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水はグラスに包まれ
グラスは両手に包まれ
あなたを包むのは誰ですか
水が包むのは、何

泣いているのは
瞳だけ幼い老人
その掌に
日溜まりのような優しいぬくみ
その額にま新しい水を注 ....
月の裏側が見たいと
弟が呟いた
瞳はもう
赤方偏移を繰っているように
白兎を歌って

憧れと諦めをわたしに託して
弟はもう
腐りかけた足で
旅に出ていた

痛々しいほどに頑張りす ....
やっと貴方に会える
我慢をしていた。
雨が降っていても
雲の上では会ってる

いつ結ばれる日が
来るのやら
いつも一緒にいたい
いつも僕の味方

牛飼いとはた織り
毎日仕事をして ....
浴槽に浮かんでいた小さな虫の死体
小さな小さな

わたしが少し波を立てたら
もう沈んで見えなくなった

彼は
どこまでも広がる青空を見ただろうか
暖かな太陽のひかりを浴びただろうか
 ....
さようなら

さようなら、

空を

じっと

眺めている

百千万の兵隊が

降り注いでいる

擦り鉢状のせいめいに

朝が、

手渡されている

擦り潰すの ....
ボケも受け入れて
昼食べてないと
言われれば
まあお茶でもと言い

恥も外聞も捨て
がっぷりよつで
カッコも気にせず
柔軟に対応する

お年寄りの求めるものも
最終的には愛情です ....
今日もまた この店に来る
昔から栄えていた 商店街の一角

日が沈むと 
怪しげな ネオンが点滅して
どこからともなく もれる
男女の笑い声 娼婦のささやき

この店は 不思議
深い ....
雨が地を{ルビ圧=お}し
音はまたたき
山から空へ照り返す


空白の{ルビ主人=あるじ}が
空白を置いて去り
空白は 家になる


雨のための唱があり
夜をしずくの ....
てんとう虫が
はじまりを見ようとしている

いつも黒々として
その目に届く瞬間
昨日の蝶のように青くなる

寂れた車輪の下
命の枝葉いくらでも伸びる

葉を噛んでみると
溢れんば ....
あなたがいってしまった次の朝
庭の隅に赤いバラを植えました
赤いバラの蕾から
黄色いつばめが飛び出します
私はつばめの背中に乗って
雲の向こうへゆくのです


虹はリボンになって
風 ....
そこに夢があるので
ずっと長い上り坂を
がんばって進んでみる
振り返ると
努力という風景が
見えていた

そこに希望があるので
ずっと遠い道のりを
ひたすらと歩いてみる
振り返ると ....
 かがやいてしまう星の名を、
 つなぎ留めたかった
 防波堤



かなえたものは

夜を、
彩ることの、
つづけざまの果て、

失うはずなど無いというのに
のが ....
赤い長靴でスキップして
小鳥の傘をくるくる回して
水溜りでぱしゃぱしゃ遊んだ


憂鬱な空を吹き飛ばすおまじない


空には虹がさして



もやもやした気分は全部
雨雲がさ ....
 
 若い頃の私
 若い人と睦みあった が
 無知だったので
 性欲を昇華する術を持たなかった
 仕方なく、一緒に並んで座り
 土手の風はさやさやと
 耳の中の産毛を撫でながら右 ....
一筋の夢
指で先を足していく
空には届かない
私の背伸びでは届かない
そのまま
ぷつん と途絶えた
音信

首元がさむざむするから
結っていた髪を切った
ただそれだけのこと
今朝 ....
暗い
暗い暗い海の中で
私は浮かんでいる
浮くことも沈むこともない
そのときの私は
長い髪で
白いワンピースを身に纏っている
ゆらゆらと
私は漂い続けている
そのと ....
私は林檎。

林檎は落ちた。

恋に落ちた。



ニュートンさん

私も疑問に思います。

何故

林檎は落ちるのでしょう?



