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ぼきっ
骨ばったゆびの折れるおと

まるで、マリオネットのよう
一人では立てない私を君は何故慈しむの?


『早く治るように』


そういって塗ってくれた薬は
今でも確かな熱を保 ....
She lives uptown.
I live downtown.
She is slender.
I'm fat

She is Japanese.
But I'm American. ....
先ほどまであった
小さな鼓動は
もう
どこにもない



麻酔が醒めかけ
意識が朦朧とするなか

今は亡き祖父が隣にいて

「最近の病院はどうもようわからんが、まぁ、間に合った ....
選ぶ人生ではなく
与えられた人生
人生を楽しむ
常に喜ぶ

主に感謝
主に賛美
その日を懸命に生きよう

誰も憎まず
誰も妬まず
誰をも愛す
広い心
本当のかなしみを知るひとは
かなしみのあり様をあれこれと邪推せず
涙で濡れた手のひらにあたたかな眼差しを重ねてくれる



本当のかなしみを知るひとは
ひとの過ちをあれこれと論ったりせず ....
猿ぐつわを噛まされた
裸の青白い男が椅子に坐っているので
私はどういうわけか
ふるさとを思い出さずには
いられない

椅子の背に両手を縛りつけられ
陶器のようにつるりとした太ももに
一 ....
公園でタバコをくゆらせていると

大胆不敵な白いヤツがやってくる

ニャンと甘えた声で



*平成22年3月 詩集「十二色入り」より
 眠らないバスにのった
 眠れないぼくは
 あの野性化した雲といっしょに
 あかるい夏の海辺をどこへむかっていたのだろう


 写真でみただけの
 マリアナ諸島の鮮やかなブル ....
ひとめぼれをして買ったお護り代わりのパレッタが
一年程見当たらなかった
こどものゴムや100円ショップのクリップで間に合わせていたけれど
落ち着かないので 誕生日の自分へのお祝いに
昨日 新し ....
君の唇から放たれた輪を
君の目の前で潜ろう
君がまんまるの目で俺の目を見てくれたなら
ほほえみ弾けさせて応えよう
漂うホンダワラのブーケを投げたら
君は受け取ってくれる?
君がホンダワラの ....
バケツをひっくり返したようなって言われても
ピンとくるわけじない

ひところ軒先で騒がしかったツバメの巣はいつの間にやら静かになっていて
育ち盛りと餌を催促してた雛たちは
ハーメルンの笛の音 ....
 こどくにはつよいはずだった
 ぼくが
 ふあんにたいして
 ふあんていにたいして
 こんなにもぜいじゃくでむぼうびであったなんて
 おもいもしなかった

 ふいのかぜがふい ....
  川に流れる。
  水が流れる。
  石ころが
  魚たちが
  鴨が流れる。



  川に流れる。
  夕焼けが流れる。
  燃えるような
  色の群れが
  と ....
自分の
決めたことを
やり通すのに
実行に移すのに
正しいことなのか
正しいことじゃないのか
私は
時々
考えます

社会のルール
今は本当に
役に立っているのか
どうなのか ....
鏡を見ていると
もうひとり
自分がいるような
そんな感じもする

鏡に
うっっている
自分が
本当の
そのままの自分なのかなぁ

少し
びっくりすることもある

もしかした ....
私の大切なもの
人の心です
私が
宝にしたいもの
ほんの
ささやかなものと言うのなら
人や
自分を思う気持ちです

優しい人の
笑顔と
暖かいメッセージ
他者とのかかわりから
 ....
流れ流れて
川を下り
行き着いた場所は
滝つぼ

抜け出す事は
容易で無い。
苦しみを乗り越えて
耐える

盆踊りを
垣間見て
いつか踊ってみたい
落ち葉はまた旅に出ます。
     若)まろがふたり でそろった!
     いまからね、バチバチッと
     かっこいいとこ見せあうからね
     その間に 逃げるんだよ

