すべてのおすすめ
(1)
掛け声と干物の臭いに押し流されるようにして
昼下がりの賑やかさに身を委ねてみる
所狭しと商品の並んだ店先を覗けば
一見かと値踏みする手練の客あしらいに
思わず半歩後ろへ下がりつつ ....
ドラムのように
時をきざみ
ギターのように
時をかざり
今を歩いてゆく
今を走ってゆく
皆で泳いでゆく
皆で助け合って
血と血の約束
静寂の時
時間をかけ
宝物を取りに行 ....
暇つぶしに読んでいた夫の漫画本に
ヒミツが挟まっていた
それはちょうど主人公が
携帯電話のメールを確認している場面で
お札と同じくらいの紙切れだった
(本当のお札だったら良かったのにな)
....
私あだ名ははロボ子さん
最近おなかおっきくなったよ
何が詰まっているのかな?
このところ足腰が痛いわ
新発売のオイルをさして
私はロボットだよね?
だけどさあ
このおなかに
夢が詰 ....
この大空一杯
何を届けよう
ビール飲んで
焼き鳥食べて
太陽が笑っている
風が泣いている
木の葉がひそひそ
泡がぷかぷか
自然に身をまかせ
寝転がる
冷静な頭脳
温かい気 ....
生暖かい夜に下着も付けずに
シーツの海で溺れる二人
始発の時間とマンションで待つ女の話はタブー
携帯もこちらからは電話しないのがルール
科せられた制約を振りほどくように
シーツ ....
もし貴方を手にしたら
全ての物を投げ出そう
もし貴方を手にしたら
私の全てを捧げよう
もし私を手にしたら
栄光の未来は君のもの
もし私を手にしたら
私を大切にして下さい。
もし ....
1.
すき
きらい
どちらでもない
ひとひらの
花びらを海辺にすてに行く
指先が君を呼びかけていて、長袖を捲ることが
できない
もう知ってるんだ
この先で
海辺の声 ....
どうも顔がムズムズ疼くので
慌てて顔を洗って鏡を見ると
目と鼻と口と眉毛とえくぼが無い
耳も少し消えかけている
顔をごっそり洗い落としてしまったらしい
でも見える
鏡にに映る自分が
....
時は流れ
ぼや〜んと口を開ける
頭は空になる
ゴンがやってくる
愛される
嫌われる
好かれる
嫌われる
花に水をやる
亀に餌をやる
星に眼をやる
体に酒をやる
一日中
夢を見ていた。
一日中
探していた。
東名高速走り
考えていた
人生の目的って何
葛藤が渦巻いていた。
よい思いをしたい
楽しい毎日を過ごしたい。
美味い物が食いた ....
土が枯れ
ヒビが割れ
不毛の土地
神様の涙がでない。
あきれ返って
ものも言えない
怒る気もしない
クーラーの下
汗をかかない
水なんか幾らでもある
やたらと車に乗る
木を切 ....
そっと抱きしめてよ
あんまり強く抱かれると
心がジンジン痛いから
田舎に来た
星空が綺麗だ
何でこんなに違うのか
数が全く違う
私は変わった。
ハンゴウで飯を炊き
魚を焼く
虫たちの声
花火をする
線香花火を〆にして
水をかけ
来年も来 ....
ひとつの温度に
肌全部が包まれる
水の中は
ひとときだけ僕の存在を許し
水の中は
ひとときだけ解放を許し
ひとつの重力に
肌全部が ....
マーブルチョコの飛び石で家まで誘おう
ホワイトチョコを塗ったウエハースの綺麗な外壁
屋根はチョコクッキー
煙突にはコロンを使おう
支える柱はなんと言ってもポッキーだね
時々プリッツやトッポな ....
命の音
低いゆっくりと
脈うつ
安心する
力強い音
こみ上げる思い
恐れ
不安
喜び
望み
恵み
楽しさ
(1)
明日と言う日の訪れを恐れるときがある
気を紛らわすことさえままならず
早々に床についたとしても
考えるのは埒のあかないことばかりで
苦し紛れの寝返りを打てば
人の気も知らず目覚 ....
ドッグフードをなめつくし
ジャーキーを食べつくし
きたる時代の波
ガソリンの高騰
雷がとどろき
雨がどしゃ降りだ
停電し
風が窓を叩く
わたつみが怒り
船をのむ
教会に雷が ....
師匠に誉められた
一門は大切にされる
言葉の大切さを
再確認する
師匠に誉められた
信用してくれている
愛されている
守られている。
師匠に誉められた
仕事の事を話す。
凄 ....
ぜんそく持ちだった
ブラバンに誘って
くれた
いつも一緒だった
楽しかった。
銭のため
缶ビン集めをした
ジュースを買った。
皆でクラッシャージョーを
見に行った。楽しかった ....
080721
空気がくれた
赤ん坊
(優しい目をして
(見つめるから
(つい油断する
(本当のことは
(誰にも言ってはなりません
空気が
足らないから
....
出撃だー!
全体止まれー!
癒しの水
太鼓の音
道化師は滑稽な動きで
笑いを誘い
夜間焚き火をする
酒を飲む
NO MORE WAR!
NO MORE GREED OR HU ....
かなしいからうたをうたった
わたしはなかなかった
だだ きいているきみが わんわんなくものだから
さっきよりかなしくなって
そうだ なくしてしまおう そうおもうのだった
可愛くあろう
顔の笑顔
声の笑顔
NGはしない事
どんなにできなくても
一生懸命努力すれば
助けたくなるもの
諦めないで最期まで
ありがとうと言われたら
又頑張ろうと思う
....
アクセル全開
ゴーゴーゴー
バリバリバリ
フルスピード
自信を持って
ほら貴方は
最高のレーサー
輝ける未来
灼熱地獄の中
炎の中に飛び込んで
渋滞の車の列の中
猛スピー ....
桜んぼの頃
鳥達が騒ぎ
虫達が飛び
自然のクーラー
セミが鳴き
トカゲが笑い
スイカ
カキ氷
木々の安らぎ
打ち水
無心で
和太鼓を叩く
切っておとした
年月がそこには
ねりこまれていて
しみこまれていて
一部が一部じゃなくなる日
わたしから切り離される日
掃かれるだけの、それ
気に入り顔たちを鏡は映し
颯爽と
....
例えば。
茹だるような青が
私たちを押し潰した夏に
もしも、一握りの白があったとして
それは
冬たる物になるだろうか?
アスファルトに溶け ....
あなたのことが知りたい
あなたの手に触れてみたい
あなたに抱かれたい
あなたの
すべてが
私は
欲しいんです
あなたの
すべてが
知りたいんです
恋に
落ちていく私に ....
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