すべてのおすすめ
梅雨のぬるい日日
あたまが豆腐になっている
天気予報が世間並みに外れたので
好天のそとに出てみた

道を歩いていてさて
右に曲がるか左に曲がるか
人生はまるでロシアンルーレット
きょう ....
ある日クローゼットを開けると
床の上に散らばったネクタイの塊が
視界に飛び込んできた
どうしたものか…?と一瞬迷ったが、
とりあえずそのまま扉を閉めた

数日経って再びクローゼットを開ける ....
雨音さやかに静かなゆうべ
壁の時計の秒針だけが
雨と呼応しあしたをみてる
そんな静かなひとりのゆうべ

予定の書けない理由も捨てた
埃かぶった半年分が
国の決まりで宣告されて
終わった ....
きのうのうちに切り取っておけばよかった空が
手遅れで

防水加工じゃないんだ
雨除けフードならあるけれど

もっと気楽に撮りたい気分の日日が
続いているよ、そういうこと


(もう ....
梅雨に入ってやっと国が心に添ってきた
木の葉にも花花にもしずくが
わたしの心と同じように
窓ガラスにもほら

頬に伝うのはこれは雨
なみだじゃないよとやっと言える
空のあなたにいまこそ笑 ....
 そよいでみるか

 みどりのさくら

 みじかいはるに

 もやしてみるか

 みえないものの

 たゆたうながれ

 みえるようにと

 そよいでみるか

 そ ....
ゆくすえは
どこまで見まもることが
できるのだろう

吃音のことで
それほど悩んでいたなんて
知らなかったけれど
親は子の悩みを
まるごと肩代わりすることはできないし
してあげたいけ ....
悔い残さなきゃあかんやろ 誰も ほどかなかった

包んでいる紙は しわができて
セロハンテープも 古くなり
リボンも 色をなくし

誰も ほどかれなかった

空にも風にも 雨にも土にも
できない事

今日 ....
私は孤独を愛する
静けさに 怯えながら

私は世界を愛する
この手で 汚しながら

私は自分を愛する
鏡に 閉じ込めながら

私は友を愛する
その富を 妬みながら
 ....
宇宙人みたいな顔のやつがTVに出ている
どのチャンネルに変えても、
出てくるのは宇宙人みたいな顔のやつばかりだ

そして久しぶりに街に出ると、
高級ファッションで身を固めた
超ド派手な宇宙 ....
太陽が沈んだら

星が煌めくでしょう…

君の一番の夢が

消え失せても

違う光が見えるかも…



君の太陽は本当に

太陽だったの

 ....
満六年から十日が経った
書き始めた頃あなたはまだいた
くれた言葉を覚えてる
詩は説明してはいけない

書き始めてから満六年過ぎ
ほどほどからは遠のいて
手足をすっかり突っ込みすぎて
も ....
泣いてしまうほどのこの孤独の起点は
いつの頃のもの
のこされるということは
その後を一人で視るということだった

あなたもあの仔ももう
写真のなかでしか笑わない
音声の無い
笑顔、笑顔 ....
最後ですから百本を
断られて三十本
あなたを送る白薔薇たちは
一週間後に燃えました

木箱のなかのあなたには
みえましたか
ちゃんと香りましたか
それとも

壺の入ったさらにまた木 ....
この幼い文字には記憶がある
漢字を覚えられない少年はそれだけで言葉を文字にする事が許されず
間違いばかりを指さされては 心を深く胸に隠すしかなかった


開け放なたれた部屋の小窓

文字 ....
生きるが嫌になった時
読んでともらった本がある
古い栞がはさんであって
わたしに宛ててと書いてある

最後のページをみてみると
古書店の判が押してあり
初版の時代にふと気がつけば
わた ....
陽が落ちて分針がぐるぐると何回もまわって
やっと眠ることが出来る
いまわたしはその時間を待っている
意識の死ぬ時間を待っている

癌の再発を繰り返して最後にはすっかりと憔悴して
父は死んだ ....
きのう爪を切った
生きていることを感じながら丁寧に切った
今朝、前髪が目にうるさい
しっかりと目覚めてから切ろうかなと思う

1ミリか2ミリで全然違ってくることは知っている
前髪を切ったら ....
 トキエは泣いている。薄暗い納戸の奥の、
紅い鏡掛を開いた鏡台の前に座り、泣きなが
ら化粧をしている。「おかあちゃん」幼い私
はトキエに纏わり付いて、その名を呼び続け
ている。戸外から蜜柑 ....
かつて僕は七つの海を知っていた
もちろんエーゲ海や神々でさえ