落ちた私は

 ....
しとしとと続く雨
カエルは喜び
鳥は泣く
蒸し暑い

世界中は
ジェットコースター
今日も
インスタントコーヒー

クリスタルガラスに
指文字

カジ取りに迷う
夕方にはカエルと言って
行方不明の父親が現れた
その日仕事から帰ってみれば
珍しく上がりに揃った母親の靴と
並んで見慣れぬ紳士靴
その好い趣味と墨が切れた痛み具合が
父親の物をおいて他 ....
空が暗くなると

あなたが来る暗示

空が明るくなると

あなたが離れる合図



夜は好き

あなたに会えるから

暗いのが好きだから



でも 

あなた ....
「ありがとう」

「いただきます」

「ごちそうさま」

ちゃんと気持ち込めて言う
感謝とか 幸せだとか




「まいど」

「おおきに」

「どこ行かはりますの ....
ジャックは豆の木に登らない
代わりに木の台に座る
そうすると
(地面にいる虫たちに邪魔されない)
らしい


犬らしくないジャックは
だけど、海賊でもない
ただのジャックだった
犬 ....
若草色のかざぐるまに
しがみついていた、あの人が
夕風にさらわれて
私の中を流れてゆきます

水たまりの映す青さの
ほんとうを
確かめるまえに
軽々と飛び越えて
もう
行ってしまっ ....
すきなひとがいる

わたしを、すきでいてくれる

{引用=
   恋愛は共同責任よ

   うまくいくのも失敗するのも 二人の責任だわ

そのとおりだ

自分ひとりだけが、恋焦 ....
?.


眠っているとき
おまえは
ほんとうだから
なあ
なんで
眠っているときだけ
おまえは
本当なのかな







?.


 ....
誰が決めるのか

人生には勝ち組と負け組と

そんなのがあるらしい

私は何組でもいいけど

可愛いおばあちゃんになれたら

それがなによりだなぁって

そう思う今日この頃 ....
また会えるからサヨナラと言った
雪の残る街
いつものように見送った僕を
覚えていますか

赤いコートの裾が揺れ
乾いた風に凛と鳴る
あしたもきっと青空だね
ふたり信じていた
 ....
となりのひとの
新聞
読むでもなく眺めていたら
恋のひやりはっと
って記事が
目に飛び込んできた

おとこのひとに見つめられ
ひやっとして
揺れるわたしに
はっとするってことかな
 ....
夏が揺れている
真っ暗な部屋の中で
一本のロウソクの火だけが
ゆらゆらと静かに
揺れている
ゆらゆら ゆらゆら
揺れている

なぜかこの小さな光は
夏を表している
夏に咲いた人の魂 ....
 
小さなバス停を飼った
小さい割にはよく食べた
それでも店員の言ったとおり
あまり大きくはならなかった
一日に数本小さなバスが停まった
行先はどこでもよかった
夜、明かりを消して床に着 ....
乱太郎さんの自由詩おすすめリスト(7227)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
包まれて- soft_machine自由詩24*07-7-7
月の裏側- 悠詩自由詩18*07-7-7
七夕(スペシャルバージョン)- ペポパン ...自由詩8*07-7-7
小さな- あずみの自由詩1307-7-6
せかいう- 石田 圭 ...自由詩3307-7-6
OH_MY_FRIEND- ペポパン ...自由詩9*07-7-6
この店- アハウ自由詩1007-7-5
夜と雨- 木立 悟自由詩807-7-5
てんとう虫- ロカニク ...自由詩607-7-5
夢色幻想- 石瀬琳々自由詩13*07-7-5
そこに夢があるので- ぽえむ君自由詩9*07-7-5
涙腺- 千波 一 ...自由詩16*07-7-5
雨上がり- まりも自由詩5*07-7-5
まぬがれ- 錯春自由詩3*07-7-5
音信- ku-mi自由詩16*07-7-4
白昼夢- 麻生ゆり自由詩7*07-7-4
林檎- 桜井小春自由詩407-7-4
人生(4)- ペポパン ...自由詩8*07-7-4
夕方にはカエルと言って- soft_machine自由詩10*07-7-4
夜と朝- 森下 流 ...自由詩7*07-7-4
ちゃんと気持ち込めて言う- 北大路京 ...自由詩15*07-7-4
ジャックは豆の木に登らない- 小原あき自由詩14*07-7-4
風待ち- 佐野権太自由詩31*07-7-4
あなたのもとに、帰ってきたよ- 逢坂桜自由詩12*07-7-4
きず- 水在らあ ...自由詩34*07-7-4
クラスマッチ- 優飛自由詩8*07-7-4
雪の残る街_〜季節とココロの裏側で〜- Rin K自由詩27*07-7-3
- 恋月 ぴ ...自由詩28*07-7-3
夏が揺れている- ぽえむ君自由詩8*07-7-3
- たもつ自由詩1307-7-3

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