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{引用= 「いくつかの骨」
お前の
すべすべした手の甲の
化膿した傷口から
いくつかの助詞が突き出ている
それは月夜の骨のように
生々しくも無機質だ
....
この爪を折っても
しぶとく生えてくる
この爪を折っても
歳を取れば 記憶は遥か彼方
この爪に火を点せば
僅かながら この灯りで
道に迷うこともないと口にすれば
痩せ我慢だと隣人は ....
蜜を垂らしたグレンチェックの太股に群がるメタルボディの虫たちは「Ψ」の甲殻に暗い愛を孕んで、野蛮な大顎にまだ温みのあるバニラの薫る【Eggnog】を零したモザイク画の尖塔を咥え、スミレ色の格子のある柄 ....
一人ではない
皆回りにいる
只気付かないだけ
周りを見れないだけ
苦しみを少しだけ
我慢すれば
道は開ける
楽しみは少しだけ先にある。
人を思いながら我慢する
幸せのために我 ....
自分ならではの人生
人にはまねのできない人生
独創的な方法で自分を残す
自分か生きていた証を残す
食うか食われるか
からかわれ、邪険に扱われ
脅され、すかされ
篩にかけられる
....
苦しんでいる時
助けてくれる。
泣いている時
涙を拭いてくれる。
適切なアドバイスを
与えてくれる。
苦しみの縄から
解いてくれる。
楽しいな
愉快だな
人生楽しまなくては ....
水に映る 白いまだら
狼の家族を 追い立てる光
撒かれる水鳥の骨より白く
昼の月に背を向ける
昼の月に 背を向ける
1
薔薇の棘に
誘われて秘密のところへ
行くのだ
死は疎ましいが
痛みはとくとくと滲む
何故だろう、胸もとどろく
恋も仕組みも知らない
しかし脳は準備していた
麻薬と混同と効 ....
死んでしまいたい
何回思った事か
侮辱を受け
絶望を抱く
生物は生きることが
宿命だとわかった。
生きる事を諦めてはいけない
自分で死んではいけない。
人間必要だから生きている ....
天国はすぐそこにある。
慌てるな!
平安はすぐそこにある。
少し待て!
不甲斐ない人生を
憐れみて
消えてしまった夢の数だけ
天国で実現できる。
美しい自然
美味しい食べ物
....
何を信じて
何を信じないか
一度だけの人生
悔いのない様に
自分ならではの人生
自分にしかできない事
自分を信じて生きてゆく
最後に決めるのは自分だ
夢を諦める事は誰にでもでき ....
神秘のヴェールを失った
月は一個の衛星
人類にとって偉大な一歩は
月を地面に引きずり下ろした
足跡をつけられ 征服ずみの旗を立てられ
凌辱されたかつての女神は
いまでは早い者勝ち
勝手に ....
私は殺されたい
あなたのこの尊い気配の
寿命がいつか果てるのを
恐々としながら
夜を明かすくらいなら
何もかもやがて衰え
劣化しながら滅んでゆくのが
私にはくるおしい
命が、
風 ....
ピースが一つ足りない、と
夜がそれを探しに向かう
朝になるとぼくは、拾ったピースを手にしたまま
夜が戻るのを待っている
*
空の遊水地で、きみが武器 ....
白々と冷えたゆびの先で
あかりを数えていた
ひとつ、ふたつ、みっつ
或いは
いちまい、にまい、さんまい
それとも
いってき、にてき、さんてき
夜の透明度が増していく
音 ....
みあげた月は
挑むように赤くて
大きいその存在は
私を押さえつける
平等なんてありはしないよ
空気よめない
私はからまわり からから
風もふく
あの月がだれかの瞳で
みは ....
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からっぽな心 / 一日の始まりに駅のホームで
からっぽな心は何で量ればいいのか
朝日 ....
似た人
意識しあう二人
見つめあう二人
無駄な時間が
規則正しく
過去に変わってゆく
というのも、
電子レンジで温める様を見つめても
眼球が爆発しないだとか
鼻水をすすった ....
穴のあいたバケツみたい?
そんなバケツみたことない
ありもしないもの
あるように語る
雨がふったら痛くなる
この心の原因なんですか?
ありもしない
傷がぐずぐずいう
だれかが憎 ....
ガムは
包んで
屑篭へ
煙草は
消して
灰皿へ
服は
畳んで
押入れへ
さて
この感傷
何処へやろ
飲み込んで
腹の中に?
揉み消して
道の端 ....
わたしだって一生懸命走っているのに
なんか自分だけ後ろへひっぱられてる感覚に囚われてしまって
一緒に走ろうねって誓った友達の背中が
だんだんと小さく小さくなってゆく
※
はじ ....
逆立ちしてみれば
総てが180度 別世界であります
たった一人 逆さまな様は
見ず知らずの者から見れば 滑稽であります
この視線で眺めれば
ぞんざいな気の流れが
清浄な気の流れに見 ....
好きやってんでと、うつむくわたし
知ってたよと、うそぶくあなた
きらめくネオンの街で、さようなら、さようなら、
電車でブラリ
名前はラブリ
目線にクラリ
朝食はエブリ
信じる事を諦めないで
愛は勝つきっと勝つ
辛い時を耐え忍べ
良い事あるさ
弱くなると
心を閉ざす
強くなると
....
俺は飲んだくれの
酔っ払い
ジョッキ片手に
冷たいのを一気に飲干す
文句アッカー!
俺はハッカー!
煩いオッカー!
強いサッカー!
何が何だか分らない。
酔っ払いは何をするか ....
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今更ながらに想うのだが
もう一度自分を
バラバラに分解して
細かいパーツの
ひとつひとつに分け
そのひとつひとつを
見分け分類 ....
特攻隊は
わが身の命を
顧みず
家族の為に死んでゆく
何を思い
死んでゆくのだろう。
恋人を妻を子供を思い
飛んでゆく
見ず知らずの人の
命を奪い
反抗する事を許されず
....
この世は収束しない。
この世は発散する。
ハルマゲドンは来る。
この世は崩壊する。
最後に世の中が
結束して欲しかったが
無理なようだ
皆バラバラだ!
皆が幸せになって欲しかっ ....
正直に話せば
許せない!
と言ってくる
自分ができないから
何にも話せなくなる。
心を閉じる
関係がなくなってしまう。
胸を痛める
女性のレベルが低い
皆頭が悪い
人に流さ ....
呼吸のように身近に
乱れた髪を解きながら
尽きることのない
このたわいもない言葉との戯れ
細い声で囁き
地上を埋め尽くすさんばかりに
尽きることのない
このたわいもない言葉との戯れ
....
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