いたら
それは蛙の足だと
人の心を平気で傷つける
鈍い男!

他の人には優しいのか
ちょっと変わっている。
 ....
不安定な水面のように
流れていくテールランプの赤を
ゆらゆらと滲ませる
十一月の濡れたアスファルト

落ちた花びらが流され
下水道に呑みこまれていく

この都市の中には
すでにどこに ....
はにかんで笑う アノコの
やわらかな心のヒダを斬りきざみ
助けをもとめるノドブエを噛みくだいた


アノコに突き刺した
痛みと悲しみの
鮮烈な返り血を浴びたとたん
それはドス黒くキミに ....
あなたのひとみから
こぼれ落ちた悲しみが
約束された事象の
織り込まれた糸を伝い
ぼくを貫く

海底のような
揺らぎのなかで
ふたりの合わさった痛みは
祝杯をあげるように
胸の水盤 ....
君と私が会うと
言葉を 眼差しを交わすと
りんどう色の深淵が しずかに生まれてゆく
言葉を 眼差しを交わすほどに
それはしずかに 深まってゆく

二人して覗き込む
そのなかば透きとおった ....
そのくちびるから
なまえが
あふれるたび
わたしのひとみは
ちいさく
またたいたあと
もろもろを
こぼすことを
ゆるされる
のです
 
 
うつりこんだ
むらさきいろの
そ ....
***


明日の
天気に
首をかしげたり


紅茶の中で
角砂糖が詠うほわほわと
スプーンを遊ばせたり


そうでした


ぼくは

ぼくをさがさなくてはいけない ....
夕日に泣いた僕
友達の顔を怪我させて
電話ごしに泣いた
大切な友達

君はトランペットを
僕だけに吹いてくれた
君につられて
吹奏楽部に入った。

できない僕を
指揮者の君は
 ....
アルテミスは美しい
心美しく優しい
苦難を乗り越え
大人の味がする

柔軟に対応し
さりげなく気を使う
ロドリゲスはアパッチの
成れの果て

血は血を呼ぶ
肉を食べると闘争心がわ ....
優しい国のふもとでは、
テレビのなかで、パソコンのなかで、
夥しいテントが並べられている。
積み木のような高層ビルの森の透き間を埋めて、
資本家の設計した本土総力戦を生きた、
こころに赤い傷 ....
 泣く
 まずは怖いから泣くのよ
 さあ、泣きなさい
 あんたが泣くとね、世界が回りだすのよ
 地球という生命のひとつの歯車となってカチッとはまって
 全部動き出すんだから
 泣きなさ ....
***


マーブルの世界に
ごめんねを置き去りにした


ちから強く刻まれていた文字を
想い出せずにいる


***
多くの人におべっか使って
多くの人に愛され
多くの人を愛する
又会いたいと言う

時だけがいたずらに
流れ去ってゆく
ボーットする
何のため生きているのだろう

毎日を苦しみ
毎 ....
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