風は僕の味方僕は自由に世界中の港に停泊したものだ
もちろん君たちのジパングも遠い昔訪れたさ

僕にはエンジンというものはない ....
ため息ばかりが出る
思いどおりにゆかないから
当り散らしたくなる
思いどおりにできないことたちに

ナンセンスはわかっている
自分よりも大きな岩は動かせない
自分よりも小さな岩だって
 ....
ブラッシングをする
髪の一本一本が深呼吸する
鋏を入れられても黙っている彼らに
たずねてみたい痛くはないのかと

スリーパーをワンピースに替え
点きっぱなしの常夜灯に気がつき消す
コーヒ ....
かなしいような夜が明け
せつないような曇り空
これからはじまる一日は
わたしに意気地を呼ぶだろか

たったひとりの夜が明け
たったひとりの曇り空
オーガンジーのカーテンは
きょうもわた ....
絶対的な漆黒に支配されながら
もう消えてしまいたい、と
泣き続けた夜
だけどそんな闇でさえ 
萎え始める瞬間がある
私の意志とは関係なく
朝は必ずやって来るのだから―
地球が営みを辞めな ....
【緑の風】

一輪車に乗った子供が
緑の風をうけてゆく

不安定なのに
軽快に

不安定だからこそ
愉快に

たったひとつの輪さえ
あればいい


【蕗によせて】

 ....
湖畔に今宵を生きる
恋人たちがみているのは
わたしがいまみているのと
おんなじお月さま

大道具小道具そして
舞台も違うのにこれは
なんて神秘なことだろう

きょうの夕焼けがあった空 ....
立ち去ったなかの死別のひとは
かなしみばかりを連れては来ない
思い出しては泣くことも
確かにそれは多いけれども

立ち去ったなかの死別のねこは
かなしみばかりを連れては来ない
思い出して ....
痛みとふいの外傷と栄養失調とで
すっかりまいっているわたしの許へ
毎日電話をかけて来てくれるひとがいる
一人は週休制だけれど

きょうももうすぐ来るはずだ
先生からの要請で見守ってくれてい ....
朝露に濡れた草原を君と散策する大好きな時間は
僕の全細胞が君の存在を希求しているって感じるのさ
ブナの森は大地にしっかりと根づいて空に伸び上がっていてそして悠久を湛えているんだ
朝靄が僕らの ....
乱太郎さんの自由詩おすすめリスト(7227)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空がついてくる- もっぷ自由詩413-6-1
クローゼットに潜む魔- 夏美かを ...自由詩25*13-5-31
雨音さやかに/無題連鎖- もっぷ自由詩313-5-31
物語の断片- もっぷ自由詩113-5-30
わたしの雨傘には- もっぷ自由詩513-5-30
素粒詩骨詩- ただのみ ...自由詩15*13-5-29
ゆくすえ- そらの珊 ...自由詩21*13-5-29
悔い残さなきゃあかんやろ- 北大路京 ...自由詩313-5-29
踏む- 砂木自由詩10*13-5-29
How_To_Love- まーつん自由詩10*13-5-28
宇宙人みたいな顔のやつ- atsuchan69自由詩12*13-5-28
太陽と星- 多紀自由詩16*13-5-26
2013.05.25.- もっぷ自由詩413-5-25
足りないもの- もっぷ自由詩113-5-25
三十本- もっぷ自由詩413-5-25
ノート- ぎへいじ自由詩18*13-5-25
いま- もっぷ自由詩513-5-24
SOSの代わりに- もっぷ自由詩313-5-24
爪を切る- もっぷ自由詩913-5-24
記憶- 壮佑自由詩25*13-5-23
沈没船の独り言- 梅昆布茶自由詩1013-5-23
たとえばツリーを壊すこと- もっぷ自由詩513-5-23
- もっぷ自由詩313-5-23
- もっぷ自由詩613-5-23
食欲- 夏美かを ...自由詩24*13-5-23
【緑化帯】_詩人サークル「群青」五月のお題「緑」から- そらの珊 ...自由詩26*13-5-21
いそうろう- もっぷ自由詩313-5-20
- もっぷ自由詩513-5-20
いつも存在を- もっぷ自由詩513-5-20
草原の輝き- 梅昆布茶自由詩413-5-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241