     面白そうだからって見ていて ....
街は涙であふれかえり

あんたはもらい泣き

あんたには、あたいの涙、まだもったいない
自分をコケにして笑う
自分をさげすむ
自分をさらけ出す。
自分を下僕という。

自分に自信がある。
皆同じ命と言う自負がある。
自分の仕事を全うする。
一人コツコツ勉強をする。

 ....
この
腹の底から
溢れ出る
涙は

私の涙でもあり
君の涙でもあるのだろう

サヨナラの時は
刻一刻と
近づき

そんな
酷い
答えしか出せない
この母体を
子宮を
 ....
ダイエット目的にはじめたジョギングだったはずなのに
夢はホノルルマラソンなんて張り切っている

フルマラソンって42.195kmも走るんだよね

あの子の精神構造ってどうなっているんだろう
 ....
 その身を削いでゆく
 どこまでも
 いつまでも
 と、いうわけにはいかないのだ
 だれであっても
 どんなひとであっても

 あげくの果て
 使いものにならなくなった
 ....
チェロが重低音を響かせる中
正座した理屈が
墨を含んだ筆をとり
大きな美濃紙の中央に
ごつごつとした岩山を

描く



モノトーンの岩山は
山肌の陰影だけ 浮き上がり
山の際 ....
悲しき道化師の夢を見た

がらんどうに流れる残響
琥珀色の朝日

笑顔の仮面は外れることなく
重い鎧をつけたまま

笑いながら、泣いていた
笑いながら、怒っていた
笑いながら、哀れ ....
君は
どうして
ここに来たの?

もう

君を
抱き締めて
あげることなど

私には
できないというのに


毎日

毎日

手を
伸ばしたくなる

この手で ....
切れるのではと、怯えるより

切れたら、繕えばいいと

わたしは、そのつもりだ
 修辞に位置付けられるきざはしの出現はいみじくも重なり合う因果であるが、
 しかし私たちの生活を根底から揺るがすほどのナルシシズムを包含しているわけではなく、
 ただ、
 夕映えから派生する杞憂 ....
あたしは 
しがないサラリーマン家庭の
家族

毎日の献立に数円の違いを見出し
家計を切り詰め 朗読に当てる

でも楽しい 自由だからココロは

出あったのは ひとりの人間としてのキ ....
雨を欲する街が
コンクリートのサバンナだとしたら
ぼくは群れからはがれた
いっぴきのガゼルになって
待ち伏せていた風に食われる


舐めてもいいよ、と
赤い花々のうつわがひらき
惹か ....
乱太郎さんの自由詩おすすめリスト(7239)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
眠れる森- 三奈自由詩810-7-31
She_takes_a_beauty_naturally.- ペポパン ...自由詩6*10-7-30
サヨナラまめちゃん- こころゆ ...自由詩3*10-7-27
選べない- ペポパン ...自由詩5*10-7-27
本当のかなしみを知るひと- 恋月 ぴ ...自由詩42+*10-7-26
猿ぐつわの男- 豊島ケイ ...自由詩15+*10-7-25
ニャンコ色- 殿上 童自由詩10*10-7-23
うつつと夢の間を縫うバスに乗って- 石川敬大自由詩1910-7-22
imac(イマック)- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-7-21
Delphinus_delphis- 黒い翼自由詩4*10-7-19
野良猫のうた- 恋月 ぴ ...自由詩18+*10-7-19
木の葉のふあん- 石川敬大自由詩610-7-19
川に流れる- 草野春心自由詩410-7-19
正しいのか?正しくないのか?- そよ風さ ...自由詩4*10-7-18
鏡を見ていると- そよ風さ ...自由詩2*10-7-18
宝物- そよ風さ ...自由詩4*10-7-18
清流- ペポパン ...自由詩7*10-7-17
まろまろ- 鵜飼千代 ...自由詩10*10-7-16
あたいの涙- 殿上 童自由詩6*10-7-15
ゆうやけのひと時- ペポパン ...自由詩6*10-7-14
- こころゆ ...自由詩3*10-7-14
道なひと- 恋月 ぴ ...自由詩21+*10-7-12
おじさんはガンジス河のひと粒として- 石川敬大自由詩1710-7-12
自尊心- ……とあ ...自由詩10*10-7-11
クラウン- 三奈自由詩710-7-11
小さな光- こころゆ ...自由詩310-7-11
わたしたちの糸- 殿上 童自由詩11*10-7-10
散在しつづけるきざはし- 豊島ケイ ...自由詩7*10-7-10
どこにもいかない- 森の猫自由詩6*10-7-10
ネイチャー・小暑- 橘あまね自由詩1010-7-9

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